今日のyahooニュースに、満面笑みの明るい女の子の写真が載っていましたが、撮影のわずか10日後に自殺したということです。やっぱり、「いじめ」があったようですが、どのような事情だったのでしょうか。

かわいそうなだけの子でない/青森中学生自殺 遺族が写真、氏名公表
Web東奥 10月18日(火)11時1分配信 真っ赤に開く傘を背に、笑顔がはじける津軽手踊りの少女-。今夏の黒石よされ写真コンテストで、最高賞の黒石市長賞に内定していた作品だ。撮影された10日後に自殺した青森市の浪岡中学校2年の女子生徒(13)だと審査後に判明し、主催した黒石よされ実行委員会が一転、内定を取り消していた。遺族は17日、撮影者から提供を受けていた作品を本紙に公開。また、氏名を葛西りまさんと公表した。
 写真は8月15日、黒石市の日本三大流し踊り・黒石よされで、青森市の写真愛好家の男性が偶然、撮影。男性は「表情の明るさ、漂う熱気、精いっぱい楽しむ姿にひかれた」という。
 りまさんは幼少期から手踊りをたしなみ、小学6年で仲間と日本一に。だが、今年の全国大会が近づいていた同25日、命を絶った。遺書には「また皆で優勝したかったけど、行けなくてごめんなさい」とあった。
 本番の舞台は、りまさんの祖父(60)が周囲の希望もあって三味線を伴奏。日本一に輝いた。舞台袖には、りまさんの扇子や傘、衣装が飾られていた。
 「娘は手踊りが好きで、仲間と幸せな時間を過ごしてきた。写真のような笑顔が本来の表情。かわいそうなだけの子どもではない」と父親(38)。写真と氏名を公表した理由を、「いじめをなくしたいという訴えの力になると信じている」と語った。

 

写真を撮影した男性は「表情の明るさ、漂う熱気、精いっぱい楽しむ姿にひかれた」と語っていますが、本当にそのとおりで、10日後に自殺をしたとはとても思えません。
御家族の悲しみ・憤り・無念を思うと、おかけする言葉もありません。

彼女はスマホに遺書を残しており、その中で「いじめ」被害を訴えていました。

 

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毎日新聞 8月30日(火)0時13分配信◇遺族が公開 LINEで中傷、誹謗も
青森市立中2年の女子生徒(13)が、2学期の始業式翌日にJR奥羽線に飛び込み自殺したとみられる問題で、女子生徒が校内の複数の生徒からいじめを受けていたとの「遺書」を、スマホのメモアプリに残していたことが分かった。
いじめた生徒の実名も書かれ、「もう生きていけそうにない」「耐えられません」など悲痛な訴えがつづられている。いじめた生徒たちに対しては「噂流したりそれを信じたりいじめてきたやつら、自分でわかると思います。
もう、二度といじめたりしないでください」と訴えている。家族には「先立つ不幸を許してください」「13年間ありがとう」との言葉が書かれ、末尾には死亡した日である「2016年8月25日」と記されていた。

29日夜、同市内で報道陣の取材に応じた家族によると、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で中傷、誹謗(ひぼう)も受けていたといい、父親は「いじめた生徒は大変なことをしたということを深く反省してほしい」と肩を落として語った。【佐藤裕太、宮城裕也】

 

この記事だけでは事情がよくわかりませんので、ネットで検索しましたら、彼女のスマホの遺書がありました。

遺書

突然でごめんなさい。ストレスでもう生きていけそうにないです。

●が弱いのは自分自身でも分かってるし、●が悪い所もあったのは知ってるけど、流石にもう耐えられません。
東京いって全国でまた皆で優勝したかったけど、行けなくてごめんなさい。だから7人で、優勝してください。●も頑張ってね。

学校生活も散々だし、それでストレスたまって起立性なったのに、仮病とかいう人が沢山いて、説明しても、あまり信じてくれなかった。

1、2年の時で●の噂流したりそれを信じたりいじめてきたやつら、自分でわかると思います。もう、二度といじめたりしないでください。

(中略)

家族へ。先立つ不幸を許してください。もう無理です。特別虐待があったわけでもない(中略)

文章めちゃくちゃでごめんなさい。

みんなに迷惑かけるし、悲しむ人も居ないかもしれないくらい生きる価値本当にないし、綺麗な死に方すらできないけど、楽しい時もありました。
本当に13年間ありがとうございました。いつか、来世ででも●が幸せな生活をおくれる人になれるまで、さようなら。

また、会おうね。
2016年8月25日木曜日

 

遺書の内容から、いじめがあったことは否定できないようです。
中学校・教育委員会等のいじめに関する調査はどうなっているのでしょうか。ちゃんとした調査をして、その結果を今後の教育に活かしてほしいです。

さて、夕方のTVニュースでは、自殺した中学生の写真が市長賞を受賞していたのに、彼女の自殺を理由に受賞が取り消されたことを取り上げていました。

取り消されたことについて、御両親の悲しみや無念はよくわかります。

しかし、写真コンテストは、黒石市の最大のお祭りである「黒石よされ」の写真コンテストです。もし、この写真を使って、お祭りをさらに盛り立てて、黒石市活性化の一助にする予定であったとしたら、取り消しも止むを得ないかなと思います。

宣伝ポスターとしては、やっぱりベターではないです。

一方、たんに写真に興味のある人たちだけの写真コンテストの市長賞であれば、彼女の写真の市長賞を取り消す必要性は全くないし、取り消すことは亡くなった娘さんの家族を傷つけ悲しませる行為だと思います。

それより、大切なことは、娘さんの身に一体何があったのか、学校にちゃんとした調査をさせることです。程度はわかりませんが、LINEを見る限りいじめがあったことは明らかです。

親には学校は身近なようで遠い存在です。私は教師をしていましたが、それでもわが子がどんな学校生活を送っているのか、学校内での様子はどうなっているのか、とても分かりにくいものでした。

「いじめ」は、非常に巧妙な殺人に近い行為だといっても過言ではないと思います。毎日、毎日、いやがらせが続き、それをやめさせようとする教師も生徒もいない中で、被害者はどんどん追い詰められていきます。

亡くなった中学生、葛西りまさんのためにも、「いじめ」をうやむやにしてはいけないと思いますね。

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