「北原みのり」という人の「『パパ活』のリスクと闇」という一文がAERAdot.に、載って

いました。

内容が「パパ活」ということだったので目を通したのですが、興味を持ったのは筆者の「北原

みのり」という人のことでした。

皆さんは、この方、よくご存じでしょうか。私は知らない人でした。

作家で、週刊朝日に「ニッポンスッポンポンNEO」という連載を持っていると紹介されている

ので、作家の中ではきっと上位に位置する方なのでしょう。

 

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北原みのり氏は、『週刊朝日2017年7月7日号 北原みのり「『パパ活』のリスクと闇」』で

次のように述べています。

「あれは買春じゃない、エンコーだ」と言いはる男性がいた。若い女性とのセックスを金で得たあげく、オジサン側が「女性にいいことしてあげた感」を得られる「エンコー」って、いったいどういうマジックだよ、と驚いたものだ。

「パパ活」という言葉がある。女性が「パパ」(生活を援助する男性)を探す活動らしい。手垢のついた「エンコー」よりも、安全・安心・カジュアル感があるせいか、パパを探す女性、パパになりたい男性のマッチングサイトもある。

試しにいくつかのサイトを覗いてみた。風俗業界もそうだが、こういうものは「女性向け」と「男性向け」の情報に裏表が激しいのが特徴だ。例えば風俗だと、「笑顔が素敵な女性が採用基準」「夢を叶えよう」「貴女を丁寧にサポート!」という言葉が並んでいるが、同じ店の男性向けの広告では「在籍女性はドスケベばかり」「やりたいように自由に責めまくれる」など激しさを強調するトーンが常だ。

 

風俗業界のお客向け(男性向け)サイトと求人向け(女性向け)サイトでは、表現が違ってい

るらしい。

自分で調べたことはありませんが、そりゃそうだろう。

お客(男性)には大勢来てくれるように、そして従業員には若い美人が来てくれるように書く

に決まっている。

若い女性に来てもらうには、安全でかつ高額の報酬が得られることを強調する必要があります

から。

 

私もかつて援助交際(エンコー)という言葉が出てきた日にゃ、「よく、言うよ」と思ったも

のですが、それを「パパ活」と言おうが何と言おうが、「売春&買春」には違いありません。

筆者は言います。

風俗は空しい、だって僕はドキドキしたいし、若い女性に優しくされたいし、「パパ」と呼ばれてみたいんだもん、という男の欲望を満たす“新しい風俗”であることがわかる。
この国の男は、いったいどこまで甘やかされたいのだろう。

 

一体、世の男たちが、「パパと呼ばれたくて行くのか」、「ドキドキしたくて行くのか」わか

りませんが、はっきりしていることは、男には常に性欲があり、常に性欲を満たしたいという

願望があるということです。

たとえ、妻のある身であっても、そうした「ドキドキしたいという性欲への願望」は、男は常

に持っているのです。

 

このあたりが、きっと女性の性欲と違うのかもしれません。

でも、小説や映画やTVドラマがよく不倫をテーマにするのも、男にも女にもそうした欲求が

きっとあるからだと思いますね。

 

しかし、風俗業界が女性を食い物にするのは、全くもって許せることではありません。

筆者はさらに言います。

この国の男は、いったいどこまで甘やかされたいのだろう。

パパ活。援助交際と同様、それはまるで女の主体的な欲望のように語られるが、実際は男の欲望を自ら責任を引き受けない形でビジネス化したものに過ぎない。今も昔も言葉だけ変わるが、中身は同じだ。こういうシステムを作っておいて、いざ女が危険な目に遭えば「リスク承知のはずだ」と責め立てる準備は万全に整えられている。さらに経済状態を男女対等にしない社会構造を守りぬき、「パパ活」を生きる術にするしかない女性を生産し続ける。さらに「女は楽して稼げていいな」と「買われる」女たちを批判する手も緩めない。そう、こうやっていつも、全て男のやったことを「片付けさせられる」のは、女側なのだ。

 

「それはまるで女の主体的な欲望のように語られるが・・・」と北原みのり氏は書いていま

すが、女の主体的な欲望であるとは男の誰も思っていなくて、大昔から男が女を本能で求めて

きたのです。

「さらに経済状態を男女対等にしない社会構造を守りぬき、・・・」とありますが、さりとて

男が家庭に主夫として入り、女が外で働く社会がいいのか、夫婦の(男と女の)両方が社会に

出て働くのがいいのか、よくわかりません。
はっきりしているのは、一方が外で働いているときに、もう一方が家庭にいてくれたら、本当

に助かるということです。

子供の保育所への送り迎え、子供が急病になった時の対応、炊事・洗濯等の家事一般の仕事等、

私は夫婦共働きでやってきたけど本当に大変でしたね。

 

体験から言うと、子育て等にとって、夫婦のどちらかが家庭にいることはとても大切なこと

で、経済的なゆとりがないとできないことです。

現状では、経済的主導権を握っているのは男ですので、風俗産業に身を投じている女性の側が

不利になるのでしょう。

 

では、男が女を搾取するなら、女も男を使って儲けてやれということで、女性経営者による女

性客目当ての風俗店を作るってのはどうでしょう。つまり、風俗店に待機しているのは、若い

イケメンの男たちで、そこに男を求めて女たちがやってくるという風俗店です。

 

まあ、世の中は何でもありなので、金持ちの女性をターゲットにした秘密クラブくらいは、私

の知らないところにあるのでしょうが、巷にあふれている普通の風俗店のようには需要はない

でしょう。

 

このように需要と供給の関係からも男性優位になっているのでしょうが、問題は「この国の

男が甘やかされたい」からだけではありません。

短時間に楽して(?)高額の金が稼げるからと、女子中高生までがそんな世界に身を投じるよ

うな社会的風潮も良くないと思うんですね。

もちろん、一番悪いのはそうしたマーケットを用意する奴が悪いのですが、用意する人には女

性も男性もいるはずです。

 

買う側の男が悪いのは悪いけど、やっぱり自分の身を売る側の女性にも自己責任があるのでは

ないかな。(ただし、戦前の貧困のために売られたという娘さんたちの事ではありません。援

助交際やパパ活で儲けて、安易で豊かな暮らしを夢見ている女性を念頭においてます)

 

筆者は『パパ活。援助交際と同様、それはまるで女の主体的な欲望のように語られるが、実際

は男の欲望を自ら責任を引き受けない形でビジネス化したものに過ぎない。』と語っています

が、パパ活であろうと援助交際であろうと、欲望を持っているのは男の方であって、女の方が

性的欲望の主体になっているとは、男たちは思っていないのではないか。

結局、『パパ活』をビジネス化している人たちは、男の性的欲望と女の金銭的欲望が利用して

いるということです。

 

ところで、こうした『パパ活』ビジネスを普段から利用していると公言してはばからない面白いおじいさんがいました。美女に総額6千万円盗まれた田辺市の金持ち老人の自伝「いい女を抱くためだけに」】【美女に総額6千万円盗まれた和歌山県田辺市の金持ち老人!自伝を出版

 

今月末からdTVなどで「パパ活」というドラマの配信が始まった。主演は渡部篤郎で、わけありの大学教授と女子大学生の物語。あらすじを見ると、年の離れた男女の恋愛&人間ドラマっぽい雰囲気だが、内容はさておき、「パパ活」という言葉、無造作に広げるべきじゃない。男の欲望のお片付け、これ以上、女に押しつけてはいけないでしょ。

 

最後に『「パパ活」という言葉、無造作に広げるべきじゃない。』には、大賛成。
ドラマの内容はわかりませんが、マスメディアで『パパ活』を流せば、大きな影響力があり、

お金がほしい未成年女子に「いいかも」と思わせる可能性が大いにあります。

 

『男の欲望のお片付け、これ以上、女に押しつけてはいけないでしょ。』とは、いかにも女性

サイドらしい発言ですが、ただ、男にはまぎれもなく欲望があって、その本能は人間としてご

く自然で当たり前のことだということは理解する必要があると思います。

 

本能(性欲)があるからといって、男性みんなが、レイプやストーカーなど性犯罪を犯すわけ

ではありません。

本能があっても、皆、ちゃんと理性でコントロールしているので、犬・猫のようにはならない

です。

結局、教育が大切ということかな。

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