おもしろい記事がありました。

京都市中京区の食肉卸会社が、京都産和牛と産地を
偽って別の牛肉を大津市内のホテルに納入していたと
いうものです。
ここまでは、これまでよくある話で、おもしろくも
ありませんが、納入した牛肉がなんと「京都産和牛」より、
もっと高級な「近江牛」だったというのです。
3万~5万円の損失になるようです。

社員の偽装に気づいた会社が、「牛トレーサビリティー法」違反の
疑いがあるとして近畿農政局に自主申告(拍手)してわかりました。
ちょっと笑えてくる話ですが、この会社の判断は会社の信頼度
アップにつながるかも(笑)

さて、今回の件、牛トレーサビリティー法にひっかかるのかな?
近畿農政局表示・規格課は「個別案件については話せない」と
いうことです。

偽装は損? 京都産牛肉、実は高級近江牛 京都の卸会社
京都市中京区の食肉卸会社「牛若商事」が、京都産和牛と産地を偽って別の牛肉を大津市内のホテルに納入していたことが27日、関係者への取材で分かった。同社によると、偽装した牛肉は京都産よりも高級な近江牛だったという。同社は牛トレーサビリティー法違反の疑いがあるとして近畿農政局に自主申告した。 同社などによると、牛若商事は3月上旬、仕入れた近江牛のロース肉約10キロに、京都産和牛を示す個体識別番号のシールを貼り付けて大津市の琵琶湖ホテルへ納めた。牛肉は調理され、ホテルのレストランで開かれていた和牛の食べ比べ企画で京都産和牛として18人に提供されたという。

牛若商事の中嶋武男社長室長は「京都産の在庫がなく、社員が『上質なもので補えば大丈夫だろう』と安易に偽装した。会社の監督体制に不備があった」と釈明した。1キロ当たり3~5千円の損失になるという。

京都産として納入された肉の落札価格が相場よりも安かったため、不審に思ったホテル運営会社が指摘し、偽装が発覚した。ホテル側は、同社との取引を偽装が発覚した3月10日以降に停止し、客に謝罪した。近畿農政局表示・規格課は「個別案件については話せない」としている。

今日のなるほど

ところで、聞き慣れない法律「牛トレーサビリティー法」って何かな?
牛トレーサビリティー法」とは、正式には「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法」のことです。

上記法律の罰則規定を下にあげますが、罰則はわずか、
30万円以下の罰金だけです。軽すぎますよね。
偽装をやって何億円も不正利得を稼いでも最高30万円の罰金だけとは。

私はかねてから思っているんですが、不特定多数の人に大きな損害を
与えるこのような違反行為にはもっと罰則を重くすべきです。
(あっ!、上記記事の場合は笑って済ましてもいいのかも ^^;)

公共の福祉・利益を脅かすような行為には懲役刑があってもいいと思います。

牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法
(平成十五年六月十一日法律第七十二号)第六章 罰則

第二十三条  次の各号のいずれかに該当する者は、三十万円以下の罰金に処する。
一  第八条又は第十一条から第十三条までの規定による届出をせず、又は虚偽の届出をした者
二  第九条第二項若しくは第三項又は第十条の規定に違反した者
三  第九条第四項又は第十八条第四項の命令に違反した者
四  第十七条の規定に違反して、帳簿を備えず、帳簿に記載し、若しくは記録すべき事項を記載せず、若しくは記録せず、若しくは虚偽の記載若しくは記録をし、又は帳簿を保存しなかった者
五  第十九条第一項から第三項までの規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、これらの規定による検査若しくは集取を拒み、妨げ、若しくは忌避し、又はこれらの規定による質問に対して陳述をせず、若しくは虚偽の陳述をした者
第二十四条  法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、前条の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、同条の刑を科する。

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