豊洲市場地下水から環境基準超える有害物質を検出!シアン化物はヤバい!

1月14日、豊洲市場の敷地内201カ所における地下水1リットル(L)あたりの有害物質濃度が公表されました。

● ベンゼン(環境基準は0.01ミリグラム/L)

35カ所で検出。その内、最大が0.79ミリグラム/Lでしたので、環境基準の79倍。

● ヒ素(環境基準は0.01ミリグラム/L)

20カ所で検出。その内、最大が0・038ミリグラム/L

● シアン(環境基準は不検出)

39カ所で検出。その内、最大が1.2ミリグラム/L

ニュースによっては、ベンゼンの検出値が環境基準の79倍であることを強調していました。
この環境基準値というのは、「1日2リットルの地下水を70年飲み続けても健康に有害な影響がない濃度」らしいです。

しかし、上記の検出結果の内、一番問題が大きいのは、シアンですね。

環境基準は「不検出」となっているのに、39カ所で検出され、最大が1.2ミリグラム/Lもあります。ベンゼンの最大値よりも大きいし、不検出であるべきものが、39か所で検出されています。
ニュースには、「シアン」と書いてありますが、「シアン化合物」のことでしょう。もし「シアン化カリウム」であれば、サスペンスドラマでもよく出てくる猛毒の「青酸カリ」そのものです。ですので、1日2リットルの豊洲の地下水を70年も飲み続けたら、ヤバいですよ。

「シアン化カリウム」はメッキ工場なんかで使う化合物なんですが、なんで東京ガスの工場跡地にそんな猛毒が含まれていたのでしょうか。天然ガスの精製過程では様々な有害物質が出てきますが、シアン化合物も出てくるのでしょうか。

一体、豊洲市場はどうなるのでしょうか。

豊洲地下水、基準79倍の有害物質 70カ所で超過
朝日新聞デジタル 1/14(土) 11:23配信

東京都の豊洲市場(江東区)の土壌汚染対策をめぐり、都が続けている地下水検査の最終結果で、環境基準の最大79倍に上るベンゼンなどの有害物質が検出されたことが14日分かった。検査した敷地内の全201カ所のうち、基準を超えるベンゼン、シアン、ヒ素が約70カ所で検出された。これまでとの変動が大きいため、都は「暫定値」としている。小池百合子知事は安全性の評価指標として地下水検査を重視しており、築地市場(中央区)からの移転の判断に影響を与えるのは必至だ。

検査結果は14日午後、豊洲市場の安全性について検討している都の専門家会議(座長=平田健正・放送大和歌山学習センター所長)で報告された。小池知事は同日午前、主宰する政治塾のあいさつで「かなり厳しい数字が出ている。専門家が議論するが、もう少し調べようとなるかもしれない」と話した。

報告によると、市場の敷地内201カ所で地下水1リットルあたりの濃度を観測した結果、ベンゼン(環境基準は0・01ミリグラム)は35カ所で最大0・79ミリグラム、ヒ素(同)は20カ所で同0・038ミリグラム、シアン(環境基準は不検出)は39カ所で同1・2ミリグラムをそれぞれ検出したという。環境省の資料によると、基準値は、1日2リットルの地下水を70年飲み続けても健康に有害な影響がない濃度として設定されている。

次は、BuzzFeedのニュース。

地下水から環境基準超える有害物質が出た本当の意味 結局、豊洲市場は「安全安心」なのか
BuzzFeed Japan 1/14(土) 17:16配信

築地市場の移転先である豊洲で続いていた地下水調査の最終結果として、環境基準を大幅に上回る有害物質が検出されたことが発表された。その意味は何か。東京都の小池百合子知事が強調してきた「安全安心」は確保できるのか。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】

・・・・・・(略)

これは犯罪だ。民間企業なら背任に問われる所業が、東京都では野放しになっている。

 豊洲新市場の土地買収に責任を負うのは誰なのか?汚染された土地の買収過程に疑問を抱いた市民らが、高値で購入したのは公金の違法支出だとして「返還」を求めた裁判が佳境を迎えている。

 豊洲新市場が立つ土地は、もとは東京ガスの工場跡地だった。ガス精製過程で様々な毒物が出る。

 東京都は2001年に豊洲への移転を決定。東京ガスは同年、土地に汚染が残ることを明らかにした。

 2007年に開かれた専門家会議では、基準値の4万3000倍ものベンゼンや860倍ものシアン化合物が測定されたことが明らかになった。

 にもかかわらず2011年に都は土地代金を払ってしまった。汚染を知りながら購入したのである。

 原告団の証拠説明書によれば、東京ガスは汚染対策工事費用100億円と、追加の78億円を支払っているが、そんな金額では極度に汚染された豊洲の浄化は困難だった。

 都が支払った土地代金は1,859億円。だが都はさらに汚染対策費849億円をつぎ込んだ。土地代の半分ほどに当たる。もっと安く買うこともできたはずだ。東京ガスは売り物にならない土地を高く売り抜けたことになる。

この記事が指摘するように、毒物や有害物質が含まれていて売り物にならない東京ガス跡地を東京都はなぜ、高値で買ったのでしょうか。
そこには表に出すことができない事情があったと考えざるをえません。

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