格安旅行代理店「てるみくらぶ」が昨日より、多くの申込者に迷惑をかけているとのニュースが続いていましたが、本日の記者会見で、破産手続きの開始決定がなされたと伝えられました。

「てるみくらぶ」が破産手続き、利用客への返金困難の見方も

TBS系(JNN) 3/27(月) 12:45配信

航空券の発券トラブルが続いている旅行代理店「てるみくらぶ」は、東京地裁から破産手続き開始の決定を受けたと発表しました。負債総額はおよそ150億円にのぼります。
「お客様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけして、誠に申し訳ありませんでした。皆様に深くおわび申し上げます」(てるみくらぶ 山田千賀子 社長)

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 やっぱり、「格安」にはそれなりのリスクがつきものだということを改めて痛感しましたね。
ニュースで紹介された「てるみくらぶ」の海外旅行代金は、一般的な大手旅行代理店の代金に比べると安すぎます。
キャンセル航空券や航空券を大量購入することでコストを下げていたらしいけど、キャンセル待ちの航空券なんて手に入るかどうか定かでないし、その証拠に旅行出発の前日にならないと、出発できるかどうかわからないことも多かったとのことです。
格安旅行代金で思い出すのは、何といっても昨年(2016年1月15日)のスキーバスツァーの大事故です。スキー客を乗せた大型観光バスが対向車線にはみ出し、ガードレールを突き破って約3メートル下の斜面に転落して、若い人たちの尊い命が多数、奪われました。
今回の「てるみくらぶ」の騒動については、「命があっただけまし」と思うしかありません。旅行代金だけ取られて実に腹立たしいけど、命さえあればまた、いいこともあるはずです。
負債総額は、150億円にのぼるそうなので、とても「てるみくらぶ」の自己資金や供託金では返せない額です。

「てるみくらぶ」は会社として、もっと早くに破産の決断をすべきだったのでしょうが、どうにもならなくなるまでズルズルと、当座の運転資金を得るため、ツァー客の募集を続けていたのでしょう。

 

雇われる身も厳しいですが、経営者も大変です。
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