南極で、もうすぐ巨大な氷塊が壊れて分離し、それが海に流れ出るらしいです。

この分離した氷塊単体だけでは、幸い、海面上昇は起きないが、分離することによって本体の氷

塊(ラーセンC棚氷)がせき止めていた内陸部の氷河が海に流れ出る恐れがあるということで

す。

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もし、こうした氷のすべてが海へ流れ出た場合、地球全体で海面が約10センチ上昇すると予測

されています。

氷塊が海に流れ出ると、なぜ、海面が上昇するのかというと、氷塊が海に浮いているときは氷塊の

大部分は海面の下にあるわけで、その海面下の氷の体積の分だけ、海面が押し上げられることに

なります。

 

南極で巨大氷塊が分離へ 海面上昇の恐れ
AFP=時事 1/7(土) 6:38配信
英国の研究チームは6日、南極のラーセンC(Larsen C)棚氷から近く、米ニューヨーク(New York)のマンハッタン(Manhattan)島の100倍近い面積を持つ巨大な氷塊が分離する見込みだと発表した。

厚さ350メートルで指の形をした氷塊は、今までゆっくり分離が進行していたものの、昨年12月末になって突然、亀裂の長さが18キロメートル伸びた。また亀裂の幅も2011年には50メートルだったものが、現在では500メートルまで拡張。氷塊は現在、そのごく一部が棚氷とつながっている状態にある。

英ウェールズ(Wales)にあるスウォンジー大学(Swansea University)の教授で、西南極の氷層の変化を記録する英団体「プロジェクト・マイダス(Project Midas)」を率いるエイドリアン・ラックマン(Adrian Luckman)氏は、氷塊が今後数か月以内に完全に分離する見込みだと語っている。

棚氷からの氷塊の分離は自然現象だが、そのペースは近年の地球温暖化により加速していると考えられている。ラックマン教授によると、分離しつつある氷塊の体積は棚氷全体の約1割に相当し、今までに分離が記録された氷塊の中でも上位10位以内に入る大きさになるという。

この氷塊単体では海面上昇は生じないが、分離によってラーセンC棚氷がせき止めている内陸部の氷河が海に流出する恐れがある。こうした氷のすべてが海へ流れ出た場合、地球全体で海面が約10センチ上昇すると予測されている。

 

ところで、棚氷からの氷塊の分離は自然現象ですが、そのペースは近年の地球温暖化により加速

していると考えられています。

ここでも地球温暖化が影響しているということなんですが、地球温暖化については、「嘘だ。真

実ではない」と主張する科学者が少なからずいます。

一体、地球温暖化は本当なんでしょうか。それとも、政治的・経済的なデマなんでしょうか。

大きなテーマで大変なんですが、少し調べてみたいと思います。

 

まず、Wikipediaの『地球温暖化に対する懐疑論』を見ます。(一応、Wikipediaの記述は確か

なものとして、参考にします。)

まず、地球温暖化の証明だとされる有名な画像を見ましょう。これが最初に紹介されたころは、

見た目、なるほどなと思いました。

〈出典:Wikipedia 温暖化の「象徴」にされているとされるキリマンジャロ山の氷帽縮小〉

 

〈出典:Wikipedia 温暖化の「象徴」にされているとされるスペガッツィーニ氷河の崩落(ロス・グラシアレス国立公園)。温暖化で崩落ペースが加速することが問題とされる。〉

アルゼンチンの氷河です。

 

まず、次のように概論が記述してあります。

地球温暖化に関する科学的知見を最も包括的に評価した報告書がIPCC第4次評価報告書(以下AR4と略す)である。この評価結果は科学的・国際的に広く認められ、世界の動きはこれを主軸としつつある。AR4にはいくつかの誤記がみつかったがAR4の主要な結論は変わっていない。
一方、地球温暖化やその原因等に対し異論を主張する組織・個人が存在し、主な異論は当該分野の専門家による反論がある。 明日香壽川、河宮未知生、高橋潔、吉村純、江守正多、伊勢武史、増田耕一、野沢徹、川村賢二、山本政一郎 『地球温暖化懐疑論批判]』 東京大学 IR3S/TIGS叢書 2009年

 

記述中のIPCCとは、『気候変動に関する政府間パネル(英語:Intergovernmental Panel on

Climate Change』の略称です。国際的な専門家でつくる、地球温暖化についての科学的な研

究の収集、整理のための政府間機構です。

政治的にも経済的にも地球温暖化を主張している組織IPCCの方が多数派で、地球温暖化に疑問

を呈している懐疑派の方がかなり少数派のようです。

 

気温上昇に対する懐疑論
気温は上昇していない、もしくは、そのデータの信頼性に疑問がある。
(主張)マイケル・マンらによる古気候復元(ホッケースティック曲線)の論文では、データの無断盗用・改竄が行われている。マンらの論文はAR4では使われなくなった。
(反論)「無断盗用・改竄」については、後ほど訂正されている。AR4でもいくつかの古気候復元とあわせて使われており、それらはマンらが示した誤差範囲内である。(詳細はホッケースティック論争参照)
(主張)一部の観測地点の変化と平均気温に高い相関が見られるから、陸上の気温変化の速度が過大に見積もられているはずである。
(反論)その相関性は観測地点の選定と統計処理の不備による。
(反論)機器の更新や観測地点周囲の変化に伴う誤差は発生し得るが、物理的考察や変化前後の同時観測による補正、周囲の観測点との気温差が年々増大している観測点を除くなどの対応が取られている。観測点の分布にも偏りはあるが、洋上やアマゾン奥地にもある程度の密度で存在し、空白域は大きくない。
(主張)2009年~2010年の冬が寒かったのは、地球温暖化の停止を示す。
(反論)世界で記録的に寒かったのは北半球の一部である。これはバレンツ海等の海氷減少によるもので、温暖化を否定しない。
北極海における海氷の減少は寒気の流れや水蒸気量に影響し、欧米やアジアにおいては寒波や多雪をもたらすのではないかと考えられる。
(反論)2009年の世界平均気温は観測史上3位、2010年1月も観測史上3位であった。また海洋の温度を含む統計で、2010年の3月は観測史上もっとも高温で、2010年全体では1891年以降過去2番目、陸地に限れば過去最高の平均気温となる見込みである。
(主張)現代気象学における温暖化論には物理学的な裏づけができない。
(反論)当該分野の専門家らが批判している。
(主張)世界の平均気温上昇は1998年以降停止している。また、太陽活動の低下により今後地球は寒冷化する可能性がある。
(反論)気温の変化は海洋を含めた気候システムのごく一部にすぎず、気候システム全体への熱の蓄積量の増大は継続している。世界の平均気温は過去にも一時的に上昇が止まったり下降した時期もあるが、長期的には上昇が続いている。

 

そもそも、地球の気温は上昇しているんでしょうか。

(主張)世界の平均気温上昇は1998年以降停止している。また、太陽活動の低下により今後地球は寒冷化する可能性がある。
(反論)気温の変化は海洋を含めた気候システムのごく一部にすぎず、気候システム全体への熱の蓄積量の増大は継続している。世界の平均気温は過去にも一時的に上昇が止まったり下降した時期もあるが、長期的には上昇が続いている。

この部分の記述なんですが、どっちを信じたらいいんでしょうか。

はっきりわかることは、地球が一定の温度を保つには、地球全体の熱量の収支が±0にならなけ

ればなりません。

熱量の収入の部ですが、一番大きいのは太陽からの熱量供給です。そして支出の部は地球から宇

宙に出ていく放射熱です。

地球内部の熱もありますので大雑把に言えば、もし、太陽からの熱が地球に蓄積していくばっか

りなら、地球の温度はどんどん上がっていきます。

二酸化炭素の気体層が、地球を覆った毛布のような役割をして、本当に地球がどんどん温まり始

めているのでしょうか。

南極の氷については国連のIPCCが、温暖化の影響でとけて失われ、海面が上昇していると発

表していましたが、一方で、NASAが衛星を使って南極を観測して分析したところ、1992

年以降、西部では氷が減少していたものの、東部などでは増加していて、南極全体では氷は増え

ていたということです。

ただ、南極の氷の増加のペースは、1992年から2001年にかけては毎年1120億トンあ

ったものが、2003年から2008年にかけては毎年820億トンに落ちているということで

す。

 

読んでいても、「ああ言えば、こう言う」的な話で、どちらのデータが正しいのか、私にはわか

りません。

大本の研究レポートまで探して読むことなど、とてもできませんので、この辺で終わります。

地球温暖化が前提の温室効果ガス排出取引!今更、マーケット廃止できない

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