三菱重工と日立が南アフリカにおける火力発電所プラント事業で対立しているらしいですね。

三菱重工が3800億円もの請求権を日立製作所に主張しているとのこと。

一体どういうことでしょうか。

三菱重と日立、南ア火力関連で主張対立 3800億円の攻防
ロイター 5月9日(月)19時39分配信
[東京 9日 ロイター] – 三菱重工業<7011.T>は9日、日立製作所<6501.T>と統合した火力発電プラント事業に関連して、日立が統合前に受注した南アフリカでのプロジェクトにおいて三菱重が日立に対して少なくとも3790億円相当の請求権が発生していると発表した。
これに対し日立は同日、三菱重の請求権の主張に対し「法的根拠に欠け、請求には応じられない」との見解を公表。両社の対立が表面化した格好だ。三菱重と日立は2014年2月に火力発電プラント事業を統合。三菱重65%、日立35%出資の「三菱日立パワーシステムズ(MHPS)」を発足させた。MHPSは三菱重の連結子会社だ。
南アでのプロジェクトは、日立が07年11月と08年3月に石炭火力発電プラント用ボイラー設備計12基を約5700億円で受注したもの。
三菱重の説明によると、日立の火力事業の統合に際し同プロジェクトに関する契約上の権利・義務関係を三菱重の連結子会社「MHPSアフリカ社」が引き継いだ。三菱重と日立は、同プロジェクトにおける収支見積りなどの評価をめぐって見解が対立している。三菱重は日立に対し同プロジェクトに関連して約3790億円をMHPSアフリカ社に支払うよう請求し、この金額の一部を流動資産に計上。一方、日立は請求には応じられないことを4月6日に三菱重に回答したという。(浜田健太郎)

うーん。この記事では三菱重工側が主張している請求権の根拠がわからないですね。

少しネットで検索してみたいと思います。

こちらの『日刊工業新聞ニュースウィッチ』記事で、もう少しわかりました。
三菱重工と日立、火力統合のシナジーが出始めた矢先のなぜ?

『日刊工業新聞ニュースウィッチ』
同案件はMHPS設立前の07年に日立子会社が受注した。MHPS設立にあたり、同案件の資産や負債、契約に基づく権利・義務をMHPSが継承。MHPS設立以前の損失については、日立が責任を負う契約を締結していた。
今回、三菱重工が同案件の評価額を算出した結果、日立側に約3800億円の支払い義務が生じると判断。3月31日に日立側へ支払い請求を実施した。一方日立側は、契約に基づく法的根拠に欠けるとし、請求には応じない旨を三菱重工側に伝えた。両社の見解は真っ向対立している。

要は、日立と三菱重工が2014年に共同設立した

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)が、日立の連結子会社から

引き継いだ火力発電所向けボイラ建設プロジェクトについて、

債権・債務関係が合意に至っていないということらしい。

両社の見解が違う中で、三菱重工業側が「うちが3800億円を

日立側からもらう権利がある」ということ言い出したということか。

それにしても疑問に思うのは、このような巨額の債権・債務を

どちらが負担すべきか不明確なままにして、なぜここまで来てしまったのか

ということです。

それも天下に名だたる大企業でありながら・・・です。

ちなみに私は、若いとき、日立グループに勤めていましたので

日立製作所の那珂工場にもたびたび行ったな(^▽^;)

 

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