マンション住民総会で「マンション内でのあいさつ禁止」を明文化~波紋が広がっています!

マンションに住む男性の新聞投書が今、話題になっています。

投書内容は、男性が住む神戸市内のマンションの住民総会で、「マンション内でのあいさつを禁止」するということが決まったというのです。

この男性は、「理解に苦しむ」と訴えていますが、

皆さんはどのようにお考えでしょうか。

マンション住人同士「あいさつ禁止」 神戸新聞投書が大波紋
J-CASTニュース 2016/11/ 9 13:15

「マンション内ではあいさつをしないように決めてください」――。神戸新聞の読者投稿欄『イイミミ』に寄せられた、住民同士の「あいさつ」をめぐる投書がインターネット上で賛否両論の波紋を広げている。

投書を寄せたのは、神戸市内のマンションで管理組合の理事を務めている男性(56)。住民総会で「マンション内でのあいさつ禁止」が決まったことについて、「理解に苦しんでいます」と訴えている。ネットの反応は、大半がこうしたルールに疑問を投げかけるものだが、中には「理解できる」という意見も出ていて、マンションの住人関係の難しさを垣間見せている。

話題の投書は2016年11月4日付の神戸新聞夕刊に、『理解に苦しんでいます』というタイトルで掲載された。

投書によれば、住民同士で「あいさつをやめましょう」とのルールが生まれたのは、小学生の子供を持つ親が発した一言がきっかけだった。その親は、マンションの住民が集まる総会の中で、

「(子供に)知らない人にあいさつされたら逃げるように教えているので、マンション内ではあいさつをしないように決めてください」
と提案したという。その上で、子供には声をかけられた相手が住民かどうかを判断できないことから、「教育上困ります」とも話していたそうだ。

この提案に、総会に出席していた年配の住民も賛同。あいさつをしても相手から返事がなく「気分が悪かった」として、「お互いにやめましょう」と意見が一致し、最終的に「あいさつ禁止」のルールが明文化されることになったという。
「単純に寂しい」「これは仕方ない」

一連の顛末について、投稿者は「世の中変わったな、と理解に苦しんでいます」と投書を結んでいる。

・・・・

この母親の、「子供に知らない人にあいさつされたら逃げるように教えている・・・」という部分は、子供狙いの犯罪がある現状ではOKとせざるを得ません。

しかし、それに続けて、「なので、マンション内ではあいさつをしないように決めてください」と言うのは、やっぱりおかしいです。

さらに、母親は「子供は声をかけてきた相手が住民かどうかを判断できない」ので、「教育上困ります」と話しています。

結局、この母親は人間同士は挨拶すべきだと考えているんですよね。おそらく?

『しかし、この物騒な御時世なので、自分の子供には知らない人からの挨拶は無視するように教えている。

だから知らないマンション住民から挨拶されても、無視して逃げ出すはずだ。

そうなると、無視して逃げ出す我が子は、非常識な子供だと思われてしまう。』

とまあ、こんな心配をされているのでしょう。おそらく?

しかし、だからと言って、マンション住民すべての挨拶を止めてしまおうという発想は、自分勝手に過ぎると思います。

私は田舎住まいですが、ジョギングしたりしていると、知らない小学生や中学生から元気に「こんにちは」と挨拶してくれることの方が多いです。きっと家庭や学校で「挨拶をしようね。」と教えられているんでしょう。

知っている人どうしも、まったく挨拶を交わさないことにしたマンションの生活はどんなものになるんでしょうか。

母親がこの提案をしたら、すぐに同調する意見が出て決まってしまったということですが、このマンションの住民の事なかれ主義がちょっと心配です。

こんな異常な規則の提案が出て、最初に誰かが1人賛成したからと言って、そのままその意見が通ってしまうのがなんかコワイです。

きっと、多くの住民がマンション管理も含めて、めんどうくさいと思っていたのかもしれません。

以前、大学で社会福祉を研究したとき、マンション住民が主体的に生きて、良好なコミュニケーションを築いている場合、そこの建物はとても美しく保たれているということがありました。

逆にそうではなく、住民同士の人間関係が希薄な建物では、階段や踊場やエレベーターホールなど、共用部分が随分汚れているという現象がありました。

簡単に言えば、住民同士が、気持ちよく挨拶をかわすような関係の方が生きやすくて、そういう人たちが住んでいる建物では、踊場や共用部分に花が飾ってあったり、掃除が行き届いていたりするんですね。

同じマンションなんだから、挨拶なんぞ気軽にして、挨拶を返さない相手には次からは同じく無視して、挨拶を気持ちよく返してくれる相手とはお互い、挨拶を交わす関係を継続していけばいいだけじゃないの?

あいさつをしても相手から返事がなくて「気分が悪かった」ので、今日からは「お互いにやめましょう」というのは、ちょっと違うんではないでしょうか。

神戸のこのマンションの人たちや建物が今後、どうなっていくのか興味深いです。

スポンサーリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。