再生数稼ぎの「覚せい剤ドッキリ」ユーチューバーが無罪なわけないでしょ!

今年の夏、JR福井駅そばで、白い粉を警官に見せた直後、ダッシュして逃げたため、警官に

追いかけられるというYouTubeが話題になっていました。

私がテレビで見たのは、それが「覚せい剤ドッキリ」のやらせ動画だったので、福井県警に

捕まったというニュースでした。

大事な任務にあたっている警官をだまして、追いかけさせたんだからそりゃあ、捕まるで

しょ。

犯人の男の起訴について、人権無視だなんていう人はまずいないと思いますね。

ただし、弁護士を除いてね。

だいたいページビュー(PV)や再生回数を稼ぐために、人をだますこと自体、推奨すべき

ことではないし、ましてや、警官の前で「白い粉」をわざと落としてダッシュして逃げれば、

官は怪しむに決まっています。

犯人は、YouTubeの再生回数を増やして広告収入を増やしたかっただけなのに、「覚醒剤

滅、啓発のためにやった」と述べているらしいが、ちゃんちゃら、おかしい。

刑法では偽計業務妨害罪(刑法233条)というらしいですが、被告の弁護士は警察官の業務

は強制力のある「権力的公務」であり、偽計業務妨害罪でいう業務には当たらないとして

無罪を訴えています。

???どういうこと?

警官の仕事は、公務員として当然の業務じゃあないの?

偽計業務妨害罪(ブリタニカ国際大百科事典)
虚偽の風説を流布し,または偽計を用いて人の業務を妨害する罪 (刑法 233) 。流布とは,犯人自身が公然と文書,口頭で伝達するほか,口伝えに噂として流す行為も含む。偽計とは人を欺罔,誘惑し,あるいは人の錯誤,不知を利用する違法な手段をいう。たとえば被害者の商標と酷似したものを使用して粗悪品を売出したり,漁場の海底にひそかに障害物を沈めておいて漁網を破損させる行為などである。

偽計業務妨害罪は、警察や消防、企業などへの度重なるいたずら電話や、ネットでの犯罪予

告などに適用され、3年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。

この被告には、当初、福井簡裁が偽計業務妨害罪で、罰金40万円の略式命令を出していた

のですが、被告はその略式命令を不服として正式裁判を求めたのです。

裁判を受ける権利は、国民の基本的な権利ですので、この被告が略式命令を拒否して、

正式裁判を求めてもそれはありうることです。

でもね。こんないい加減なお騒がせ被告のために、訴訟費用を税金で負担するなど、

実に腹立たしいことですね。

【覚醒剤ドッキリ「啓発のため」 ユーチューバー無罪主張】
12/15(金) 18:07配信 朝日新聞デジタル
 JR福井駅そばで8月、覚醒剤に見せかけた白い粉末入りのポリ袋を警察官の前で落として走り去り、警察に追跡や職務質問をさせて業務を妨げたとして、偽計業務妨害罪に問われた男性被告の初公判が15日、福井簡裁(小川正照裁判官)であった。被告は「覚醒剤撲滅、啓発のためにやった」と述べ、無罪を主張した。

 当時の様子を撮影した映像は「覚醒剤いたずらドッキリ」と題して動画サイト「ユーチューブ」に投稿され、100万回以上再生された。

 起訴されたのは、福井県越前市の鹿谷(逮捕時の姓は西坂)大治被告(31)。弁護側は、警察官の業務は強制力のある「権力的公務」であり、偽計業務妨害罪でいう業務には当たらないとして無罪を訴えた。

 福井簡裁は9月、同罪で罰金40万円の略式命令を出したが、被告は不服として正式裁判を求めていた。

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