富豪8人の総資産が世界人口の半数に当たる36億人分に相当するというニュース。
こんなニュースを聞くと、「へえー、そうなんだ」と驚く以外、コメントのしようがありません。
「稼ぎの半分は国連に寄付しろ」とか「上位8人の会社の不買運動をしろ」とか、言う権利も意味もないし。

 

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でも、上位の人たちは、個人的には寄付したりして、社会貢献をしているんですよね。儲けたお金をどう使うかは個人に委ねるしかないです。ただ、不正をしたり、税金逃れをして、資産を蓄えるようなことは許せないので、そのあたりのチェック機能はしっかりと働かせてほしいです。
 話題になったタックスヘイブンに関するパナマ文書についても、国がちゃんと検証すべきだと思うのですが。

国際NGOオックスファムは、世界の貧困克服に取り組む団体ということで、富の集中は「極端に不公正な段階」に達したとして、経済が万人のために機能するよう変えていく必要があると主張しています。

富豪8人、36億人分に相当=国際団体が資産推計
時事ドットコム(2017/01/16-20:27)
貧困克服に取り組む国際NGOオックスファムは16日、世界の富豪上位8人の総資産が、世界人口の半数に当たる約36億人の資産額に匹敵するとの推計を発表した。富の集中は「極端に不公正な段階」に達したとして、経済が万人のために機能するよう変えていく必要があると訴えている。

米誌フォーブスの長者番付や、最貧国の経済統計などを基に集計。米マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏ら上位8人の資産は計約4260億ドル(約48兆円)で、世界の所得水準下位半数の計4090億ドルとほぼ一致したという。
オックスファムは、富める者はますます富み、貧しい者は貧しいままだと分析した上で、「英国の欧州連合(EU)離脱決定や米大統領選でのトランプ氏勝利は、豊かな国でも現状維持は嫌だという人々が増えている証拠だ」と強調した。

 

私はこの国際NGOオックスファムについては、まったく知りませんでした。
どのような団体なのでしょうか。また、具体的にどんな活動をしているのでしょうか。

次は、Wikipediaの記述です。

歴史

オックスファムの設立は第二次世界大戦下の1942年、英国のクエーカー教徒、社会活動家、オックスフォード大学の教育関係者が中心となり、「オックスフォード飢餓救済委員会」を立ち上げたことから始まる。大戦中、英国全土で産声を上げた「全国飢餓救済委員会」の支部として地元市民が組織され、当時、ナチス支配下にあったギリシャの餓えに苦しむ国民を英国政府は助けるべきと説得をしたことで知られている。
のちに「オックスフォード飢饉救済委員会(Oxford Committee for Famine Relief)」から短くOxfamと1965年に電報で使用していた省略形を組織名に変更し、1963年のカナダをきっかけに海外にも事務局が立ち上がり、各大陸でオックスファムの活動が活発になっていった。 1990年代以降、オックスファム・インターナショナルの活動に賛同するパートナー(各NGO,民間企業など)は3000組を超える。

 

なるほど、歴史の古い団体なんですね。
では、日本の支部はどうなっているのでしょうか。

オックスファム・ジャパンのホームページを見ます。

日本でのミッションは、以下のように書いてあります。

日本でのミッション
オックスファム・ジャパンは、上のようなオックスファムのミッションを共有しながら、次の点に重きをおいて活動を行っていきます。

世界で「貧困をなくす活動」に取り組んできた経験を共有する
貧困削減に取り組む他のNGOや団体と共に協力しながら、「貧困削減」にたいして日本ができることがある、ということを強く訴えていきます。オックスファムならではの、長い支援活動の歴史から生まれたアプローチ方法や、現場での実体験やインタビューをもとにした詳細なデータや調査を情報公開し、日本の人びとと経験を共有することがオックスファム・ジャパンの大切な使命の一つです。

日本から「貧困をなくそう」と声をあげる
日本はG8の一国です。8分の1の大きな発言権を持つ日本が、「貧困」について発言することは非常に大きなインパクトを世界に与えます。日本政府が、日本の人びとが、「貧困」について発言することが、貧困をなくすための大きな推進力になるのです。そのために、オックスファムは日本の人びとが「貧困削減」を求めて声をあげるための、さまざまな方法を用意し、それを世界の声とつなげていきます。また、日本政府が「貧困削減」を求めて語り、世界の動きの中に参加していくように、積極的に政策提言活動を行っていきます。

 

組織はどうなってるの。

オックスファム・ジャパンの組織概要

オックスファム・インターナショナルは、世界18カ国のオックスファムで構成するNGOの連合体です。日本では「特定非営利活動法人 オックスファム・ジャパン」という独立したNGOとして活動しています。組織は次のように構成されています。

代表理事: 黒田 かをり
副代表理事: 金 敬黙
理事: 佐渡友 哲
理事: 藤田 紀久子
理事: 山口 誠史
監事: 重田 康博
監事: 飯塚 隆

総会:
正会員で構成されます。事業報告および決算報告、役員の選任、定款の変更、その他運営に関する重要事項を取り扱います。

 

では、私たちは、何ができるのでしょうか。
具体的には、「あなたにできること」として、まず最初に次のように書いてありました。

マンスリーサポーターになる
「マンスリーサポーター」はご指定の金額を毎月または3ヶ月毎に、金融機関口座からの自動引落、またはクレジットカードでオックスファム・ジャパンへ寄付するプログラムです。
※月々1000円以上とさせていただいています。

月々定額の継続したご寄付は、オックスファムが実施する貧困問題解決のための様々な活動(長期開発支援・緊急人道支援・アドボカシー/キャンペーン)を安定運営・発展させることができます。
その結果、途上国で貧困に立ち向かう人々が自らの力で新しい未来を切り開くことができるようになります。また貧困や不公正を生み出さない社会を実現すべく国際社会に働きかけることもできます。

マンスリーサポーターの皆さまにはニュースレター(年4回 A4カラー)やイベント案内等をお送りし、活動の進捗状況について定期的にご報告します。

 

 

確かに「寄付」という行為は、普通の市民にもできることです。やっぱり、先立つものがないと活動できません。でも、マンスリーサポーターは、ちょっと、ハードルが高いですね。

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