中国の4月の貿易総額が、5.8%減少し、2か月ぶりのマイナスに

なりました。

中国 4月の貿易総額5.8%減、2か月ぶりマイナス
TBS系(JNN) 5月8日(日)17時18分配信
中国の4月の貿易総額が、前の年の同じ月と比べて5.8%減少し、2か月ぶりにマイナスに転じたことがわかりました。中国の景気減速が今後、一段と進む可能性があります。
中国の税関総署が8日発表した貿易統計によりますと、今年4月の中国の輸出と輸入を合わせた貿易総額は、およそ3000億ドルで、前の年の同じ月と比べて5.8%減少しました。3月の貿易総額は2.0%増と、13か月ぶりにプラスになりましたが、4月は再びマイナスに転じる結果となりました。4月の輸出額は前の年の同じ月と比べて1.8%減、輸入額も10.9%減とともに落ち込んでいます。
地域別にみますと、今年1月から4月までの累計で、日本との貿易総額は7.5%減っているほか、最大の貿易相手であるEU=ヨーロッパ連合とは5.2%減、アメリカは10.2%減となっています。
中国では、内需と外需がともに振るわない状況となっていて、経済の減速が今後、さらに進む可能性もあります。(08日13:45)

これまでも、中国経済市場の不振が伝わると、東京株式市場が大きく、揺らぐことがありました。

明日の東京市場はどうなるのでしょうか。

日本との貿易総額は7.5%減っていますので、きっと市場関係者は弱気になると思います。

 

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さて、内需と外需がともにふるわない状況なので、経済の減速がさらに進む可能性が

あるということですが、こちらの記事にも目を通しましょう。

中国輸出再びマイナス、4月は1・8%減、貿易低迷長期化の様相
2016年5月8日 14時49分 産経新聞
【上海=河崎真澄】中国税関総署が8日発表した4月の貿易統計で、輸出が1727億6000万ドル(約19兆円)と前年同月比1.8%のマイナスとなった。
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経済実態を無視した政府主導の人件費高騰策が、輸出における製品価格の国際競争力の低下を招いたことが、一段と鮮明になってきた。同時に、景気減速で建設業など内需の不振が輸入を落ち込ませ、海外からモノを買う力も弱まった。輸入はこれで18カ月連続で前年を下回り、世界経済の不安定要因となっている。
1~4月の累計も輸出は前年同期比7.6%減、輸入は12.8%減と落ち込んでいる。貿易相手先別の輸出で、欧州連合(EU)向けが4.4%減、米国は8.9%減、東南アジア諸国連合(ASEAN)は8.9%減、日本向け7.0%減と、主要輸出先が軒並み前年割れとなっている。
中国の高度経済成長の原動力だった貿易の低迷に回復の兆しはなく、輸出入ともにマイナスの傾向は長期化の様相を見せ始めた。

経済実態を無視した政府主導の人件費高騰策が、

輸出における製品価格の国際競争力の低下を招いたとの分析。

最近、中国における人件費が高騰してきて、中国進出の利点が

なくなってきたとの話を聞いたが、こういう人為的な政策の

結果だったということか。

中国が、経済的に危うい状態だと言うことは

これまで、ずっと言われ続けている。

近いうちに、リーマンショックのような、

中国発のチャイナショックが起こるのだろうか。

なにやら、大地震の予測に似た感がしてくる。

この辺りの予測に関する記事に目を通しましょう。

そこで中国経済の最新の実態を伝えるレポートを探してみるのですが、

「中国経済の実情」、「中国経済の今後」のような

検索では最新のレポートがあまり見つかりません。

それで、次の1月のレポートを探し読んでみました。

2016年01月26日21:13「世界のニュース トトメス5世より」中国株が示す中国経済の実態 崩壊中か「順調に回復」なのか

中国経済不況
中国経済は順調に下降しているように見えるが、当局は「サービス業を含まない馬鹿な数字」なのだという。
中国当局と中国ウォッチャー達は、中国経済は順調に回復しているが、ばかな連中が売っているために株価が下げていると主張している。
彼らによると2015年に製造業は低成長だったが、サービス業が10%以上の高度成長をした事になる。

ゼロ成長の中国製造業
中国経済の現状を巡る解釈がエコノミストの間で割れていて、回復支持派は順調に回復していると主張する。
悲観派は中国崩壊は既に始まっていると主張し、どちらも経済指標などの統計を根拠にしている。
双方が同じ数字を見ながら完全に対立しているのは、サービス業を巡る解釈の違いに基づいています。

中国の製造業は最大限好意的に考えても2%台の成長率で、悪ければマイナス成長だったと見られています。
2015年の中国の輸出入は大幅なマイナスで、貨物輸送量や電力消費量も減少し鉄鋼生産量なども減少しました。
物の生産や流通が減少した訳で、製造業は成長しなかったのが分かります。

回復支持派によると中国ではサービス業が既に経済の過半を占めていて、急速に回復しているという。
中国国家統計局によると2015年の中国GDPで、サービス業が50.5%になり、製造業などの約40%を上回った。

GDP自体があてにならないのだが、中でも最も数量的に数えにくいサービス業に、下駄を履かせた観もある。
製造業や農業は、生産した物を数えればごまかしは効かないし、製品を輸送しなければならないので、流通でも把握できる。

だがサービス業は形があるものではないので、あると言えば有り、ないと言えば無い。
ブルームバーグによれば、製造業購買担当者指数(PMI)は連続して50を下回り、マイナス成長を示している。
回復派はネット通販が成長しているから、製造業がマイナスでも高成長していると主張している。
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うーん、どうやら、5月の現在、中国経済は、回復論者より、

悲観派の予測の方が当たっているようだ。

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