山岳部顧問は、記者会見でラッセルトレーニングは安全な場所を選択したと言っていましたが、 山岳救助隊員は「事故現場は、雪崩が常識の場所で、一度も近づいたことがない」というのです。
「雪崩は常識。一度も近づいたことない」山岳救助隊員が証言

(画像:ホウドウキョク)

雪崩の発生から、3日で1週間。
献花に訪れた山岳救助隊員は、現場は雪崩が多く、隊員ですら入ったことがない危険な場所だと証言した。

・・・・(略)

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1つ目の驚き

登山講習会の現場責任者(高体連山岳部)は会見で、過去の経験から、「絶対安全だと判断した」と語っていましたが、山岳救助隊員の常識と全く違います。どうしてこんなにも考えが違うのでしょうか。
 山岳救助隊員の言うことが本当であれば、高体連の顧問団も専門家ですので、事故現場は「雪崩が常識の危険な場所」という情報を持っていても当然のように思います。なのに、どうして顧問団は、危険な場所という認識を持っていなかったのでしょうか。

2つ目の驚き

ラッセル訓練の先頭班を任されていたのは、何と教師1年目の新米教師で、雪山経験ゼロの教師だったというのです。これも驚きですね。雪山ゼロ経験ということですが、教師に任用されるまで、登山経験はあったのでしょうか。

亡き毛塚優甫教諭(29)のご遺族の引率顧問団への不満・怒りも当然の事です。

3つ目の疑問・驚き

合宿の責任者は、事故当時、旅館にいました。さらに緊急連絡用の無線機を自動車に置いたままにして、緊急の無線連絡に対応できな状況でした。これも驚きですね。

一体、この時、合宿の指導体制はどうなっていたのでしょうか。
旅館は、緊急時の「本部」として設定されていたのでしょうか。

それとも、勝手な憶測ですが、寒い雪山の現場指導は、ペイペイの未経験の新米教師に任せて、ベテラン顧問たちは旅館で温かいコーヒーでも飲んでいたのでしょうか。(こんなことは、あるはずないと思いますが)

高体連は名前の通り、体育会系の人間ばかりなので、今でも不合理な上下関係が生きている場合があります。

以前、大阪府でバスケット部顧問の暴力教師が部員生徒を自殺に追い込む事件がありましたが、生徒に暴力をふるっている様子を他の教師は何度も目撃していながら、当該の顧問を諫めることはできませんでした。暴力教師が高体連のバスケット部界という世界で権力を持っていたからです。

雪崩事故では、「なぜ、どうして」と思える状況があったので、大阪のこんな事件も思いだしました。

顧問団は、保身を考えずに、身を捨てて正直に事故のあった時の状況・指導体制・その判断等を話すべきです。
それが亡くなった方々へのそしてご遺族への責任だと思います。
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