10月に福岡県で起こった事件です。

17歳女子高生と性的関係を持った30歳の男性が、相手となった女子高生2人と無職の男に

脅され、この女子高生2名と無職男性が逮捕されたのです。

美人局にまんまと、はまったわけですが、相手の女が17歳の女子高生というのには驚きます。

私の知る範囲の女子高生たちがこんな美人局をするとはとても思えませんが、世の中広いので

やっぱりいるんでしょうね。JKビジネスで捕まる輩もいることだし。

 

女子高校生と性的関係を持たせた上で、男性から金を脅し取ったとして、福岡南署は16

日、性的関係を持った当事者である福岡県内の女子高校生(17)、別の女子高校生

(17)、無職の男(21)の3人を恐喝容疑で逮捕した。

この3人とは別に、仲間の男2人が4日から5日にかけて、同容疑で逮捕されており、

逮捕者は全部で5人となった。

逮捕容疑は、共謀して、同県大野城市の男性会社員(30)に女子高校生と性的関係を

持たせた上で、4日午前2時すぎ、福岡市内で「俺の彼女は17歳ぞ」「示談金100

万円払え」と恫喝し、男性から現金13万円を脅し取った容疑。

(出典:2017/10/16 西日本新聞 )

 

こんな美人局女子高生やJKビジネスに関わっている女子高生たちは、将来、どんな生活を

していくことになるのかな。

若い時から楽して(楽かどうかはわからないか?)、高額の金をこんな形で手に入れる

ことを覚えてしまうと、その先、まともな市民生活は送れないのではないかな。

さて、ここでは、美人局(つつもたせ)の被害にあった時、自分はどうなってしまうのかとい

うことを見ていきたいと思います。

 

1 まず、美人局の相手が成人女性だった場合はどうなるの

道徳的な側面を除けば、基本的には単なる恐喝の被害者ということで、警察に被害届を出し

ましょう。

でも、恐喝された理由が理由ですから、職業・社会的立場から訴えることができない人も多

いと思います。そんな人は、ケガがなければ、金で済んでまだよかったと納得するしかない

でしょう。

☆この場合、「売春防止法」との関りはどうなんでしょうか。

客となった自分は捕まってしまうのかな。

結論としては、客となった人や売春をした女性は、罰せられることはありません。

つまり、捕まることはありませんので、安心してください。

ただし、売買春現場に警察に踏み込まれた場合は、捕まらなくとも事情聴取はされるで

しょう。

現場にいた以上、管理売春の経営者側かもしれませんから、その場で「あなたはお客だか

ら帰っていいですよ」なんてことにはならないです。

 

さて、「売春防止法」は、売春をしたり、その客になったりすることを禁止していますが、

上記のように、単に売春をしたり、その客となっただけでは、売春防止法で罰せられること

はありません。

 

売春防止法第3条で、『何人も、売春をし、またはその相手方となってはならない』と規定

し、売春の禁止をうたっているのですが、客や売春婦を罰するための規定がないのです。

 

法律上、違法だと言っておきながら何で罰則規定がないのかというと、売春をする人は貧

しい家庭に生まれて、嫌々、廓に売られたという女郎さんだという考え方があるからです。

これは決して江戸時代の話ではなく昭和に入ってからも、貧しい農村地帯から娘さんたちが

今で言う風俗に泣く泣く売られていったという事実がありました。(こうした現実が2.26事件を起こした青年将校に影響を与えたといわれています)

また、終戦後も多くの女性が貧しさ故、売春に関わらざるを得なかったという状況があり、

彼女たちが働く町を青線・赤線と呼んでいました。

このように、売春で生業を立てる女性は、基本的には社会的弱者であって、

「保護すべき対象」であり、そうした考えのもとに売春防止法ができているのです。

法案が成立したのも終戦後11年経った1956年です。

☆結局、あなたが売春の経営に携わらなければ、捕まることはありません。

捕まる場合は、

売春の『勧誘』(5条)

他人に売春を『周旋』(6条)

人をだまして売春をさせる(7条)

売春をさせる契約を結ぶ(10条)

売春をするための場所を提供(11条)

売春を経営する(12条)

ですので、普通の市民には縁のないことです。

 

2 では、美人局の相手が18歳未満の女性だった場合

美人局の相手が18歳未満の女性だった場合は、買った側は恐喝の被害者ではありますが、

捕まってしまう可能性があるのです。

相手が18歳未満の女性(青少年)だった場合は、買った側は児童買春・児童ポルノ禁止法

違反になる可能性があります。相手の女性が美人局であってもです。

また、都道府県には「青少年育成条例」がありますから相手にお金を払わなくとも、

「淫行」とみなされ、条例違反になる可能性があります。(小出恵介事件の相手も17歳女性

でした)

 

 

この場合は18歳未満であることを知っていたかどうかという故意が関係してきますが、

性行為を持った事実だけで逮捕される場合があります。

それは、刑法177条に規定されており、買春の相手が13歳未満の女の子だった場合、

たとえ同意があっても、お金を渡そうが渡さまいが、強姦罪が成立します。

最近は女子中学生でも補導されることがありますから、いい気になって遊んでいる人は、

いきなり強姦の前科を持つことになるかもです。

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