私が行くことのあるコンビニにも、「スタッフに一声かけてください」という張り紙がトイレにあります。
それでいつも思うんですが、トイレに「何でこんな注意書きがあるの?」ということです。

コンビニもスーパーやデパートと同じく、不特定多数のお客が来る小売店ですよね。スーパーマーケットやデパートのトイレに「スタッフに一声かけてください」などという張り紙があるわけありません。

コンビニにあっても、トイレは客のために必須の設備です。その証拠にローソンであれ、セブンイレブンであれ、ファミマであれ、いずれの店舗もトイレを客は自由に使えます。張り紙などありません。

なぜか、私が行く一店舗だけに、「スタッフに一声かけてください」という張り紙があるのです。

ですので、私はそこのトイレを使うとき、馬鹿らしくて「一声かける」ようなことをしません。他のお客さんも、声をかけているのを聞いたことがありません。

それが次のような記事を見つけたのです。「犯罪になる」など、思いもよらぬことです。

コンビニのトイレ「スタッフに一声かけて」無視して勝手に利用、犯罪になる?
弁護士ドットコム 10月20日(木)9時36分配信

外出先で「トイレに行きたい」と思った時、コンビニのトイレを思い浮かべる人は多いだろう。街中のいたるところにあり、公衆トイレよりも探すのが便利だからだ。

ただ、コンビニのトイレも、店によって扱いが微妙に異なる。「ご自由にお使いください」といったものから、「スタッフに一声おかけください」「トイレの無断使用禁止」といったもの、さらには「当店にトイレはありません」と従業員の利用に限定している店もある。

従業員に声をかけてほしいと張り紙があるにもかかわらず、無視して利用した場合や、従業員限定のトイレをこっそり使用した場合、犯罪にならないのだろうか。東山俊弁護士に聞いた。

●建造物侵入罪の可能性

「無断使用禁止と掲示があるトイレや従業員専用のトイレを無断で使用した場合、建造物侵入罪が成立します。コンビニのトイレは、店長が管理していますが、トイレの無断使用は、店長の意思に反して、トイレに立ち入ることになるからです」

トイレの無断使用目的でトイレに入った時に建造物侵入罪になるのか、それともコンビニ店内に入っただけで、建造物侵入罪になるのか。

「判例は、違法な目的で建物に立ち入った場合に建造物侵入罪の成立を広く認める傾向があります。トイレの無断使用目的も建造物侵入という違法な目的ですから、トイレの無断使用目的で店内に立ち入ったというだけで,建造物侵入罪が成立する可能性もあります。

もっとも、店内に立ち入っただけでは、立ち入った目的がトイレの無断使用だということまでは分からないでしょうから、実際に問題になることはないでしょう」

東山弁護士はこのように話していた。

【取材協力弁護士】
東山 俊(ひがしやま・しゅん)弁護士東山法律事務所所長。大阪弁護士会所属。

 

ちょっと馬鹿らしい考察ですね。
買い物はせずに、何かの理由でトイレだけ使用したいときは、マナーとして普通はスタッフに声をかけますよね。

一方、買い物のためにコンビニに入り、買い物の途中でトイレを使うのになんで「スタッフの許可」がいるのでしょうか。

この弁護士さんは、結局、「もっとも、店内に立ち入っただけでは、立ち入った目的がトイレの無断使用だということまでは分からないでしょうから、実際に問題になることはないでしょう」と言っています。

そもそも、コンビニは24時間営業で、誰でもいつでも店内に入ることのできる小売店ですから、記事にあるような考察は「あんまり意味ないじゃん」と考えます。

ところで、少数のコンビニには、なんで「スタッフに一声かけてください」なんていう張り紙があるの?

トイレだけを使う迷惑な人が大勢来るからですかね?それなら、店先に別の然るべく文言の張り紙をするべきだと思うんですが?

〈スポンサーリンク〉