豊洲市場問題でさらに困ったことがありました。
こないだの地下水分析結果が環境基準値以下か、ボーダーギリギリの測定値だったことから、私は今後、それ以上の数値が出ないだろう、出なければいいなあという希望的観測をしていました。
豊洲市場の「たまり水」は地下水。環境基準を満たしていても、豊洲市場にゴーサインは出せないの?】

 ところが、昨日の報道で都のモニタリング調査の結果、環境基準を超えるベンゼンとヒ素を検出したということです。ただ、その数値は、環境基準をわずかに超える程度。

この分析結果が、環境基準を大幅に超えるものなら、豊洲市場問題について判断を下しやすかったかもしれませんが、分析結果は、環境基準の1.4倍から1.1倍のベンゼンと、環境基準の1.9倍のヒ素。

環境基準を少しでも超えたのだから、豊洲市場を廃棄すべきでしょうか。それとも多額の税金を投じて完成しているのだから、少々の環境基準値オーバーは国民が許容してくれるのでしょうか。

 

豊洲新市場の地下水、環境基準上回るベンゼンとヒ素検出
TBS系(JNN) 9月29日(木)17時22分配信東京の豊洲新市場の地下水から環境基準をわずかに上回るベンゼンとヒ素が検出されたことが分かりました。東京都が行った調査で検出されたのは、環境基準の1.4倍から1.1倍のベンゼンと、環境基準の1.9倍のヒ素で、都のモニタリング調査で環境基準を上回る結果が出たのは初めてです。一方、都庁では豊洲新市場の問題についてプロジェクトチームの初会合が開かれました。会議では建築の専門家から新市場の地下に空間が出来ていたことは技術的に正しいという発言も出ました。「地下空間については、非常に正しい選択であったし、東京都の技術系の役人の方の名誉にかけて正しい選択だったと思う」(1級建築士 佐藤尚巳氏)ただ、この発言に対しては座長が「発言は慎重に」と、いさめる場面もありました。次回の会議では地下の空間を含めた施設の耐震性を再検証し、設計会社への聞き取りも行う予定です。盛り土問題の都の調査報告は、小池都知事が30日の定例会見で発表するとみられています。(29日18:37)

今日のなるほど

【質問】 では、環境基準なるものの法的拘束力はどうなっているのでしょうか。

これについて、静岡市のサイトに簡潔な記述があったので、これを紹介します。

「環境基準」について (出典:静岡市)
1.「環境基準」とは
環境基本法第 16 条に定義されており、「人の健康を保護し、及び生活環境を保全する上で維持さ
れることが望ましい基準」となっています。環境対策を総合的に実施する上での「行政上の目標」
とされております。
法的な拘束力は有りません。また、人にとっての環境等の最低限度、最大許容限度、受忍限度等を示すものではありません。

 

また、建築の専門家からは、新市場の地下に空間が出来ていたことは技術的に正しいという発言も出ています。どういうことなんでしょうか。

豊洲市場問題について、ランディングポイントはどこにあるのでしょうか。

〈スポンサーリンク〉