ビールと血糖値に関する以下のyahooニュースがありました。
ビールで血糖値は上がらない?ウワサの真相を調べてみた

要は、これまでビールは「血糖値を上げる炭水化物(糖質)を多く含む」と言われていたけど、

最近、ウワサとして「ビールには人間が利用できる炭水化物がほとんど含まれておらず、飲んで

も血糖値が上がらない」ということが伝わってきたというのです。

でも、この話の前半・後半とも、私はあまり聞いたことないですね。

 

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はっきりしていることは、清酒とビールをそれぞれ同じ容量(mL)を飲んだとすれば、清酒の

方が明らかに多量のカロリーを含んでいるということです。

つまり、清酒の方が糖尿病にはよくないです。

清酒は飲んでも甘いから糖分は含んでいるし、アルコールの含有量もおよそ15%。

一方、ビールのアルコールは約5%で、甘くないですよね。

主成分のアルコール(エタノール)は、体内で次のように消化され、体のエネルギーになります。

エタノール(C2H5-OH)→アセトアルデヒド(CH3-CHO)→

→酢酸(CH3-COOH)→二酸化炭素と水

このように、最終的には二酸化炭素と水になって、体外に排出されます。

ちなみに、口から入ったアルコール(エタノール)は胃から約20%、小腸から約80%が吸収さ

れ、吸収されたアルコールの大部分が肝臓で分解されます。

で、上述したように肝臓で、エタノールはアセトアルデヒドを経て酢酸まで分解されます。

この酢酸が血液によって全身をめぐり、筋肉や脂肪組織などで水と二酸化炭素に分解されて体外

に排出されます。

一方、吸収したエタノールの2~10%が分解されずに、そのままのかたちで呼気、尿、汗として

排泄されます。

したがって、深酒した朝の独特の尿の臭いには、このエタノールの臭いもありますが、アセトア

ルデヒドの独特の臭いの方が強いです。

ところで、アルコールという言い方はアルコール類の総称で、飲めるアルコールはエタノールだ

けです。

同じアルコール類ですが、メタノール(工業用アルコール、燃料用アルコール)を飲んでしま

うと失明したり、死にいたることもあります。

さて、ビールには、本当に糖質が含まれていないのでしょうか。

まず、炭水化物という物質はどういうものかと言うと、成分原子がC、H、Oだけでできている

物質で、HとOを水(H2O)の形で表記できる仲間です。

例えば、ブドウ糖C6H12O6は、C6(H2O)6と表記できるし、

砂糖の成分のショ糖C12H22O11は、C12(H2O)11と表記できます。

ですので、C(炭素)と水(H2O)でできている物質ということで、

炭水化物と呼ばれています。

ビールの成分表を見ると、(100ml当たり)

アサヒスーパードライの糖質3.0g、食物繊維 0g

アサヒスーパードライ ドライブラックの糖質3.1g、食物繊維 0~0.3g

ということで、他のアサヒビールの銘柄も調べましたが、糖質が0というのはありませんでし

た。

 

ですので、糖質が含まれている以上、飲めば血糖値は上がります。

なお、糖質というのは、炭水化物の中で、人間が消化してエネルギーにすることができるもの

です。

一方、食物繊維というのは、植物細胞の細胞壁のセルロース(炭水化物の仲間)のことで、人間消化できません。

なので食物繊維は食べても、ブドウ糖に分解されませんので、血糖値は上がりません。

yahooニュース 市川衛 | 医療ジャーナリスト 12/25(日) 8:00

ビールで血糖値は上がらない?ウワサの真相を調べてみた

忘年会シーズン、ビールを飲む機会が増えると気になるのが「血糖値」。「ビールは血糖値を上げる炭水化物(糖質)を多く含む」と言われていますので、血糖値のことを考えると控えたほうが良い気がします。

ところが最近、驚きのウワサを聞きました。なんとビールには人間が利用できる炭水化物がほとんど含まれておらず、飲んでも血糖値が上がらないというのです。

ビールを飲むと血糖値が上がるからこそ、炭水化物(糖質)を減らしたビールが人気だったり、代わりにハイボールを頼む人が増えたりしているのに、一体どういうこと??

その真相を調べてみると…。確かに、ウワサを裏付けるデータがあることがわかりました。でも良く良く調べてみると、「ビールで血糖値は上がらない」とまでは断言できないという、なんとも中途半端な結論になってしまいました…。

ただ今回調べた最新の知見は、個人的にとても興味深いものでしたので、共有できればと思いました。よかったらお時間ある時に、お読みくださいませ。

ビールには、人間が利用できる炭水化物は含まれていない?
調べたのは、文部科学省が出している「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」です。書籍として販売されていますが、文科省のホームページ「食品成分データベース」でもデータが公開されています。

さっそく検索欄に「ビール」と入れて調べてみます。すると、例えば一般的なビールである「ビール(淡色)」の場合、およそ100mlあたり3.1gの炭水化物が含まれることが分かりました。ちなみにウイスキーなどの蒸留酒では、炭水化物量は「ゼロ」です。やっぱりビール、炭水化物多いじゃん…。

と、結果画面を良く見ると「炭水化物(利用可能炭水化物、糖アルコール)」と書かれたボタンがあることがわかりました。利用可能炭水化物とは何だろう?と思いつつそこをクリックすると、別の画面が表示されました。

そもそも「炭水化物」って言葉は良く聞きますが、どんなものを指すのでしょうか?

炭水化物として有名なものに、「でんぷん」があります。お米やパンには、でんぷんが多く含まれていると聞きますよね。

でんぷんは、ブドウ糖(単糖)がたくさんつながって出来ています。私たちがお米を食べると、含まれるでんぷんが消化酵素によって分解され、ブドウ糖になって体内に吸収され、エネルギーとして利用されます。

この、体内を流れるブドウ糖の量が「血糖値」です。なるほど、だからお米やパンを食べると、血糖値が上がるわけか…。

 

・・・・(略)

 

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