東京都議会の豊洲市場移転問題特別委員会は、参考人として石原慎太郎元都知事(84歳)を招致することを全会一致で決めました。

石原元都知事は、実名も含めて何でも言うと語っていますので、浜渦武生元副知事の招致と併せ、東京ガス工場跡地に係り何が出てくるのか興味深いですね。

だいたい、石原元都知事は在任中は好き勝手なことをやっていましたので、豊洲移転問題だけでなく、外のブラックに近いグレー部分も解明してほしいと考えています。

私がその筆頭に挙げたいのは、石原氏が在任当時、公私混同と問題になった石原氏の四男の件です。

この四男の石原 延啓氏について論じる前に、まず石原氏のお子さんについて、記したいと思います。

まず正妻とのお子さんは4人おられます。

長男は自由民主党衆議院議員の石原伸晃(のぶてる)氏 1957年4月19日(59歳)
次男はタレントで気象予報士の石原良純(よしずみ)氏 1962年1月15日(54歳)
三男は自由民主党衆議院議員の石原宏高(ひろたか)氏 1964年6月19日(51歳)
四男は画家の石原延啓(のぶひろ)氏         1966年8月22日(49歳)

他に婚外子として、愛人との間に5人目の息子さんがおられて、1994年に11歳になった息子さんを認知したとのことです。そうであれば、現在は34歳前後か。

愛人との交際が始まったのは、当時、石原慎太郎氏は49歳、お相手は22歳の若い銀座のホステスでした。

Wikipediaによると、1996年(平成8年) 3月、慎太郎氏のこの愛人問題が発覚したそうです。
このスキャンダルをスクープした写真週刊誌『フライデー』は、「愛人は銀座の高級クラブの元ホステスで、二人の間には1980年代はじめに生まれた男の子もいる。母子はいま母の故郷新潟への雪深い町でひっそりと暮している。」と報じていました。

さて、四男は、石原 延啓(いしはら のぶひろ)氏と言い、肩書は画家です。

画家としての評価はWikipediaによると

作品の価格は2006年版の『美術市場』では「号3万円」とされていた。 近現代美術が専門で現代ガラス芸術に詳しい美術評論家の武田厚は「内外のステンドグラス作家は一通り把握しているが、知事のご子息のことは聞いたこともなかった。三十代、四十代の現代芸術家の間ではどうか分からないが、美術界では、ご子息が絵描きだということはほとんど知られていない」と発言した。東京都内の有名画廊の関係者は「絵やステンドグラスを見ても才能はあると思う。確かに売れっ子というわけではないが、四十歳くらいで評価が定まる画家などいない。むしろ才能があっても現代画家の場合は売れないこともある」と説明したという。 実父・石原都知事は延啓がトーキョーワンダーサイト事業へ参加していたことについて「余人をもって代え難い」とした。

となっています。

この「トーキョーワンダーサイト(TWS)」とは、石原慎太郎氏の鶴の一声で、2001年に始められた事業。

そして、このトーキョーワンダーサイトの外部役員に、芸術家として無名で評価もなかった四男
・石原延啓を採用しました。

しかも、ほかの文化事業の予算は削り、3億円くらいの配分しかしなかったのに、このトーキョーワンダーサイトには、約7億2200万円もの予算をつぎ込んだのです。

この予算配分といい、芸術家として無名の息子を役員に就任させたことといい、石原都知事の意向が強く反映されたことは間違いありません。

息子の採用に係り、「余人をもって代え難い」などと記者会見でしゃあしゃあと語っていたのを今でも思い出します。

親バカもほどほどにしておいてください。

しかも、館長には石原慎太郎の知人で、息子・石原延啓氏の留学時代の遊び仲間でもあった建築家の今村有策氏を採用し、副館長には、何とその夫人で建築家の今村佳代子氏を採用したのです。

なんか、東京都という自治体を私物化しているように思いましたね。

さて、この「トーキョーワンダーサイト(TWS)」に小池都知事がメスを入れようとしています。

現在はほとんど、入館者もありません。最低限、縮小すべきでしょう。

東京都報道資料より
新たな取組
1 新たな現代美術の賞の創設とトーキョーワンダーウォール(TWW)の終了

平成12年度に開始したTWWは、新人発掘のための公募事業として、これまで多くの新人アーティストに作品発表の機会を提供してきました。近年、民間団体の公募事業が増加するなど、TWWは一定の役割を果たしたことから、本年度をもって終了します。
今後は、世界で活躍できるアーティストを発掘・育成支援するため、平成30年度に新たな現代美術の賞を創設する予定です。

2 アール・ブリュットの新たな拠点としてTWS渋谷を再整備

2020年に向け、アール・ブリュットを更に普及させ、ダイバーシティ社会の実現を着実に推進していくため、TWS渋谷をアール・ブリュットの拠点として再整備します。(※)
※平成29年秋頃に暫定的にオープンした後、平成31年度のグランドオープンに向けて準備を進めていきます。アール・ブリュット拠点の暫定オープンに伴い、TWS渋谷で行っていた事業は、TWS本郷に集約して実施し、TWS本郷とTWSレジデンスの2拠点で事業を展開していきます。

3 TWSの名称変更

TWW終了を契機とし、若手アーティストの発掘・育成支援策の新たな展開を見据えて、TWSの名称を変更します。
TWSの名称変更に伴い、ロゴを新たに作成します。国内外のアートシーンに幅広く印象づけるため、若手クリエーターや美大の学生など、若い世代からの公募により選定していく予定です
※平成29年春に新名称を発表するとともに、ロゴの公募の詳細についてお知らせします。

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