平成27年、未成年の女性(当時18歳)を生き埋めにして殺した19歳の少女に対し、

無期懲役の判決(一審)が下りました。

「生き埋め」という犯行の残酷さを考えると、死刑でもおかしくないケースだと思います。

この事件の共犯者、無職・中野翔太被告(21歳)にはすでに、無期懲役の判決が言い渡

されており、東京高裁に控訴しています。

 

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千葉女性監禁 千葉の女性生き埋め 元同級生の19歳少女に無期判決
産経新聞 2/3(金) 14:49配信

千葉県芝山町の畑に平成27年、女性=当時(18)、同県船橋市=を生き埋めにして殺害したなどとして、強盗殺人と逮捕監禁の罪に問われた元同級生の少女(19)に対する裁判員裁判の判決公判が3日、千葉地裁で開かれ、松本圭史裁判長は求刑通り無期懲役を言い渡した。

検察側はこれまでの裁判で、女性と物の貸し借りなどをめぐるトラブルで腹を立てた少女が共犯の住居不定、無職、井出裕輝被告(22)=強盗殺人などの罪で起訴=に犯行を依頼するなど、「積極的に犯行に関与した」と指摘。殺意や計画性があったと主張していた。

一方、弁護側は逮捕監禁や金品を奪った強盗罪について争わないとしたものの、強盗殺人罪については「計画性はなく殺意もなかった」と争う姿勢を示し、少年院送致が望ましいと主張していた。

起訴状によると、少女は27年4月19日夜、井出被告らとともに、千葉市中央区の路上で、女性を普通乗用車に乗せ、両手足を緊縛するなどして監禁。車内で女性の財布やバッグを奪い、翌20日未明、芝山町の畑に掘ってあった穴に女性を入れ、土砂で生き埋めにして窒息死により殺害したなどとしている。

事件をめぐる裁判では、女性に土砂をかけるなど犯行の主要部分で手を下した住居不定、無職、中野翔太被告(21)が無期懲役の判決を言い渡され、東京高裁に控訴している。

 

被告の少女は、27年4月19日夜、仲間とともに千葉市の路上で、被害少女を普通車に

押し込め、両手足を縛ったうえ、車内で少女の財布やバッグを奪い、翌20日未明、

成田空港近くの柴山町の畑にあらかじめ掘っておいて穴に被害者を入れて、土砂で生き

埋めにしたというのです。

もう、聞いただけで、鬼畜の仕業としか言いようがないですが、犯人の少女は生を受けて

から19年間、頭の中にはどんな心や考えが育っていたのでしょうか。

事件の後、1か月ほどして書かれた産経デジタルのルポがあります。

『犯人少女は県警の調べに対して、「カネを貸していた。(被害者の少女は)友人の卒業

アルバムも返していなかった」などと、借りたものをたびたび返さなかった被害者の少女

への不満について供述しているという。』
被害者の少女が、貸りた金を返さないとか、品物を返さないという加害少女の供述は、

本当だったんでしょう。

こうした少年事件の場合、加害者も被害者も、生活がちゃんとしていない場合が多いです。

そして、ちょっとしたことがきっかけになって、殺人事件の被害者になったり、加害者に

なったりします。

加害少女には、動機らしい動機も見当たらないうえ、犯行についても友人に話したりして

隠すふうでもなかったということです。

結局、事件は、「女性同士のいさかいが発端であることは確か」で、「それが重大事件に

発展してしまったのかもしれない」と捜査関係者は述べています。

加害少女は、被害少女が貸したものを返さなかったりするので、腹が立っていたことは

想像できますが、生き埋めにして殺さなければならないほどのことだったのでしょうか。

 

それに殺せば、ほぼ100%、捕まります。犯人少女は捕まるリスクを考えなかったの

でしょうか。
しかも、完全犯罪を試みたわけでもなく、自分の犯行を友人に平気(おそらく?)で話し

ています。

この犯人少女は、人を生埋めにしたらどうなるか、犯行を人に話せばどうなるか、

捕まったらどうなるか、など、ほとんど殺人後の自分について想像できていなかった

のではないでしょうか。

ましてや、殺される被害者の気持ちや恐怖など、まったく想像できていなかった

のでしょう。

 

結局、生物学的には人間だったけれど、人間にふさわしい心や能力が育っていなかった

ということです。

このように犯人少女は、未発達な存在ですが、だからと言って、刑罰が免除されていい

なんてことにはなりません。

 

元同級生を生き埋めにして惨殺…18歳少女たちの“冷酷すぎる世界”
2015.5.23 12:05 iza産経デジタル
【衝撃事件の核心】

千葉県芝山町の畑から4月に遺体で見つかった、生き埋めにされたとみられる18歳の少女は、苦しみに耐えかねたのか、土砂の重みにつぶされたのか、正座したまま上半身があおむけに大きくのけぞる不自然な姿勢だったという。冷酷な所業の半面、犯行を楽しむかのように「ジョン」「ケイ」などと偽名も使っていた20歳前後の容疑者グループ4人の中心となっていたのは、かつては「少女と仲がよかった」という元同級生の少女だった疑いが強まっている。(千葉総局 山本浩輔)

頭部はテープでぐるぐる巻き、両腕は結束バンドで

遺体で発見されたのは船橋市の職業不詳の少女。大きな外傷はなかったが、口など頭部全体を粘着テープのようなものでぐるぐる巻きにされていた。さらに、両腕などは結束バンドで縛られており、抵抗を抑圧された上で殺害されたとみられる。

少女の財布などを奪い土中に埋めて殺害したとして、千葉県警船橋東署捜査本部が今月13日に強盗殺人容疑で再逮捕したのは、高校の元同級生で以前から交流があり、犯行を計画したとみられる少女(18)と、この少女の知人だった住居不定、無職の井出裕輝容疑者(20)、中野翔太容疑者(20)、東京都葛飾区の少年(17)の4人。いずれも4月23、24日、レンタカーに被害者の少女を乗せた監禁容疑で逮捕されていた。

容疑者の男3人は、被害者の少女と、ほとんど、もしくはまったく面識がなかったとみられている。このため、捜査本部は少女が犯行の主犯格とみて、慎重に捜査を進めている。
「金銭関係でもめていた」

少女の中学時代の後輩によると、少女は船橋市内の市立中学校時代、テニス部に所属。テニスがうまく後輩の面倒見もいい一方で、男子との派手な交際や喫煙・飲酒の噂が広がるなど、素行面で問題のある一面もあったという。

卒業後には、少女は後輩らに「高校を中退した」と話していたという。近所に住む高校生の女子生徒は「万引で補導されたと聞いたことがある」と説明。同じく近所の主婦は「中学卒業前後くらいから、男の人の運転するバイクの後ろに乗っている姿を見かけるようになった」と話す。

少女を知る別の女性は、被害者の少女と「少女は高校時代に仲が良かった」と話す一方、「金銭関係でもめていたと聞いた」と、2人の間にトラブルがあったことも語る。

少女は県警の調べに対して、「カネを貸していた。(被害者の少女は)友人の卒業アルバムも返していなかった」などと、借りたものをたびたび返さなかった被害者の少女への不満について供述しているという。

捜査本部はこうしたトラブルを把握しているが、事件の引き金となった決定的な動機は不明としており、慎重に調べを進めている。

「ジョン」「ケイ」などとあだなで呼び合う容疑者たち

県警の調べなどによると、被害者の少女は4月19日夜、千葉市中央区の繁華街を友人と2人で歩いているところを声をかけられ、少年が運転し、少女が同乗していた乗用車に乗車。数百メートル先で車を降り、井出、中野両容疑者の待つ白いレンタカーに乗せられた。
レンタカーは井出容疑者の名義で借りられていた。車を運転する井出容疑者。助手席には少年。後部座席の中央に被害者の少女は乗せられ、その両脇に少女と中野容疑者が座った。

被害者の少女はこのまま4人に2~3時間連れ回された後、成田空港近くの芝山町の畑で埋められたとみられている。ここなら、発覚されないと思ったのだろうか、畑は井出容疑者の親族が所有しており、被害者の少女が埋められた穴の大きさは開口部が1メートル×1・5メートル、深さは1メートルほどあった。

2日後の同21日、この夜のことを間接的に聞いた人物からの通報で事件が発覚。23、24日に自首などにより、4容疑者が監禁容疑で次々と逮捕された。

捜査関係者によると、井出容疑者と少年は少女の遊び仲間だった。中野容疑者と少女の関係は不明だが、井出容疑者とは地元も近い友人だった。
少年は井出、中野両容疑者の名前を知らなかったといい、それぞれ「ケイ先輩」「ジョン先輩」と2人を呼んでいたという。このあだ名は、両容疑者が少年や少女が逮捕された場合に備えて、逮捕を逃れようと、事前に互いを呼び合うために使っていたという。どこか犯行を楽しむような様子でもあり、気軽な気持ちで少女の計画に加担した可能性もある。
4人は監禁容疑についてはおおむね認めていたものの、強盗殺人については、認否が分かれ、黙秘している容疑者もいるという。

計画的だが短絡的な側面も

容疑者らは事前に、被害者の少女を縛った結束バンドや粘着テープのようなものを購入。遺体が見つかった穴についても犯行前に掘られていたとする話もある。使用したレンタカーも井出容疑者が数日前に借りていた。

こうした「計画性」の一方で、少女は犯行の前後、友人に自分の思いや犯行の様子を明かしており、これが早期の逮捕に繋がった。

ある捜査関係者は「多少の計画性はあるが、友人に犯行について話すなどあまりにも短絡的。動機らしい動機も調べを進めているが、見当たらない」とする。

別の捜査関係者は「女性同士のいさかいが発端であることは確か。それが重大事件に発展してしまったのかもしれない」と話している。

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