「ヒアリ」とは、蟻です。

漢字で書くと「火蟻」で、日本人にはわかりやすいですね。(英語:fire ant)

本日のテレビニュースで、「日本で初めてヒアリが見つかった」と聞いた時には、すぐには昆

虫の蟻をイメージできませんでした。

強毒「ヒアリ」兵庫・尼崎市で国内初の発見

日本テレビ系(NNN) 6/14(水) 12:45配信

 強い毒を持ち、刺された人がショック死した例もある外来種のアリ「ヒアリ」が国内で初めて見つかった。

環境省によると先月26日、兵庫県尼崎市で、貨物船のコンテナの中で強い毒を持つ「ヒアリ」が大量に繁殖しているのが発見された。国内で見つかったのは初めて。ヒアリは南米原産で体長が2.5ミリから6ミリ、強い毒を持ち、海外では刺された人がショック死した例もあるという。

コンテナは中国・広東省からのものでヒアリは消毒処分されたが、周辺地域に侵入した可能性もあり、環境省はコンテナが一時留め置かれた地点に、捕獲用「わな」を設置し注意を呼びかけている。

 

 

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ヒアリとアナフィラキシーショック

ヒアリは「世界の侵略的外来種ワースト100」に入っている生態系や人間への影響が大きい生物

です。

このヒアリに噛まれると、「アナフィラキシーショック」を起こして死ぬこともあるそうで、

成虫や卵が、積み荷の中で大量に見つかったということですから、一大事です。

「アナフィラキシー」とは

食物アレルギーで起こる症状の中で最も重症なものがアナフィラキシーです。アレルギーの症状には皮膚や粘膜系、呼吸器系、循環器系、消化器系、神経系の症状があり、それぞれの臓器では軽いものから重いものまで様々な症状があります(*表)。
anafirakishi
アナフィラキシーとはこれらのうちで2つ以上の重い症状が同時に起こったものを指します。たとえば全身のじんましんとぜん鳴が起こったときや、繰り返し吐いて同時に動悸がするときなどがアナフィラキシーにあたります。さらに血圧が下がって、意識がもうろうとした症状もみられたときはアナフィラキシーショックといって、起こったらできるだけ早く適切な処置や治療をしないと生命に危険が生じます。アナフィラキシーショックのことを単に「アナフィラキシー」と省略して呼ぶこともあります。

(中略)

食べ物以外にも蜂、ラテックス(天然ゴム)、薬のアレルギーや運動などが原因となることもあります。特に運動の場合には「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」といって、特定の食物を食べてから運動をした時にだけアナフィラキシーが起こる方もいます。この場合は食べただけや運動しただけでは症状がないので、最初にアナフィラキシーを起こして初めて食物アレルギーに気づかれることがほとんどです。 〈出典:アレルギー支援ネットワーク

ヒアリ

原産地は南部アフリカです。

英名をFire ant(ファイアーアント)と称するが、この名で呼ばれる種には中米産種もあるので、特に本種を指す場合はRIFA(Red Imported Fire Ant)と称する。リストにある他の熱帯産アリに習性を同じくするが、本種はアルカロイド系の毒液を仕込んだ毒針を有しており、これで相手を刺すので被害が大きい。アメリカ南部、フィリピン、台湾、中国南部に定着している。〈出典:Wikipedia〉

Fire ants02.jpg

 

ヒアリ〈出典:国立環境研究所〉

基本情報
和名 ヒアリ ヒアリ
分類群 ハチ目 スズメバチ上科 アリ科
(Formicidae, Vespoidea, Hymenoptera)
学名 Solenopsis invicta
英名等 Red imported fire ant, RIFA
自然分布 南米
形態 ワーカーは多型で,体長2.5mm~6mm.体色は赤褐色,腹部が暗色.日本には同属の在来種トフシアリが生息する.
生息環境 草地など比較的開けた環境.
温度選好性:亜熱帯~暖温帯
繁殖生態 繁殖期:有翅虫は通年みられるが特に春・夏に多い.結婚飛行は春から晩秋まで行われる.
産仔数:約30~70個.
生態的特性 コロニーの社会的な構造は,主にGp-9遺伝子の対立遺伝子によって決定される.働きアリがB対立遺伝子をもつコロニーは一匹の女王アリからなるが,b対立遺伝子をもつコロニーは数匹の女王アリをもつ.マウンド状のアリ塚をつくる.3年で高さ約30cm,直径約60cmに達する.通常60~100m2のなわばりを持つ.
食性:雑食性.節足動物,トカゲなどの小型脊椎動物,甘露,樹液,花蜜,種子など.採餌活動はふつう単独で行われる.
侵入情報
国内移入分布 国内未定着 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元
侵入経路 アメリカでは1930年ごろにヒアリの侵入が確認され,船荷に伴って持ち込まれたと考えられている.近年,オーストラリア,ニュージーランド,マレーシア,台湾,中国南部など環太平洋諸国に急速に分布を拡大しているが,侵入経路は明らかになっていない.
侵入年代
影響 捕食,競合,駆逐.農業被害,刺傷による人の健康被害等.日本にはまだ侵入が確認されていないが,侵入・定着した場合は甚大な被害をもたらすと考えられる.
影響を受ける在来生物:在来アリ類など生物相
法的扱い 外来生物法で特定外来生物に指定された.
防除方法 殺虫剤

ヒアリに刺されると、どうなるか

ヒアリは猛毒を持っており、刺されると「火傷をしたときのような痛み」があるそうです。

ヒアリは相手を何度も刺すため、1度に何匹ものアリに刺されると、アレルギー反応が起き、呼

吸困難・死に至る可能性もあります。

「世界の侵略的外来種ワースト100」の中に、「クズ」が入っているのは意外でした。

クズは、和菓子には必須の食材。奈良の「吉野葛」が有名ですね。

「吉野葛」で作った和菓子、「葛餅」は最高です。

その葛が「世界の侵略的外来種ワースト100」に入っているとは意外!

〈出典:ヤフー画像〉
「葛餅」の画像検索結果

クズ

北アメリカでは、イシミカワと並ぶ最悪の害草。1876年にフィラデルフィアの独立百年祭博覧会の際に日本から運ばれて飼料作物および庭園装飾用として展示されたのをきっかけとして、東屋やポーチの飾りとして使われるようになった。さらに緑化・土壌流失防止用として政府によって推奨され、20世紀前半は持てはやされた。しかし、繁茂力の高さや拡散の早さから、有害植物ならびに侵略的外来種として指定され、駆除が続けられている。〈出典:Wikipedia〉

Starr 021012-0015 Pueraria montana var. lobata.jpg

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