今日の豊洲市場のニュースを聞いて、その地下水分析費用に驚きました。

というのは、1~9回目の採水・分析に関わった延べ9社の合計は約65億3270万円(一部施設工事費含む)だというのです。

学生の時に、河川や地下水の分析をしましたが、65億円かかったなんて、あり得ません。(学生のやることですから、ほとんど、ただ)

しかもです。1回目から9回目までの、データに有意的な関連性がなく、9回目の検査では、これまでになかった高濃度のベンゼンが検出されており、一体、どのデータが正しいのか、わからなくなっています。

その結果、東京都はまた新しく1000万円ほどかけて水質検査をするそうです。

これまで、65億円もかけた地下水分析は、一体何だったんでしょか。

 

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さて、65億円は市民間感覚からすると、驚きの費用です。
地下水の分析に、こんな巨額の経費がかかるものなんでしょうか。

このニュースには、地下水分析に伴いどんな作業を行ったかは、記述されていないのでわからない部分も多いです。
しかし、例の地下空間のたまり水の分析だけなら、地下水を採取瓶に入れて東京都の研究施設に持ち帰り、金属元素なら「原子吸光分析」、液体成分なら「液クロ」、ガス成分なら「ガスクロ」を使って分析すれば、詳しい精度の分析結果が、ただでできる程度のことです。

それが、65億3270万円もかかったというのですから、私には理解できません。

それとも地下水ということですので、ボーリングをして地下20mの水、地下40mの水・・・というようにやっていったのでしょうか。
まあ、ボーリングをすれば経費もけっこういるんでしょうけど、検査の本質はただの水に溶けている物質を調べるだけです。
資料さへ手に入れば、機器分析で簡単に詳しい分析ができるはずです。

一方、3社と都環境科学研究所が担当する再調査分は計約1076万円だったということですから、まあ、素人にも妥当な数字に思えます。

いずれにせよ、費用65億3270万円は「ぼったくり」の臭いがするんですけど。

<豊洲市場>地下水分析9回分費用は65億3270万円
毎日新聞 1/31(火) 11:26配信

◇3社と都環境公社の再調査分は計1076万円

東京都議会の豊洲市場移転問題特別委員会が31日午前始まり、最終9回目の地下水モニタリングで国の環境基準値を大幅に超える有害物質が検出されたことを受け、都が地下水モニタリングの採水・分析業者との9回分の契約額と、30日に始まった再調査の契約額を公表した。

それによると、1~9回目の採水・分析に関わった延べ9社の合計は約65億3270万円(一部施設工事費含む)で、3社と都環境科学研究所が担当する再調査分は計約1076万円だった。

9回の地下水モニタリング調査などについて質疑が行われ、都側は「豊洲市場の地下水は飲用ではないため汚染の除去などの措置は求められておらず、モニタリングも実施の義務はない」として、モニタリングは土壌汚染対策法上義務付けられたものではなく、都が任意で実施したと説明。「生鮮食料品を扱う市場として安心・安全を確保するため」と述べた。菅野弘一議員(自民)の質問に答えた。

都は2014年から豊洲市場の計201カ所でモニタリングを実施。7回目までは基準値を超える有害物質は検出されなかったが、8回目は3カ所で、9回目は72カ所で検出された。この経緯について菅野議員は「これまでの調査に対しても疑念を抱かざるを得ない状況だ」と指摘した。

 

 

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