何て恐ろしいバクテリアなんだ!

「マジでヤバい」こういう最近の言葉は使いたくないんですが、「人食いバクテリア」には

妙にぴったり来ます。

 

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人食いバクテリア、患者数が過去最多に
TBS系(JNN) 11/22(火) 14:20配信

「人食いバクテリア」とも呼ばれる「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の今年の患者数が442人となり、過去最多になったことが分かりました。

「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」は、「A群溶血性レンサ球菌」という細菌に感染することで引き起こされ、手足の筋肉が急激に壊死し、多臓器不全などになることがあります。致死率は、およそ30%で、「人食いバクテリア」とも呼ばれています。

国立感染症研究所によりますと、今年の患者の数は今月13日までで442人にのぼり、調査を始めた1999年以降で、最多となりました。都道府県別では、東京が60人、神奈川が48人などとなっています。

細菌が一部の人で劇症化する原因はわかっていませんが、厚生労働省は予防には手洗いや、傷口を清潔にすることが、有効としています。

 

まずは、ヤフー画像の写真を見てください。恐ろしさが一目瞭然。

人喰いバクテリアの顕微鏡写真

人喰いバクテリアの顕微鏡写真〈ヤフー画像〉

幼い子供のほっぺに穴が!

幼い子供のほっぺに穴が! 〈ヤフー画像〉

女性の足が腐蝕

女性の足が腐蝕〈ヤフー画像〉

男性の頬が腐蝕して穴が!

男性の頬が腐蝕して穴が!〈ヤフー画像〉

これらの写真をみるだけで、「人食いバクテリア」の恐ろしさがわかります。

しかも致死率は、およそ30%というのですから。

今日のなるほど

1 一般に「人食いバクテリア」と呼ばれる感染症は「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」のことです。

手足の筋肉が急激に壊死し、最悪、多臓器不全に陥り命を

落とすことになります。(致死率30%)

今年の患者数はすでに442人となり、過去最多になったことが分かりました。

2 バクテリアとは何でしょうか。「バクテリア」、「細菌」、「ウィルス」の違いは?

バクテリアは英語のbacteriaの読みで、細菌という意味です。

ですので、バクテリア=細菌ということ。

でもウィルスは細菌と全く違います。

ウィルスというと、「インフルエンザウィルス」や

「エイズウィルス」なんかよく聞きますよね。

3 ウィルス(virus)とは何でしょうか。細菌とどう違うの?

ウイルスはラテン語で「毒」という意味です。

細菌よりもずっと小さくて、電子顕微鏡でないと観察できません。

(10~450nm(ナノメーター)程度)

※n(ナノ)とは、単位を表す文字で10-9 、すなわち10億分の1を表します。

一方、細菌は単細胞の生物で、ウィルスよりずっと大きく、

中学校や高校の実験室にある普通の顕微鏡(光学顕微鏡と言います)で、

見えるものが多いです。(最も小さい細菌は、見るには一定のスキルが要ります)

細菌は単細胞生物ですから、細胞は細胞膜でおおわれており、

細胞の中には核があって、核の中にはDNAが存在しており、

細胞内の細胞質の中には様々な微小な器官(細胞器官)が

そろっています。

細胞図〈ヤフー画像〉

細胞図〈ヤフー画像〉

ところがウィルスは完全な細胞としての体裁は備えておらず、

細胞膜もなく、DNAまたはRNAとそれを包むタンパク質だけで

できているのです。

だから、ウイルスは単独では生きていけず、他の生きている

生物の細胞内に入り込むことで増殖していくことができます。

このようにウィルスは単独では増殖できないのです。

したがって、ウィルスは自分自身では代謝できないので、

完全な生物とは言えず、生物と無生物の中間的な存在です。

代謝(たいしゃ):簡単にいうと生命活動のことです。

代謝は、外界から物質や光エネルギー取り入れて必要な物質を

合成する同化と、体内の有機物を分解してエネルギーを取り出し

生成物を放出する異化の過程があります。

ウィルスの結晶

さて、無生物的な側面を表す例として、ウィルスは結晶を作ったりします。

タバコモザイクウィルスなんか有名で高校の教科書なんかに出てきます。

タバコモザイクウィルスの結晶

タバコモザイクウィルスの結晶〈ヤフー画像〉

タバコモザイクウィルスの結晶構造の例〈ヤフー画像〉

タバコモザイクウィルスの結晶構造の例〈ヤフー画像〉

 

普通、結晶と言えば塩化ナトリウム(塩)の結晶など無生物ですよね。

だからウィルスを殺すことは難しいのです。

もともと、完全な生命体ではないのですから。

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