父から性的虐待受けた娘が減軽を求めて嘆願書。大阪地裁は認めず。この判断は?

下記のニュースのタイトル「大阪地裁は認めず」からは、裁判所が何か無慈悲な裁きをしたかのようなニュアンスを感じたので、このニュースに興味を持ちました。

しかし、読んでみると、私は妥当な判断のように思いました。

皆さんはどのようにお考えでしょうか。

弁護側は公判で「娘に被害感情はない」として、執行猶予判決を求め、母親と娘はそれぞれが署

名した嘆願書2通を情状証拠として提出していたということです。

ニュースによると父親は8年前から、当時小学生だった娘に性的虐待を加えており、娘が中絶手

術も受けていることから、性交渉そのものを娘に強要していたことになります。

私も若いころ、仕事でこうした事例に出会うことがありました。

子供の家庭は極貧の家庭でした。

こうした被害にあう子供たちの家庭は多くの場合、日本社会の最底辺の家庭です。

この世は決して平等ではありません。

子供達の家庭を見ていると本当にそう思います。

親の経済力や能力が低いと、その子供たちは一般家庭の子供たちに比べて

産まれたときから大きなハンディを背負うことになります。

赤ちゃんが虐待されたり、遺棄されたり、殺されたりするような家庭も

同様の問題を抱えていると思います。

 

少し前、東大の女子学生に一律、3万円の住宅補助を出すというニュースをみて、

高額所得者の家庭まで援助する必要はないと、少し異議を唱えたのはこうした思いからです。

東大に入学するような学生の家庭は、こうした被害にあう子供の家庭から見ると、天国に住んで

いるようなものだと思います。

東大で「女子学生だけに3万円の家賃補助」~性差別との考え。あなたはどう?

父親の能力は概して低いので、ちゃんと雇ってくれるようなところはなく、性欲を満たすのに

「風俗」にいくようなお金はとても稼げません。

金を使わずに性欲を満たすために、身近で文句の言えない自分の娘に手をかけるのです。

もちろん、そんな行動に出てしまうところに、父親の能力の低さや倫理感の欠如が関係していま

す。

妻も夫の性的暴力をいさめるような能力を持ち合わせていません。

弁護士は、「娘には被害感情はなく、だから寛大な処分を求める」としていますが、娘はこのよ

うな異常な行為の対象にされているのに「被害感情がない」というところに、彼女のおかれてい

る厳しい状況があるのです。

弁護士は父親の刑を軽減したいのでしょうが、「娘が被害感情を持っていない。だから父親の罪

を軽くして」は裁判官のみならず、多くの人を納得させることはできないのではないでしょう

か。

皆さんは、どのようにお考えになりますか。

<父から性的虐待>娘が減軽求め嘆願書 大阪地裁認めず
毎日新聞 12/1(木) 10:55配信

 18歳未満の娘に長年にわたり性的虐待をしたとして、児童福祉法違反罪に問われた実父の男の判決公判で、娘が記したとして弁護側から提出された刑の減軽嘆願書を、大阪地裁が情状証拠として認めなかったことが分かった。

嘆願書で娘は「被害感情はなく寛大な処分を求める」としていたが、荒金慎哉裁判官は「提出されること自体が不自然」と判断し、懲役4年(求刑懲役6年)を言い渡した。

 ◇「提出自体が不自然」

性暴力被害者からこうした嘆願書が提出されるのは極めて異例。

29日に言い渡された判決などによると、40代の男は2008年、離婚していた妻と当時小学生だった娘と同居を再開。直後から性的虐待が始まった。娘は中絶手術も受けている。男は「しつけから始まった愛情表現で、性的欲求を満たすつもりはなかった」と釈明していた。しかし、判決は「身勝手で不合理な弁解だ。反省の態度はうかがえない」と退けた。

弁護側は公判で「娘に被害感情はない」として、執行猶予判決を求めていた。母親と娘がそれぞれ署名した嘆願書2通を情状証拠として提出。文面はパソコンで作成されていた。嘆願書は母親と娘が話し合って作成したとみられる。

これに対し、荒金裁判官は「健全な父子関係を構築できず、性道徳を持てないまま現在に至っているのは明らか。被害女児の健全な育成に与えた影響は甚大だ」と指摘。その上で、「特段の措置が講じられたわけではないのに、このような嘆願書が提出されること自体が不自然」とし、嘆願書による情状酌量を認めなかった。

捜査関係者によると、娘は「違和感はあったが父親の怒りを買うのが怖くて言い出せなかった」と警察に供述。母親は「うすうす(虐待に)気付いていたが、聞かなかった」と話している。

・・・・・(以下略)

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