「適応障害とうつ病の30歳女性が親依存」の記事~家族・本人の苦悩と幸せな明日は?

親に依存して生活している30歳女性のルポがありました。

まず、この女性の後ろ姿(下図)の写真がありましたが、「派手な小学生そのもの」です。

この後ろ姿を見ただけでも、「心の病」が疑われます。

僕が教えている小学生たちは、フェアリー系と言うらしいけど、まず、こんな恰好はしないね。

かわいいぬいぐるみを部屋に飾ってはいるだろうけど、そんなものを背中につけては

歩かないですね。

小学生と言っても、高学年にもなるとかなり社会性が発達してきていて、特に女の子は

そうです。

社会的・政治的・経済的な出来事にも結構、興味を持っていて、大人とそれなりの会話が

できます。(個人差はあるにしてもね)

こないだ授業中に、TPPと株式投資と為替の仕組みを質問されました(‘_’)

親依存の30歳女性が「自分は貧困」と思うワケ

女子小学生のようなフェアリー系の服装で現れた、本多梨美さん(30歳、仮名)
〈画像出典:東洋経済オンライン〉

 経済的な窮状を語る。10代半ばから適応障害とうつを抱え、新卒で就職したドラッグストアの非正規職は4年間継続したが、上司にしかられて出勤ができなくなった。それから何度バイトしても1週間以上続かず、30歳になってしまう。この3年間は、年収10万円を切る。〈東洋経済オンライン〉

この女性は「10代半ばから適応障害とうつを抱え」とありますので、うつ病発症の時期も

典型的な例です。

一般には、うつ病は青年期に表れるといいます。

それまでは小中高と友達も多く勉強もできていた子が、大学に入学したあたりから、

閉じこもりになって学校に行けなくなるという例もよくあります。

5月の連休過ぎあたりから、生徒の様子が変わってくるのです。

高校でも、入学後の5月の連休明けは要注意です。

1学年に1人くらいは必ずと言っていいほど、連休明けに不登校になる生徒が出てきます。

また、この女性は「10代半ばから適応障害」とありますので、周囲の生徒たちとコミュニケー

ションが、取れなかったのでしょう。

僕は「適応障害」なる言葉の詳しい定義付けまでは、勉強していませんが、

発達障害と呼ばれている子供たちの多くは、周囲の子供たちと上手くコミュニケーションが

取れませんので、障害と呼べるかどうかはわかりませんが、「周囲との調和・適応能力」が

低いです。

「発達障害」の子供たちは、養護学校に行くほどの知的障害はありませんので、

普通学校で教育を受けますが、やっぱり普通の能力の子供たちにはついていけません。

常に「自分中心」で、他人がいるということや他人の思いを想像するということがとても

苦手です。

でも、みんなと一緒に会話したい、友達になりたい、注目されたいというような欲求は当然、

持っていますので、友達の会話に割って入ったりすることが多く、周囲からみると「ウザイ」存

在になってきます。

こうしたことから、周囲の子供たちが積極的にその子を攻撃しだすと、明確な「いじめ」となる

んですが、こうしたことの指導が難しいんですね。

子供たちにとって、「自分勝手な子」は、一緒にいても面白くないんです。

これは、自然な感情であって、適応能力の低い子を仲間に入れていくような人格的な思いやりを

表現することは、ハードルが高いです。

でも、このことを教師がどう指導していくかで、子供の集団がずいぶん変わっていきます。

上手く指導できれば、当該の子供も周囲の子供たちも人間的に大きく成長します。

反対に指導力のない教師は、多数派のいじめ側の子供に与(くみ)して、人気を取ろうとして、

最悪の結果を招くことがあります。

いじめに起因する不幸な事件は、大体こうした背景を持っている思います。

発達障害の子供には可能な限り、友達の立場に立って物事を考えることも大切だよと、伝えます

が、何度言っても、同じことを繰り返します。

これが発達障害と言われる所以なんでしょう。

発達障害と言われている子供は「多動性」や「注意欠陥」を持っている場合も多いですね。

ただこのあたりのことは、指導(訓練)によって、かなり改善されると思います。

でも、最近の学校現場では、「この子はADHDだから、これでいいんだ」と教師が納得してし

まって、それ以上、引っ張り上げようとする試みがあまりなされていないように感じますが、僕

の勝手な思い込みでしょうか。

親依存の30歳女性が「自分は貧困」と思うワケ
東洋経済オンライン 12/16(金) 4:00配信

親依存の30歳女性が「自分は貧困」と思うワケ
女子小学生のようなフェアリー系の服装で現れた、本多梨美さん(30歳、仮名)
この連載では、女性、特に単身女性と母子家庭の貧困問題を考えるため、「総論」ではなく「個人の物語」に焦点を当てて紹介している。個々の生活をつぶさに見ることによって、真実がわかると考えているからだ。今回紹介するのは、適応障害とうつを抱える、東京都に住む30歳の独身女性だ。

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「私、とにかく不安なんです!  すごく貧困です!!」

女子小学生のようなフェアリー系の服装で身を固める本多梨美さん(30歳、仮名)は、顔を合わせるなりそう訴える。

「不安で不安で、仕方ない。本当にささいなことで悩んじゃって、この前、お母さんが“風邪をひいた”ってなった。そこから悪い病気じゃないかとか、親がこのまま死んじゃったら、もう生きていけないとか。深く考えちゃって。私ひとりでは自立できないから、妹に迷惑がかかっちゃう。だったら死んじゃったほうがいいみたいな。毎日毎日、そうやって悩んで頭がおかしくなっています」

東京郊外の繁華街、平日昼間からとにかくたくさんの人がいる。異常に目立つ彼女のことは、すぐにわかった。外見は年齢相応だが、女子小学生に人気の月刊誌「ちゃお」から出てきたような服装。リュックはうさぎのぬいぐるみ。デコレーションされたカバンの中は、キャラクターグッズだらけだ。

・・・・(中略)

経済的な窮状を語る。10代半ばから適応障害とうつを抱え、新卒で就職したドラッグストアの非正規職は4年間継続したが、上司にしかられて出勤ができなくなった。それから何度バイトしても1週間以上続かず、30歳になってしまう。この3年間は、年収10万円を切る。

適応障害とは学校や職場などの特定の状況が、とても耐え難く感じられて、気分や行動がおかしくなる障害だ。過剰過敏に反応してしまってストレスとなり、そこから離れないと治らない。社会に出て働くことが困難な障害だ。

■部屋はキャラグッズだらけ

「働かない娘の面倒をみてくれて、買い物代を払ってくれる実家のある梨美さんは、貧困って言わないですよ。恵まれた家庭って言うの」

・・・・(以下略)

「27歳のときに適応障害で仕事を辞めてから、どうしても働けなくてずっと実家にパラサイト。数万円の退職金と、その後、ハローワークでもらえるおカネ(雇用保険)が切れてから、親が全部面倒みてくれる感じです。そんな状態なのに買い物しちゃって、我慢できないで服とかネットでポチッちゃった。支払いもできないのに、どうしようどうしようってパニックになって。お母さんにバレて怒られた。請求された7万円は、結局、親が払ってくれました。もう自己嫌悪です」

「27歳のときに適応障害で仕事を辞めて」ということですが、知的能力は高くても、いろんな

意味の能力がどこか低いんですよね。

大人ですから、仕事上、ミスをすれば怒鳴られもするでしょう。

そこで能力上、ついていけなくなる人と、頑張っていける人の二通りがあるんですよね。

ご両親は公務員ということですが、さぞかし心配なことでしょう。

かといって、無職の娘さんを養っていくこと以外には、心の病を治すために具体的にしてやれる

ことがないのです。ここが本当に難しい。

ご両親が定年退職してからは二人分の年金が入りますので、娘さん一人くらいは贅沢をしなけれ

ば養っていけますし、親が長生きすれば、この娘さんが70歳くらいまでは、親の年金と貯え

で生きていけるかもしれません。

もし、この女性宅の財産がすべてなくなれば、あとは社会保障ということになるのでしょう。

でも彼女の人生ですから、これからどうするかは彼女自身が考えて、変えていくしかありませ

ん。

困難なことですが、可能性はあります。

いまは、「適応障害」の人たちをサポートするいろいろなNPO法人がありますので、そうした

皆さんの援助を受けることも一つの方法です。

現在の彼女は貧困ではありませんが、将来の老後貧困の予備軍ではあります。

立ち直るための具体的な行動を早くに取ってほしいですね。

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