豊洲市場問題が、ますますやっかいなことになってきました。
本日、公明党が下記の内容を公表しました。

地下の水からシアン化合物 公明が調査 豊洲問題 朝日新聞デジタル  2016年9月21日05時00分

東京都議会公明党は20日、豊洲市場の水産卸売場棟の地下で採取した水から、環境基準では不検出であるべきシアン化合物が1リットルあたり0・1ミリグラム検出されたと公表した。

水は14日に採取し、民間機関に調査を依頼していた。青果棟や水産仲卸場棟からは検出されなかったという。ベンゼンやヒ素、六価クロムなどは環境基準を下回っていた。豊洲市場の土壌汚染対策に携わった「技術会議」の委員で、都環境科学研究所の長谷川猛・元所長は「検出されたのは汚染のないきれいな河川と同レベル。この値なら基本的には人の健康に影響はない」と話す。

一方、元日本環境学会長の畑明郎・元大阪市立大大学院教授は「猛毒のシアン化合物が検出されたことは極めて重大だ。シアン化合物は揮発性があり、今回検出されたものはある程度、揮発した残りとも言える」と指摘する。

 

豊洲市場の水産卸売場棟の地下で採取した水から、環境基準では「不検出」であるべきシアン化合物が1リットルあたり0.1ミリグラム検出されました。

〈不検出とは〉
これは、分析機械で分析したところ、検出量が0(ゼロ)であったということではありません。
分析の結果、シアン化合物が、0.1mg/L 以下だった場合を「不検出」とします。
したがって、今回の分析結果は、そのボーダーラインちょうどだったということになりますね。
《出典: 水質環境基準 (建康項目)第4章》定量限界の0.1ppm以下をもって「検出されないこと」とする基準値を定めた。

 

〈0.1mg/Lとは〉
読み方は、「0.1ミリグラムパーリットル」
m(ミリ)は1000分の1という意味。

「シアン化合物が、0.1mg/L含まれている」とは、水溶液1L 当たりに、0.1mgのシアン化合物が含まれているということです。

〈シアン化合物とは〉
シアン化合物は、シアン化物イオン(CN-、読み方はシーエヌマイナス)を含んでいる化合物で、いろんな種類があります。基本的にすべて毒物です。

良く知られているのは、サスペンスでもおなじみの、青酸カリ。
【KCN(シアン化カリウム】俗称:青酸カリ
猛毒です。(呼吸に関係する酵素を破壊するので、呼吸作用が止まる)
アーモンド臭あり。
電気メッキの工程で使用される。
飲むと胃酸と反応して、シアン化水素(HCN)を発生します。
このシアン化水素が極めて猛毒です。

【HCN(シアン化水素)】
極めて猛毒です。独特の臭い(アーモンド臭)があります。
無職の気体で、水に溶けたものを青酸といいます。

【NaCN(シアン化ナトリウム)】俗称:青酸ソーダ

猛毒です。

今回の公明党の検査では、どんな種類のシアン化合物が検出されたのかな。

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