動物の年齢、驚きの400歳(サメ)と507歳(貝)。どうして年齢がわかるの?

驚きのニュースがありました。

動物が400年も生きられるものでしょうか。
しかも、人間と同じ脊椎動物が。

その動物とは「サメ」。
サメの名前は「ニシオンデンザメ」と言うらしい。(聞いたこともない種類です)

約400歳のサメが見つかる、脊椎動物で最も長寿
ナショナル ジオグラフィック日本版 8月12日(金)ニシオンデンザメ北大西洋に生息する“世界一のろい魚”ニシオンデンザメ、

サイエンス誌
北大西洋に生息する大型のサメ、ニシオンデンザメが400年近く生きることがわかり、デンマーク、コペンハーゲン大学の博士研究員であるユリウス・ニールセン氏らが科学誌「サイエンス」に発表した。

ニシオンデンザメ(Somniosus microcephalus)は体長5~6メートルにも成長する一方で、1年に成長するのは約1センチと遅い。そのため長寿であると推測されていたが、軟骨しかもたないサメには石灰化する骨などの組織がないため、従来の方法では簡単に分析できず、その年齢や寿命は謎に包まれていた。

今回、ニールセン氏らはニシオンデンザメ28匹の眼の水晶体を使って放射性炭素年代測定を実施。その結果、平均寿命は少なくとも272歳と見積もられ、なかでも体長4.93メートルと5.02メートルの大きな2匹はそれぞれ335歳、392歳と推定された。これまでに脊椎動物では最も長寿とされたホッキョククジラの211歳を上回り、無脊椎動物を含めてもアイスランドガイの507歳に次ぐ記録だ。

ニシオンデンザメの最大記録ははっきりしないが、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストのページには少なくとも6.4メートルと書かれており、そうなると寿命は400年をゆうに超えるだろう。

・・・・・・・(以下略)

サメの年齢は、サメの眼の水晶体を使って放射性炭素年代測定をしてわかったということです。
放射性炭素年代測定はC14(質量数14の放射性炭素原子)の半減期を利用した測定法で
比較的短い年数を測定することができます。

化石の年代測定にも使われており、科学的な根拠があるので、
ニシオンデンザメの400歳はおおよそ信じてよい数字でしょう。
でも、江戸時代が始まるころから生きていたなんて信じられないですね。

ところで、動物は一体何歳まで生きられるのでしょうか。

他のニュースを検索してみると、ありましたよう~。
何と507歳。

「アイスランドガイ」という二枚貝が、約507歳だということが
判明しているようです。

二枚貝の年齢は、貝殻の年輪を数えることで正確にわかり、
その結果と放射性炭素年代測定とがほぼ、一致しているそうです。

これら測定結果が事実であれば、証拠として信じざるを得ませんが、
それにしても、二枚貝の年齢が507歳とは。

にわかには信じがたいことですよね。
樹木でも500年は大変な年月ですもの。

507歳の貝、年齢調査で死亡は誤解
2013.11.18

アイスランドガイ
Photograph courtesy Bangor University
約507年生きたことが判明したアイスランドガイの標本。この生物の死をめぐっては、海洋研究者に非難の目が向けられたが、実際はそれほど大げさな話でもなかったようだ。

先ごろ、海洋研究者には不名誉なニュースが世界を駆けめぐった。これまで記録された動物個体の中では世界最高齢、507歳であることがわかった二枚貝の“明”(ミン)を、調査中にうっかり殺してしまったというものだ。 しかし、よく調べてみると、BBCが“クラム(二枚貝)ゲート事件”と呼ぶこの話は、少々大げさに騒がれすぎのようだ。

この二枚貝の死は2007年に最初に報じられたが、昨年イギリス、バンガー大学のジェームズ・スコース(James Scourse)氏率いる研究チームが、この貝の年齢を再分析し、推定507歳と発表したことから、死の経緯が改めて注目されることとなった。

・・・・・(中略)

◆貝の年齢を数える

明の年齢は、貝殻の年輪を数えることで割りだされた。このアイスランドガイという種の二枚貝では、毎年1本ずつ年輪が増える。

前回の推定年齢とは100年の開きがあるが、これは、2007年に明の貝殻を分析した際、調べた部分に年輪の間が狭く、1本1本を区別できないところがあったためだ。

海洋地質学者のスコース氏によると、新たな推定年齢は、放射性炭素年代測定の結果にも照らして確認しており、「ほとんど誤差はない」という。

・・・・・・(以下略)
文=Samantha Larson

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