昨日、JR秋葉原駅前で、安倍晋三首相が自民党都議選候補者の応援演説をしました。

しかし、多くの聴衆の「安倍やめろー」のシュプレヒコールに包まれ、安倍首相のスピーカー

の声がかき消されるほどでした。

おまけに、聴衆の中に森友学園の籠池泰典前理事長の姿まであって、「本当のことを言えー」

などと大声をあげていたとのこと。

安倍氏が「逆風でも愚直に政策を訴える中村彩さんのような候補が信用できる候補だ」と訴えると、籠池氏は「信用できる人が言えばいいが、信頼できない人が言ってはだめだ~!」と大声を張り上げた。

〈出典:籠池氏「本当のことを言え~」首相演説の場訪れる [2017年7月1日22時21分] 日刊スポーツ〉

 

大阪府の補助金不正受給など、籠池氏側の不正は誰の目からも明らかなのに、彼のあのエネル

ギーはどこから出てくるのでしょうか。

籠池氏の執念には脱帽ですが、このことは今日の投稿の本題ではありません。

 

 

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今日のテーマは、下記の記事における安倍総理の意識・感覚です。

 

キレた首相「こんな人たちに負けない」国民に応酬!

7/2(日) 10:02配信 日刊スポーツ

<7・2都議選投開票:TOKYO決戦~小池劇場ふたたび~>

小池百合子都知事率いる都民ファーストの会と自民党が激しく争う都議選(2日投開票)は1日、波乱の最終日となった。国政の逆風に吹かれる自民党は安倍晋三首相が、秋葉原で今回の都議選初の街頭演説に立った。聴衆から「安倍ヤメロ」のコールに包まれる中、森友学園の籠池泰典前理事長まで乱入し、大荒れとなった。

安倍首相にとって「聖地」の秋葉原で、支持者に交じって反安倍派の「帰れ&辞めろコール」が飛び交ったことは、党内に少なからず衝撃を与えた。関係者の1人は「ある程度(ヤジは)予想していたが、ここまでひどいとは…」。ヤジが激化するにつれ、首相も「憎悪や誹謗(ひぼう)中傷からは、何も生まれない!」と語気を荒らげ、「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」と、自身に批判的な聴衆を「こんな人たち」と呼び、国民のヤジに応酬。首相としては異例の行動で、「自分への批判を許さないという空気も感じられ、大丈夫かと思った」との声も聞かれた。

 

上の記事中、安倍首相に関する記述『「憎悪や誹謗(ひぼう)中傷からは、何も生まれない!」

と語気を荒らげ、「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」と、自身に批判的な聴衆を

「こんな人たち」と呼び、国民のヤジに応酬。』の部分が気になりました。

安部首相はどうも、自分の目の前で直接、批判する人たちが気にいらないようです。

街頭で演説する場合、演説する人がスピーカーで大音量を流す以上、負けじと大声で反対の

シュプレヒコールをする人があって当然です。

それに自民党の人気が低下すれば、安部自民党に反対する市民も増えるはずです。

それがですね。ヤジを飛ばす市民に対して、「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」

などと、首相が国民を「こんな人」呼ばわりすることにも違和感を覚えました。

 

もしかして、この時の安倍反対派の人々を共謀罪がらみで捜査を命じるのでは??

「そんなバカな」とお思いの皆さんも多いでしょうが、安倍首相自身は心の中では、「こんな

連中は・・・」と思っているかもしれません。

戦前の秘密保護関連法は、戦争反対の人々を片っ端から好き勝手に捕まえて投獄していたよう

ですから。〈関連投稿:秘密保護法について~戦前の話ですが22歳の大学生が日常会話で逮捕された

 

今の政府は民主主義や国民を大切にしているのだろうか。

次いで、下の記事です。

石原伸晃経済再生相はこの中で、民主主義の大切さを強調しています。

『(これは)ある意味で民主主義を否定します。自分たちの主義主張があるならば、自分たちの応援するところに行って主義主張をするのが民主主義の基本でありますけれども、残念ながら・・・』

しかしながら、最近の国会運営や政権与党側の答弁、そして官邸や大臣を忖度する(それとも

命令・指示か)官僚の答弁を聞いていると、民主主義を実感するような局面はどこにもなかっ

たように思うんですよね。

それどころか、政府側・官僚側の不明朗な答弁によって、「不愉快さ」や「国民をバカにするな」と

いう怒りを感じる場面が多かったように思います。

 

森友学園問題における財務省・近畿財務局の対応、加計学園に係る文科省の対応、それに金田

法務大臣のバカ答弁や稲田防衛大臣の職務をまっとうできない愚かさと傲慢な態度、菅官房

長官の常に真実・本題から話をそらそうとする記者会見等、いっぱいあってどれをとっても、

政府自民党や安倍総理大臣から「なるほど、そうだったのか」というような誠意ある答弁はな

かったように思います。

最初の森友学園問題でも、8億円もの値引きの根拠はいまだに説明されないままで、いつの

間にやら、籠池氏の補助金不正受給だけに収斂しているようです。

文書は処分した(だからわからない)などとお役人は言っていますが、8億円の値引きに関わ

った担当者に聞き取り調査をすれば、たとえ、文書がなかったとしても、経過などすぐにわか

ると思うんですね。お役人は皆、ご存命のはずですから。

 

さて、ヤジを飛ばした人たちを街頭演説で批判した安倍総理自身も、国会でヤジを飛ばしてい

ます。

また、共謀罪の審議でも、金田法務大臣のバカ答弁をそのままにして、共謀罪のあいまいな部

分を野党に審議させませんでした。

(金田氏を法務大臣に据え置いたのは、きっとちゃんとした審議をされると困るから、それができないように、バカ答弁で煙に巻いたのでしょう)

このような背景があるので、安倍首相や石原大臣が「民主主義」を唱えても、どうも信用でき

ないように見えるんですね。

このことは、東京都民や全国民が感じていることだと思います。

 

奢るもの久しからず

今、東京都議会選挙の結果が放送されていますが、自民党の歴史的な大敗です。

やっぱり、都民の皆さんも同じことを感じていたんだな。

 

安倍首相の街頭演説で「安倍やめろコール」 石原経済再生相は「民主主義を否定」と非難

7/1(土) 19:09配信BuzzFeed Japan

安倍晋三首相は東京都議選の選挙戦最終日となる7月1日、JR秋葉原駅前で街頭演説をした。6月23日の告示後、街頭に立つのは今回が初めて。
駅周辺は大勢の人で埋め尽くされた。そのなかには、安倍首相の登場前から「安倍やめろ」とコールを繰り返す人々もいた。

石原伸晃経済再生相がマイクを握ると、ブーイングが起きた。
「せっかく安倍総理総裁の話を聞きにお集まりいただいているのに、一部の人たちがこのように演説自体を邪魔する。こういうことを惹起させてしまったのは、権力、政権をお預かりしている私どもの仲間の中に、都民のみなさま方の声に(耳を)傾けなかった、また、あぐらをかいていた、こういう人間がいたから、そこに乗じて」

石原氏は、コールに対してそう言及した。

ここで安倍総理が登場する。石原氏は続ける。

「このあと安倍晋三総理総裁からお話があると思いますけれど、政権をお預かりする身として、一部の人間が不用意な発言、不用意な行動をしたことによって、お話を聞きに来てくださった方に対して、あのようなかたちで邪魔をする人たちが来てしまったことは本当に申し訳ないと思っています」

また、こうも非難した。

「(これは)ある意味で民主主義を否定します。自分たちの主義主張があるならば、自分たちの応援するところに行って主義主張をするのが民主主義の基本でありますけれども、残念ながら反対をすることだけしかできない人たちが、さまざまな会場で選挙の妨害を繰り広げたということは、民主主義を守っていく私たちとしては、情けなくも申し訳なくも思っている」

演説終盤でもこう言及した。

「このように邪魔をする人たちが自由民主党の演説会に入って参ります。これは私は悲しいことだと思います」

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