学校の先生は大変

小学6年生の担任教諭が、授業評価アンケートに「担任教諭を信頼できない」と

書かれたのです。(正確にはその項目にチェックされた)

これは、教師として非常に「キビシイー」評価です。
最近は、管理職(校長・教頭)が教職員を評価するために、小・中・高ともに受け持ちの

先生やその授業をどう思うかというアンケートを児童・生徒対象に実施して

いるのです。(もちろん、教師個人にとっても、アンケート結果は参考になります)

 

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教諭がアンケの書き直し強要か 兵庫・加古川の小学校 児童6人が「担任信頼できな

い」7/22(土) 6:05配信 神戸新聞NEXT』というニュースがありました。 

兵庫県加古川市内の小学校で6年生を担任する30代の男性教諭が、児童対象の選択式アンケートで、「担任教諭を信頼できない」との内容の項目を選んだ児童6人を呼び出し、直接理由を問いただしていたことが21日までに分かった。うち2人が書き直したという。学校や男性教諭は「強要はなかった」としているが、校長は「書き直しを迫ったと受け取られても仕方がない不適切な行為だった」と話している。

市教育委員会によると、アンケートは学校生活への適応度を調べる目的で、市内の小中学校で5月下旬に実施。回答は各問5段階の選択式で「担任の先生は信頼できる」という問いに、同小の児童6人が「あてはまらない(信頼できない)」などに丸を付けた。男性教諭は用紙を回収後、6人を呼んで「先生のどんなところが悪いのか」などと尋ね、1人は「話したら気が晴れた」、もう1人は「選び方を間違えた」などとして、信頼度がより高い回答に変えて提出し直したという。

保護者から学校に相談があり、確認したところ男性教諭は「自分の悪い点を直すために聞いただけ。書き直しが目的ではなかった」と説明。指導を受け、教諭はパソコンに入力する際に元の回答に直したという。

校長は「子どもらの信頼を取り戻せるよう、学校としても厳しく指導していきたい」としている。

 

真面目に一生懸命に頑張っている教師が、「担任教諭を信頼できない」と言われたら、

そりゃ、ショックですよね。

 

一生懸命であればあるほど、児童・生徒のそういう評価に「なぜ」「どうして」と思うし、

児童に自分のどういうところが信頼できないのか聞いてみたくなるのも人情でしょう。

 

記事には、『保護者から学校に相談があり、確認したところ男性教諭は「自分の悪い点を

直すために聞いただけ。書き直しが目的ではなかった」と説明。指導を受け、教諭はパソ

コンに入力する際に元の回答に直したという。』とあります。

 

教諭の言い分にもそれなりの合理性があると思う一方、自分へのマイナス評価をできるだけ

減らしたいという気持ちもあったのかもしれません。

でも、こんな対応をすれば、小学6年ともなれば、家で当然、親に「こんなことがあったよ」

と話すだろうし、保護者や児童に余計な不信・疑問を持たせることにもつながります。

 

授業評価アンケートの問題点

こういうアンケートは、一般的に勉強のできない生徒ほど、担当教師に対する評価が

低くなります。授業・勉強が面白くないのは、担当教師のせいだと単純に考えるのです。

逆に成績の良い子供たちはおおむね、担当教師への評価がよくなります。

 

こんなわけですので、「担任教諭を信頼できない」とした児童6人と担任教諭との普段の

関係はどのようなものだったのでしょうか。

本当に頼りない先生だったのか、それともよく指導・注意をされていたのでその反発が

あったのか。

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