離婚を考えたことのある夫婦はたくさんあるはずです。
離婚するべきか、我慢するべきか迷いますよね。

三船美佳さんの記事『三船美佳さんが「財産分与」調停申し立て、離婚後でもデメリットはない?』がありましたので、離婚の際の財産分与について考えてみます。

三船美佳さんが「財産分与」調停申し立て、離婚後でもデメリットはない?
弁護士ドットコム 9月18日(日)8時24分

歌手の高橋ジョージさんとの離婚が今年3月に成立した女優の三船美佳さんが、9月はじめ、東京家庭裁判所に財産分与請求調停を申し立てたと報じられている。報道によれば、三船さんは、離婚成立後も高橋さんが一人で住む自宅の住宅ローンの支払いを続けており、その自宅の財産分与を求めているようだ。三船さんは2015年1月、高橋さんのモラハラを理由に離婚と長女の親権を求めて提訴。同年3月末、慰謝料なしで協議離婚は成立したものの、財産分与は未解決のままだったという。協議離婚が成立した後、なぜ財産分与を今になって求めたのか、疑問に思う人もいるかもしれない。財産分与の請求に時効はないのだろうか。また離婚後に求めることのデメリットはないのだろうか。山口政貴弁護士に話を聞いた。

●財産分与の時効は「離婚から2年以内」「財産分与請求は、離婚時から2年を過ぎると時効となり、請求することができなくなります。三船さんの場合、2016年3月に離婚していますので、財産分与請求権はまだ時効にはなっていません。

なお、財産分与の対象となるのは、別居時にお互いが保有している財産全てになります。別居後に双方が蓄えた財産は分与の対象とはなりません」

三船さんはなぜ、離婚する際に財産分与を協議しなかったのだろうか。

「離婚協議をする際には、財産分与も協議するのが一般的です。ただし、分与対象の財産が高額で、かつ広範囲に及ぶ場合には、財産分与の協議が非常に長引く可能性があります。そのため、早く離婚をしたい場合には、先に離婚を成立させ、その後財産分与を協議するというケースもあるのです」・・・(以下略)

 

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まず、離婚に関することは民法に規定してあり、その768条に「財産分与」
に関することが書いてあります。

民法768条(財産分与)
協議上の離婚をした者の一方は、相手方に対して財産の分与を請求することができる。

2  前項の規定による財産の分与について、当事者間に協議が調わないとき、又は協議をすることができないときは、当事者は、家庭裁判所に対して協議に代わる処分を請求することができる。ただし、離婚の時から二年を経過したときは、この限りでない。

3  前項の場合には、家庭裁判所は、当事者双方がその協力によって得た財産の額その他一切の事情を考慮して、分与をさせるべきかどうか並びに分与の額及び方法を定める。

 

このように、民法第768条第1項では「協議上の離婚をした者」となっていますが、
第771条で、「第766条から第769条までの規定は、裁判上の離婚について準用する。」
となっていますので、裁判離婚した三船美佳さんにも適用されるんですね。

第2項で、当事者間で協議ができない場合は、離婚してから2年以内なら
家庭裁判所に処分を請求できるとありますので、三船美佳さんが財産分与請求
調停を申し立てることができました。

裁判離婚の場合、普通は裁判の中で財産分与についても話し合うのですが
三船美佳さんはしていませんでした。

離婚を決意した場合は、離婚時における夫婦の財産について、
財産分与の協議もしっかりと行っておくべきです。

ただ、一般の夫婦には、芸能人のような高額な財産はないでしょうね。
財産があったとしても、せいぜい、預貯金と持ち家ぐらい。
したがって妻から離婚する場合、それまで専業主婦だった人は
経済的に厳しい生活が待っていることを覚悟するしかありません。

離婚すべきか、我慢すべきか、判断に迷いますが、
本人の離婚したい理由と経済的困窮を天秤にかけるしかないように思います。
普通の庶民が離婚しても、幸福で楽な生活には程遠いんだろうな。

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