久しぶりに聞いた気がする「財投」

政府が景気対策として、「財政投融資」を積極的に活用するというニュース。

7月に入ってからはヘリコプターマネーが話題になったが、この「財投」の方は

もう少しましな制度で、より現実的です。

もっとも財投の方もリスクがないわけではありません。

現在はマイナス金利政策で金利は低いですが、将来はいずれ今より

金利が上昇しますので、その時は政府は大きなリスクを抱えることに

なります。

 

財政投融資とは

政府が財投債(国債の一種)を発行して市場から資金を調達し、その資金を

もとに政府系金融機関などを通して行う投資や融資のことです。

どうして政府がこれを行うのかというと、民間企業にとっては

リスクが大きく手の出しにくい事業があるので、そういう事業に

対して、民間に変わって投資して手助けしましょうということです。

以前は、財投で無駄な公共事業を乱発した経過があるので今度、

やるとしたら国民の財産を減らさないように、経済を活性化させる

事業に投資してほしいですね。

政府は財投事業として、リニア中央新幹線事業計画の前倒しを

検討しているようです。

果たして、リニア中央新幹線は、完成までに使った国民の財産を

上回るだけの経済効果があるものでしょうか。

現在の新幹線でも、東京~京都間を2時間ちょっとで走っています。

これが少し早くなった程度で、人間の生産性が大きく向上するのかな。

東京~京都間を1時間で走るとなれば、インパクトも大きいでしょうが。
(ちなみに京都はルートからはずれているようですね)

<秋の景気対策>政府、財投を積極活用…金利上昇時リスクも
毎日新聞 6月21日(火)8時30分配信政府は、今秋に予定する景気対策の柱として、民間事業などに資金を投じる財政投融資(財投)を積極活用する方針だ。日銀のマイナス金利政策に伴い、政府が財投用に借りる資金の金利が大幅に低下しているためだ。政府は「規模を拡大しても財政健全化目標に影響しない」と財投で貸し出す金利の引き下げも検討している。だが、市場では、将来の金利上昇リスクなどを懸念する声も出ている。【横山三加子】

「新たな低利貸付制度によって21世紀型のインフラ整備をする」。安倍晋三首相は、消費税増税の再延期を表明した今月1日の記者会見で低金利の財投を景気対策に最大限生かしたい考えを示した。自民党も参院選公約に、財投を活用し、今後5年間で民間資金と合わせて30兆円の事業規模を確保することを盛り込んだ。

政府が財投の対象として検討しているのは、リニア中央新幹線の大阪延伸時期の前倒し。JR東海は東京-名古屋を2027年に先行開業し、大阪への延伸は45年を目指してきた。ただ、政府はリニアを成長戦略の目玉としたい意向。財投の活用で最大8年程度前倒しする方向だ。

低利奨学金の拡充にも財投の活用を検討している。 ・・・・・・(以下略)

財政投融資

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