やっぱり、志布志市の納税PR動画「UNAKO(うな子)」の炎上が広がり続けています。

〈志布志市のふるさと納税PR動画より〉

 

これについて、女性が論じたyahooニュースがありました。筆者は、武蔵大学社会学部教授の千田有紀氏。

志布志市のふるさと納税PR動画が、美少女飼育ポルノに見えるのは誤解なのか
千田有紀 :武蔵大学社会学部教授(社会学)
2016年9月26日 7時17分配信

志布志市のふるさと納税推進室がネット上にアップした納税PR動画が話題である。「女性差別的だ」と批判が殺到しているようなので、早晩削除を余儀なくされるのではないか。

私自身もアップされてすぐに見る機会があったが、何とも言えない不安な思いに駆られた。その不安の内容はなんなのだろう。

真夏の学校のプールと思しきところに、スクール水着で浮かぶ女性と、「彼女と出会ったのは、1年前の夏だった」というナレーションで、動画は始まる。学校のプールとスクール水着という組み合わせと、20歳の成人女性が起用されているところがミスマッチであり、まず違和感を掻き立てられる。スクール水着は、学校教育の場以外で着用されることはほとんどない。本来であったら性的な意味が、極力排除されているはずだ。ところがこの水着が性的な意味を持たされてしまっていることは、「暗黙の了解」でもある。「スクール水着? いや競泳用の水着を見間違えているのか? 少女に対する性愛を読み込むなんて、自分は変なのではないか?」と、行政の宣伝動画を、性的な眼差しで見てしまう自分に、まず当惑させられる。小中高校生の年代の女性を起用しなかったのは、ロリータポルノとの批判をかわすためなのだろうか。・・・・・(以下略)

 

千田有紀氏は「少女に対する性愛を読み込むなんて、自分は変なのではないか?・・・・・・・。行政の宣伝動画を性的な眼差しで見てしまう自分に、まず当惑させられる。」と述べています。

私の感想は、前回のブログでも書いたように、まず、「ウナギを擬人化した少女の映像の直後に、その蒲焼が出たんでは気持ちが「引いてしまう」ということ、そして「動画の発想は、女性を何年も監禁して『育てる』誘拐犯と似たもの」を感じるということでした。ただ、「女性差別的だ」とは、あまり感じなかったですね。私が男のため、鈍感なのかもしれませんが。

ロリータポルノ愛好者(多くは犯罪かグレーゾーン)がいることは知っていますが、その連中から見ればあの動画は完全にポルノなんでしょうね。

大体、女子高生(JK)とか何とか言って、売春女子高生の事件を派手にマスコミが取り上げたり、それで儲けようとする連中がいるのですが、そんな女子高生はほんの一部の生徒であって、大方の生徒は部活動や勉強を頑張っている昔ながらの生徒です。

もちろん、スマホやSNSなど時代とともに変わって来ている所はあるし、男女間の事柄も変わってきてはいますが、基本は将来に夢と希望を持った普通のティーンエイジャーたちです。

動画の製作者は、「ロリータポルノ風」を意図して話題性をねらったのでしょうか。そうだとしたら、話題性という面では大成功でしたね。しかし、本来の目的である「ふるさと創生」「地元産業の振興」においては大失敗だったと思います。

僕はこの動画を見て、まず志布志市の職員はどうなっているの?、役所のチェック体制はどうなっているの?ということが頭に浮かび、いい印象は受けませんでした。動画を見て、「ウナギ、食べたい」と思った人は何人いるのでしょうか。また、「志布志市は素敵な町だな、行ってみたいな」と感じた人はどれくらいたのでしょうか。

それから、志布志市のお役人はこの動画をどのように評価していたのでしょうか。女性職員もいたはず。女性の視点から「女性差別的だ」というような意見は出なかったのでしょうか。

この動画はやっぱり、「悪趣味」の一言に尽きると思いますね。動画の中で、ペットボトルがヌルヌルした液体で糸を引いているシーンなんか、ウナギを連想させたいのだろうけど、気持ち悪いだけ!

「鶴の恩返し」はあっても「ウナギの恩返し」はありません。

動画「UNAKO」を早く削除して、「みんながウナギをもっと食べたくなるような映像」、「全国の人が志布志市に行ってみたいなと思えるような動画」を作りましょう。

 

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