出典:毎日新聞 4月6日(水)9時33分配信

僕はTVで、野球の試合をほとんど見ない。野球ファンの皆さんから見れば

ずいぶん変わり者です。

ですので、岩田選手の病気のことは知りませんでした。

 

1型糖尿病の子供たちが幼稚園などに入園を拒否されている問題で、1型糖尿病を抱えながらプロ野球で活躍する阪神タイガースの岩田稔投手(32)が毎日新聞の取材に答えた。岩田投手は高校時代、1型糖尿病を理由に社会人野球のチーム入りを取り消された経験がある。「社会の理解はまだ不十分。血糖値を管理すれば日常生活に支障はないことを、プレーを通じて伝えたい」と語った。

1型糖尿病は生活習慣とは関係なく、血糖値を下げるインスリンが分泌されなくなる疾患で、幼少期の発症が多い。

岩田投手は大阪桐蔭高校2年の冬に発症した。病気を理由に社会人野球のチーム入りを取り消された。同じ病を抱えながら巨人などで活躍したビル・ガリクソン投手の存在に励まされたという。

関西大に進学後も野球を続け、2005年の大学・社会人ドラフト希望枠で阪神に入団。1日に4、5回、インスリンを体内に注射しながらプレーを続ける。「1型糖尿病は、自分にとってハンディキャップではなく個性。普段の生活にも野球にも全く制約はない」と語る。

毎日新聞が患者団体「大阪杉の子会」(大阪市)を通じてアンケートした結果、1型糖尿病の患者児童の16%が、幼稚園や保育園に入園を拒否された経験があると回答している。入園に難色を示された人も合わせると4人に1人に上った。岩田投手は「入園拒否は、これから人生を歩もうとしている時に『あかん』と言われるようなもの。僕が野球で活躍することで理解が広まり、こうした壁がなくなってほしい」と話す。

岩田投手は09年シーズン以降、登板した試合の1勝につき10万円を1型糖尿病の患者団体「日本IDDMネットワーク」(佐賀市)を通じて研究機関に寄付。この病気の子供や保護者を、阪神甲子園球場での試合に招待している。金本知憲監督が就任した今季、阪神は11年ぶりのリーグ優勝を目指す。岩田投手は「病気のために将来を悩んでいる子供たちに、道案内をしてあげられるような存在でありたい」と考えている。【柳楽未来】

毎日新聞 4月6日(水)9時33分配信

 

でも、この記事を見て、岩田選手が病気をコントロールしながら

頑張って活躍されていることがわかり、まず、元気づけられました。

自分も血糖値やらHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)がよくないので

糖尿病は常に気になっていることです。

さて、上記の話題について。

まず、糖尿病は発症すると治癒することがありません。

それ以上悪くならないように、血糖値やHbA1c値を

コントロールしていくだけです。

そのために、まずは食事療法で摂取カロリーをコントロール、あとは

積極的に運動をすることで、余分なカロリーを消費していきます。

また運動をすれば身体の筋肉量が増え、基礎代謝量が上がりますから

カロリー消費が促進されます。

糖尿病には記事にあるように1型糖尿病(遺伝的にインシュリンの分泌量が少ない)と、

2型糖尿病(生活習慣から膵臓機能を壊し、

後天的にインシュリン分泌能力が低下したもの)があります。

いづれにせよ、糖尿病患者は「食欲との戦い」につきると僕は思う。

「食欲」は人間の本能です。

それは睡眠欲や性欲などと同列の欲求で、コントロールが実にむずかしい。

TVなんか見ていると、食欲を刺激するグルメ番組がなんと多いことか。

 

糖尿病の子供たちもきっと、ケーキやパフェ、にぎり寿司やラーメンやハンバーグを

お腹いっぱい食べたいと思っていることでしょう。(僕はそう思いよ。自分がそうですから)

 

日常的にこうして病気と闘っている子供たちを何とか手助けしてやりたいですね。

保育所や幼稚園はこうした子供達を拒否したりせず、ぜひ受け入れてやってほしいな。

子供たちは、友達が大勢いる幼稚園にきっと行きたいはずです。(最初はお母さんと離れるので

泣く子もいますけど、それは最初だけです)

 

一方、施設側に心配なことがたくさんあるだろうということは

容易に想像できます。

幼い子供たちのインシュリン注射など、幼稚園にいる間に処置しなければ

ならないことがあるのでしょうか。

インシュリン注射のコントロールは、間違えば低血糖など命に関わることに

なります。

実際の幼稚園でのケアがどうなるかは、医者ではありませんので

推察するしかないですが、

糖尿病の園児を責任を持ってあずかる保母さん達に

大変な御苦労が生じてくると思います。

1人当たり多くの園児を世話している保母さんたちの日業業務は、

きっと目が回るようなものでしょうからね。

 

単純に「幼稚園はひどい」と、批判できるようなことでは

ないと考えます。

ただ、糖尿病の子供さん達が一つの幼稚園に大勢いるという

わけではないはずですから、何とかなるのではないかな。

 

もちろん保育所や幼稚園の保母さん・先生だけにに押しつけるのでは

なく、行政の支援も得てということです。

行政はこうした子供たち、その家庭をしっかりとサポートする施策を

早急にとってほしいな。

糖尿病について高血糖状態が長期間続くと、血管内の余分なブドウ糖は体内の蛋白と結合します。この際、赤血球の蛋白であるヘモグロビン(Hb)とブドウ糖が結合したものがグリコヘモグロビンです。このグリコヘモグロビンには何種類かあり、糖尿病と密接な関係を有するものが、HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)です。

ヘモグロビンは赤血球の中に大量に存在する蛋白で、身体の隅々まで酸素を運搬する役割を担っております。赤血球の寿命はおよそ120日(4ヶ月)といわれています。赤血球はこの間ずっと体内を巡って、血管内のブドウ糖と少しずつ結びつきます。高血糖すなわち余っている糖が多ければ多いほど結びつきが増えグリコヘモグロビン(HbA1c)も多くなるわけです。したがって血液中のHbA1c値は、赤血球の寿命の半分くらいにあたる時期の血糖値の平均を反映します。すなわち外来で血液検査をすると、その日から1~2ヶ月前の血糖の状態を推定できることになります。
正常値は、4.3~5.8%で、6.1%以上であればほぼ糖尿病型と判断して良いことになっています。
出典:http://www.furano.ne.jp/utsumi/dm/hba1c.htm 「内海内科クリニック」様

このグリコヘモグロビンが血中に増えると、血液の中が糖分でドロドロになっているという

ことを表しており、糖分でドロドロの血液は血管を硬化させ、内部を詰まらせ、

あらゆる合併症へとつながっていくのです。

オオ怖い。

でも合併症が表面化するまでは、痛くもかゆくもないので、日常ではその恐ろしさを

中々、認識できないのです。自分もそうです。想像力に欠けるのですね。

HbA1c値を押さえていかないと、合併症の症状が現れるまで、

毛細血管の損傷がどんどん進行し、網膜や腎臓の糸球体など

毛細血管が張り巡らされているところが徐々に壊れていくのです。

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