私も、武道をずっと続けてきたので、本番で良い結果を
出すにはどうしたらよいかということが常に頭にありました。

お互いに相手を倒そうと隙を狙っているのですから、
有効打を取るのは本当に難しい。

自分勝手に打って出るとそこをカウンターで狙われます。
また、相手の心を読んで十分に読み切ったと思って
打って出ても、実は相手がその先まで読んでいたという
こともあります。

そんな私に興味深いニュースタイトルがありました。

それは「元オリンピック選手が教える本番で結果を出せる人、
出せない人」という記事です。

元オリンピック選手が教える 本番で結果を出せる人、出せない人
PHP Online 衆知(THE21)8月17日(水)障害馬術の第一人者が語る「結果を出せる人」とは?
8月5日に開幕したリオデジャネイロオリンピック。オリンピックという大舞台においては、普段とは雰囲気や緊張感がまったく違うという。どのアスリートも多くの時間を練習に費やし、本番に挑む。だが、本番でその力を十分に発揮できる人もいれば、できない人もいる。その違いは何か。
障害馬術日本チームがリオデジャネイロオリンピック出場を決めた際のコーチを務め、他にも馬術の国際大会で監督やコーチを歴任している中野善弘氏に、「本番で結果を出せる人と出せない人の違い」について伺った。オリンピックの障害馬術も、これを読めばぐっと興味深く観ることができるはずだ。

・・・・・(中略)

実はセンスの良い人ほど本番で失敗する?
日本トップクラスの障害馬術選手から若手選手まで、多くの選手を指導してきましたが、どんなレベルの選手にも共通して言えることは、「センスの良い人や成功体験のある人ほど、本番で失敗に陥りやすい」ということです。
その理由は、“自分の感覚”を一番に信じてしまうからです。
つまり、周囲からのアドバイスを柔軟に取り入れることができず、「自分基準でここまでできていれば大丈夫」という勝手な自己判断で本番を迎えてしまうため、前評判以上の結果が出せないのです。

・・・・・・(中略)

結果を出せる選手はこのアドバイスを元に調整を行なうのですが、センスの良いとされる選手や成功体験のある選手ほど、『これくらいできていれば、あとは自分次第で本番もなんとかなるだろう』と安易に考え、この調整を軽視しがちです。その結果、本番で失敗してしまうのです。

・・・・・(以下略)

記事の中で語っているのは、障害馬術の第一人者、中野善弘氏。
馬術と聞いても、私にはまったく縁のない競技で、本物の馬を
見ることさえ、普段はありません。

動物(馬)を操るという意味では特殊な競技ですが、
きっと参考になる話があるのではないかな。

さて、彼が言うには、「センスの良い人ほど本番で
失敗する」ことが多いということです。

これは、どの競技にもいえることですね。
実績のある人やセンスの良い人は、自信のがあるので、
油断してしまう傾向があるんです。

また、大切なことは普段から本番のつもりで練習することです。

大学入試なら、模擬試験のとき、本番と同じイメージで受験し、
スポーツなら練習のときこそ、本番と同じ注意力で練習することが
大切です。

武道では特に、このことが大切です。

練習は本番のごとく真剣に立ち合い、本番のときは練習の如く
リラックスして戦えと言います。

武道では(すべてのスポーツで言えると思いますが)、
力むと剣のスピードが落ちますし、パンチのスピードが
落ちます。
そして、パンチを出すその瞬間が遅れるのです。

障害馬術の第一人者、中野善弘氏も、“本番に強い人の最後の条件、
それは「普段から本番を意識したメンタルトレーニングを行なって
いるかどうか」ということです。”
と話しています。

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