高校生、プールの底に衝突して首骨折!深さわずか1.1メートルのプールでどんな飛び込みを指導? 』でも、プールの飛び込み事故について書きました。

めったにあることではないでしょうが、学校プールでの飛び込みは、本当に注意しないといけないですね。

下記の事故は4年前に起きた飛び込み事故で、在校生ではなく卒業生が母校(高校)のプールで重傷を負ったものです。

高校プール事故で重い障害 奈良県、1億円支払いで和解

朝日新聞デジタル 11/2(水) 0:54配信

 卒業した奈良県立高校の水泳部の練習に参加中、頭を打って重い障害を負ったのは学校が安全策を怠ったためとして、元水泳部員の女性(24)が県を相手取り、2億1504万円の損害賠償を求めた訴訟が大阪高裁で和解した。10月17日付。県が女性に1億円の和解金を支払う。

 訴訟記録によると、女性は大学2年生だった2012年8月、母校の県立畝傍(うねび)高校(橿原市)の水泳部の練習に参加。プール脇から飛び込んで底に頭を強く打ち、首の骨を負傷し、手足にまひが残って車いすが必要になった。

 一審・奈良地裁判決は、日本水泳連盟のガイドラインを引用。今回の飛び込み地点の水深は1メートル以上1・1メートル未満で、水面から30センチを超える高さから飛び込みをさせてはいけなかったと指摘し、学校の管理ミスがあったとして6691万円の支払いを命じた。しかし、女性にも過失があったとして賠償額は抑えられ、女性が控訴していた。

 

一審で6691万円の支払い命令を勝ち取りましたが、それを不服として控訴し、1億円で和解に至ったということです。

首の神経を損傷して車いす生活となった女性にとっては、いくらお金を積まれても決して納得できることではありませんが、奈良県と1億円で和解が成立したことは、現実問題としてはやむを得ないことだと思います。

なぜなら、多くの損害賠償事件で勝訴判決を受けても、額面通りの損害金を受け取れる被害者は、あまりいないからです。民事裁判に勝っても、加害者の経済力や償おうとする心の欠如から、なかなか、満足な支払いを受けるには至りません。

プールでは、安易に飛び込みをしないように注意せんといかんね。

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