自己投資という文言から、具体的な資格取得のための費用をイメージしましたが、もっと広く「自分へのご褒美」も含めた内容でした。

ムダな自己投資TOP3はコレ!浪費との境界線はどこにある?
ZUU online 10月2日(日)19時10分配信

あなたが「自己投資」としてお金をかけていることは何ですか?

先日発表された「女性の消費行動・ライフスタイル意識調査」(ネオマーケティング調べ、回答は20歳~69歳の女性1700人 http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000003149.html)によると、約6割の女性が直近3年間で自己投資金額が「増えた」と回答し、働く女性の間で自己投資熱が上がっていることが伺えます。

この調査では、自己投資の項目としては「旅行」「読書」「スキルアップのための独学勉強」などが上位項目に上がっていましたが、実際のところ「自己投資」って何なのでしょうか。正直、「消費の言い訳として使われているのでは?」と思うこともあります。

 

たとえば、「旅行」などはリフレッシュのために効果はあるでしょうが、私は単なるレジャー、もしくは「自分へのご褒美」的なものと思いますね。旅行をして自己投資したという感じではないです。

「自己投資」といえば、やっぱりキャリアアップの可能性を持っている「資格取得」だと思うんですが。

次は、ファイナンシャル・プランナー(FP)の女性10人に、「ムダな自己投資」と「有益な自己投資」に関するアンケートを取ったものです。

今回は、お金の専門家であるファイナンシャル・プランナー(FP)の女性10人に、「ムダな自己投資」と「有益な自己投資」に関するアンケートを取りました。回答を読み解くと、いい自己投資と悪い自己投資の境界が見えてきました。

■「ムダな自己投資」TOP3はコレ!

アンケートでは、下記の中から「ムダな自己投資」「有益な自己投資」をそれぞれ選んでもらいました。

* 旅行
* 外食
* 美容
* ヘルスケア
* スポーツ
* 習い事
* 読書・映画
* 語学
* 資格
* スキルアップセミナー
* 人脈形成
* その他

 

【質問1】皆さんは、この中で「ムダな自己投資」のトップ3はどれだと思いますか。選んでみてください。

   私の答えは、「外食」、「スポーツ」、「語学」です。

【質問2】では、この中で「有益な自己投資」のトップ3はどれだと思いますか。選んでみてください。

   私の答えは、「スキルアップセミナー」、「資格」、「習い事」の3つです。

 

ファイナンシャル・プランナーの選んだ「ムダな自己投資」は以下の通り。

まずは、投票数が多かった「ムダな自己投資」の上位3つを紹介します。

◆スキルアップのためのセミナー

「ムダな自己投資」の一つ目は、意外にもスキルアップのためのセミナー。理由は下記の通りです。

「セミナーは一瞬スキルアップしたつもりになるがそのスキルは長続きしない。そして高額。やみくもに受けるのではなくて選んで受けていればよいと思う」(廣木智代、保険・家計・相続、40代)

「資格、語学、習い事などは具体的に知識がつくのでいいけれど、精神論的な講座に高額のお金を払って受けることは無駄です。受けた直後は変化があったとしても、その状態が継続するものではないからです」(匿名、保険・年金・家計、50代)

スキルアップのセミナーは、一見いかにも「自己投資」っぽいですが、本当にスキルアップにつながっているのかを見極めている人は少ないのかもしれません。目的がハッキリしないものや、身につくスキルが成果として表れづらいものは、見直した方がよさそうです。

◆美容

二つ目には「美容」がランクイン。

・・・(中略)

将来のためというより、今の自分を美しくするため、という側面が強く、「自己投資」とは言いづらいかもしれません。

◆外食

最も多くのFPさんの票を集めたのが「外食」でした。

「金額も高く、一時的に楽しいだけ。投資というより浪費」(早乙女美幸、投資・年金・家計、50代)

「実は、どれも自己投資としては立派なものばかりだと思います。でも、出費をする時に、『これは自己投資だから』と言い訳をしがちなものをピックアップしました。特に外食は、仕事で役立てる具体的な目標がないから、投資ではなく楽しみとした方が健全だと思います」(タケイ啓子、保険・年金・家計、40代)

・・・・(略)

 

お金のプロの選んだ「ムダな自己投資」のトップ3は
「外食」
「スキルアップのためのセミナー」
「美容」
の3つでした。

女性へのアンケートなので、「美容」は必要とされていると思ったのですが、残念。

「スキルアップのためのセミナー」が無駄というのは「なるほど」です。「スキルアップのためのセミナー」は話術の上手な講師が参加者をその気にさせるというだけで、確かに後で自分に実力が備わるということではないですよね。参加費はけっこう、高額だし。

 

では、「有益な自己投資」のトップ3は?

■「有益な自己投資」TOP3はコレ!

ここまで、「ムダな自己投資」について見てきました。次に、「有益な自己投資」として回答数の多かった上位3つの項目を紹介します。

◆資格

「資格」は、目的が見えやすいことから票を集めたようです。回答者の声は下記の通りです。

「ライフステージによって立ち位置が変わりやすい女性は、今後の働き方の可能性を広げる為に、資格に繋がる自己投資が有効です」(早乙女美幸、投資・年金・家計、50代)

「それも合格率20%未満の高度なもの。将来への進む道が見えてくるためです」(匿名、保険・年金・家計、50代)

「自発的な目的があり、結果が明確であるから」(匿名、保険・年金・相続、50代)

◆習い事

「習い事」についても、有益だと回答するFPさんが多数。

「好きな趣味があると、プライベートが充実し、仕事のモチベーションへ繋がっている人が多いと感じます」(今関倫子、保険・不動産・住宅ローン、40代)

との声もあり、「習い事」自体がリターンにつながるというよりも、「習い事」によって生活が充実し、ライフスタイルに好循環を生んでいるのかもしれません。

◆語学

最も票を集めたのが「語学」でした。こちらは「最も有益」と回答したFPさんがいなかったのでコメントはありませんが、今あるスキルにプラスαで加わると年収アップなどにつながることが影響しているのかもしれません。

実際、「年収が低くて困っている」という女性に対し、FPさんが英語を学んで年収アップにつなげることをアドバイスをしたという事例もあります。

実用的なところも「語学」の良さかもしれませんね。

 

プロの解答は、「資格」、「習い事」、「語学」の3つでした。私の答えは「資格」「習い事」の2つが入りました。

 

では、自己投資と浪費の区分けはどう、判断したらよいのでしょうか。

■自己投資と浪費の境界線は?

ムダな自己投資と有益な自己投資の特徴を並べると下記のようになります。

◆ムダな自己投資の特徴
* 目的が不明確
* 効果が一時的で継続しない
* とにかく高額

◆有益な自己投資の特徴
* 目的が明確
* 仕事に好影響をもたらす
* 年収アップにつながる

つまり、自己投資と浪費の境界は、**「目的があるかどうか」「具体的に本業に好影響をもたらすか」**の2点にあるようでした。逆に、この2点に当てはまらないものは、「自己投資」と言うのはやめて、趣味や浪費であることを認めてしまいましょう。そのほうが、気持よくお金を使えるのではないでしょうか。

 

結局、「資格・習い事・語学」の3つは、いずれも「資格取得系」ということになりますね。

私も「語学」を選ぼうと思ったのですが、「語学」をビジネスで使えるようになるには相当の努力をしなければならない、したがって結局は挫折して無駄になるのではないかと、深読みしてしまいました。

習い事でも、何級、何段といった免許制があるので、やっぱり大事なのは「資格を取る」ということのようです。

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