横浜市の「原発避難児童いじめ問題」について、昨日のブログでも言及したんですが、何といっても学校の対応が、一番、まずいですよね。

私も教師の端くれ、「もっと真面目にやれよ」と小学校の校長に言ってやりたいです。

原発避難の児童が「ばい菌呼ばわり」「恐喝」されていた!「いじめ問題」で思うこと】

さて、昨日のニュースからは、学校の言い分が伝わってこなかったですが、

今日の毎日新聞のニュースに当時の校長の話が載っていました。

学校そして教育委員会のいい加減さ・不誠実が際立っていますね。

 

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<横浜・避難生徒いじめ>校長、対応の不手際認める
毎日新聞  11/19(土) 7:15配信

東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に自主避難した中学1年の男子生徒(13)が転入先の市立小学校でいじめを受けて不登校になった問題で、転入先の小学校の校長が18日、毎日新聞の取材に「教育の現場であってはならないこと」と述べ、当時の対応の不手際を認めた。市教育委員会は週明けに、市立の全小学校に再発防止を促す通知を出す。

校長は毎日新聞の取材に対し、当時の対応や生徒の心情について「とても心が痛い」と話した。だが学校の対応の経緯を尋ねると、「取材の窓口は市教委」として説明を拒んだ。一方、同校の副校長は取材に「個人情報につながる可能性がある」などと述べ、いじめを受けた生徒への思いについて答えなかった。

一方、神奈川県警は同日、これまでの対応を説明した。2014年8月、保護者から金銭トラブルの相談を受け、10月まで同級生や学校などへ聞き取り調査を実施。金銭の授受は確認したが、「事件としての解決はできない」と判断し、両親と学校に報告したという。県警は「対応に問題はなく、適切に処理した」としている。

市教委には18日までに、学校や市教委の対応について抗議の電話が約180件寄せられた。「被害者がかわいそうで涙が出る」「学校や市教委の対応が悪い」などの内容だという。

生徒の同級生の保護者の一人は「不登校がうわさになったとき、保護者や町内会が学校や市教委に問い合わせをしたが、取り合ってもらえなかった。失望した」と批判した。

 

校長は「教育の現場であってはならないこと」、「とても心が痛い」と述べていますが、

私は「ウソつけ!」と言いたい気持ちです。

被害児童やその家族からの訴えや警察からの情報提供を全く無視しておきながら、

今になって「とても心が痛い」などと言っても信用できないね。

「心が痛むような人」ならいじめの訴えがあったときに、ちゃんとした対応をするよね。

それに本当に反省しているなら、なんで「取材の窓口は市教委」として説明を拒んだり、

副校長が取材に「個人情報につながる可能性がある」などと述べて、いじめを受けた生徒

への思いを述べることを断ったりするのでしょうか。

本当の反省は、自分の責任において、自分の口から述べることでしょう。

ただ、横浜市教育委員会も悪いね。

実は、今の学校には随分と上下関係があって、校長も含め現場の教員は教育委員会の言いなりなんですね。

で、なんで教育委員会が力を持っているのかというと、人事権を持っているからなんです。

教育委員会のいうことを聞かないと、校長、副校長にはなれないし、まあ簡単に言えば

冷や飯を食わされるのです。

たかが地方公務員の世界で、管理職になっても忙しいばっかりで、労働単価などめちゃくちゃ低

なってしまうんだけど、現場の教員に部長だとか主任だとか指導教員だとか新しい職階を設け

て、ちょっとだけ手当を出しているんですね。

そして学校の方針を決める運営会議にはそうした「役付き」でないと出席できないんです。

経済的な不利はまあ、我慢できるんですが、学校の運営に関われず、校長以下部長や主任の言う

ままにやらなければならないというのは、教師として人格や主体性を尊重されていない気がして

いやなんですね。

この小学校の校長や副校長も教育委員会から、「余計なことを言うな」と

命令されているはずです。

 

生徒の同級生の保護者の一人は「不登校がうわさになったとき、保護者や町内会が学校や市教委

に問い合わせをしたが、取り合ってもらえなかった。失望した」と話しています。

保護者の中には、悲しんでいる子をほおっておけない正義感の強い人が必ずいます。

校長以下、教師みんなが本気でいじめ問題に対応していたら、こうした保護者はきっと

大きな力になってくれていたはずです。

それが、150万円もの大金が小学5年生の間で使われているのに、「現金の授受は、

被害児童が自分からやったことなので、事件性がない」と学校が判断したというの

ですから、あきれ果てます。

子供がなぜ、そんな大金を自分から加害児童に渡さなければならなかったのか、

そこがいじめ問題の本質ではないですか。

小学校でも中学校でも高校でも、人をゆするような子供は悪知恵が働いて、悪事にかけては

大人並みです。

人をゆするとき、「金を持ってこないと半殺しにするぞ」なんて、今どきのワルは言わない

です。言えば恐喝ですから。

今回の件でも、仲間はずれ、帽子を隠すなどの嫌がらせや暴力的なことを匂わしてゆするのです。

弱い立場の被害児童や生徒は普段いじめられているので、相手が何も言わなくても、いろんな要

求を察知するのです。

そこのところを教師がちゃんと見てやらないとね。

「いじめ」は、しっかりと見れば、「暴行」「暴行致傷」「恐喝」「窃盗」「器物損壊」などに

該当することほとんどです。

指導の難しいのは寄ってたかって、口を利かない、村八分にするという場合ですね。

 

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