高畑淳子さんのCM、かどや製油の栄養サプリ「ごまセサミン」のCMも、
花王のCM「ウルトラアタックNeo」に引き続き放送が休止になるようです。

かどや製油 高畑淳子出演のCM自粛…花王に続き長男逮捕影響
デイリースポーツ 8月31日(水)6時0分配信

強姦(ごうかん)致傷罪で逮捕された俳優の高畑裕太容疑者(22)の母で女優の高畑淳子(61)の仕事にも、事件の影響は徐々に広がってきた。

淳子がCMに出演している「かどや製油」が、CM放送の自粛を決定したことがわかった。30日、デイリースポーツの取材に対して同社は「現在(休止の)作業途中で、一部流れているものもあるが、当面は自粛する」とした。栄養サプリ「ごまセサミン」のCMに出演していた。

淳子は事件が発覚した23日現在、同社のほか花王(ウルトラアタックNeo)、KINCHO、日本生命のCMに出演していた。花王はすでに放送を休止。日本生命は「引き続き対応を検討していく」としている。KINCHOは7月で放送が終了しているが、ネット上のCM映像は現在も公開されている。

ドラマでは、NHK大河ドラマ「真田丸」での“母子共演”が消滅した。・・・・(以下略)

高畑淳子さんについては、例の記者会見の直後は、「親として立派だ」という
評価が一般的だったと思いますが、最近は少し様子が変わってきて批判的な
記事が大きく広がってきたように思います。

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 【論点1】
記者会見を行った親の発言として内容が適切だったかということ。

 

僕はあの記者会見のテレビ放送を一部始終見て、気丈にかつ誠実に
発言されたと考えています。
被害者の方に対する謝罪の言葉も最初の方でちゃんとありました。

ただ聞いていて、その被害者に対する謝罪の言葉が短くて、
彼女の話す論点の柱にはなっていなかったのが気になりました。

案の定、そこのところが最近の批判の対象となっています。

「まずもって、被害者への謝罪を前面に出すべきだった」という
皆さんの考え方も気持ちとしては理解できます。
僕も、なぜもっと大きな声でしっかりと被害者への謝罪をしなかったのかと
思いました。

ただこうした考えは、まず、誤解している点があるのだと思います。
それは、罪を犯したのは彼女とは別人格の高畑裕太であり、
母親の高畑淳子さんではないということです。

あの記者会見についても母親の高畑淳子さんが、息子とは言え、
別人格の高畑裕太が仕出かしたことについて、開かねばならない
義務はなかったはずです。

それでも彼女は自ら記者会見の場を持ちました。
それは、息子の犯した犯罪について、母親として
責任を取ろうとする覚悟の表れだったと思います。

母親としてはバカな息子が、他方面に迷惑をかけたことや
自分の仕事関係者にも迷惑をかけるであろうことを職業人として
まず、心配したはずです。

ここで被害者への謝罪ですが、謝罪の心は彼女にとっては
一番大切なことであり、当然のことだったので、あのような
短い表現になったのではないでしょうか。

あの記者会見は、犯人の記者会見ではなく、犯人の母親の
記者会見だったことを忘れてはいけません。

母親はわが子がどんな犯罪人になっても、世間の非難を
一身に受け止めつつ、面会に通い、バカ息子をささえていくもの
ではないでしょうか。

以前、死刑囚の高齢の母親のルポを見たことがあります。
その母親が、寒い冬が近づいてきたからと息子にセーターを
差し入れたら、「被害者は殺されたんだから、寒さぐらい我慢しろ」
というのでしょうか。差し入れた母親は被害者への謝罪の念が無いと
言えるのでしょうか。

母親とは、このようにバカな息子であれ犯罪者となった息子であれ、
最後まで子供に寄り添っていくような存在ではないでしょうか。

最近はバカな母親のニュースも多いですが、母の愛とはかような
ものではないかと僕は思っています。

そうした意味で、高畑淳子さんは最初も今も、母親として精一杯
対応したと思います。

彼女の記者会見を見て、「親として甘い」と批判する人も多いですが、
高畑淳子さんは、被害者への謝罪の念はそっちのけで、頭にあるのは
我が子のことだけなんでしょうか。

タレントのRIKACOさんも、29日の日本テレビ・読売テレビ系
「情報ライブ ミヤネ屋」に出演して考えを述べています。

RIKACO、高畑会見に「何のための会見?」 甘さを指摘

タレントのRIKACOが29日、日本テレビ・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。強姦致傷容疑で逮捕された俳優の高畑裕太容疑者の母で女優の高畑淳子が26日に開いた会見について「これ、何のための会見だったんでしょうかね」と疑問を投げかけた。
番組では、涙の謝罪となった高畑の会見を取り上げ、「成人の犯罪と親の責任」について出演者で議論を繰り広げた。
その中でコメントを求められたRIKACOは「本当に被害に遭われた方の気持ちは計り知れない。人それぞれ、感じること違う。本当に苦しんでいて居ても立ってもいられないほど傷ついているのか、って、我々には分からないじゃないですか」と性犯罪の被害に遭った女性が受けた心の傷についても慮り、「これ、何のための会見だったんでしょうかね」と疑問を投げかけた。
MCの宮根誠司は「非常に難しいところで、女優さんで主役務める看板女優、会見せざるを得ない一方で、被害女性がどう思うか」とコメント。RIKACOは更に「被害者の方が会見を見ている可能性もある。(被害者に)謝罪することが直接できなかったのなら、この場(会見の場)を借りてでも、彼女に対してもっと伝えるべきことがあったのではないか、と(思う)。立派(な会見)だったと思うが、被害女性への気遣いよりも、裕太君の…仕事への謝罪だったり、仕事関係者への謝罪に聞こえてしまった」と、被害女性への謝罪、配慮よりも、息子についての謝罪が先に立ったように感じたことを伝えた。
RIKACO自身も2人の息子を持つ母親で、長男はすでに成人している。同じ母親としての立場から「ここは母親として一番やらなきゃいけないのは、自分の息子を本当に叱ること」ときっぱり。
・・・・(以下略)

 

親には責任があります。
親というものは我が子が何歳になろうとも、子供が悪事を働けば、育て方が
悪かったのだろうかと自問自答して親としての責任を感じるものです。

ただ、それは親自身がひしひしと感じていることで、外に向かって発言し
なかったからといって、責任感がないということにはなりません。

さて、皆さんはどのようにお考えでしょうか。

【論点2】
論点1でも、少し触れていますが、犯罪者とその親とは一心同体の存在として、世間の批判、非難を浴びていくべきものでしょうか。

最近のこうした事件の取材では、犯人の家族に「さあ、お前も親なんだから
謝れ!謝れ!責任を取れ!」と、つるし上げのような雰囲気を感じることがあります。

犯罪者が未成年の場合は、親が子供の法定代理人として、また道義的にも
責任を取らねばならないと思いますが、子供が成人に達している場合
どう考えらいいのでしょうか。

ここは次の機会に考えていこうと思います。
(ところで、少年犯罪のときこそ、責任者として親にいろいろ語ってほしいと
思うんですが、実際は少年法によって、加害者がどのような人間でどのような
環境・家庭に育ったかは全くの秘密になってしまいます。)

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