『ギャンブラーズ・アノニマス』というボランティア団体の
サイトがあります。
一瞬、見ただけでは、「ギャンブラーズ」という文字が目に入り、
ギャンブル愛好者のサイトかと思ってしまうのですが、
その逆です。

 

サイトの説明書きには、

“ギャンブラーズ・アノニマスは、経験と力と希望を分かち合って共通の問題を解決し、ほかの人たちもギャンブルの問題から回復するように手助けしたいという共同体である。
メンバーになるために必要なことはただ一つ、ギャンブルをやめたいという願いだけである。会費もないし、料金を払う必要もない。私たちは自分たちの献金だけで自立している。GAは、いかなる宗教、宗派、政党、組織、団体にも縛られていない。また、どのような論争や運動にも参加せず、支持も反対もしない。私たちの本来の目的は、ギャンブルをやめることであり、ほかの強迫的ギャンブラーもギャンブルをやめることを手助けすることである。”

と書いてありました。

その趣旨に大賛成です。

 

僕はかねてから、パチンコ屋のあり方には、大いに疑問を持って

いました。

警察や警察庁もグルになっているのではないかと実感しています。

(識者にはそんなこと、今さらと言われるかもしれませんが)

 

私が学生時代の頃はパチンコの景品を現金に換えることは、

「違法行為に近い?」という認識をみんな持っていました。

それを裏付けるように、景品の交換所は町中の薄暗い路地を奥まで入った

狭いところにあり、そこには小さな小窓が開いていました。

そこで密かに現金と交換したので、いかにも違法行為?というような

雰囲気にあふれていました。

 

それが、現在ではどうでしょうか。

大抵の景品交換所はパチンコ屋と同じ屋根の下にあり、

パチンコ屋の出入口を出るとすぐにあります。

法律的には一応、違法行為ではないというような判断が

下されているようですが、今はこれについて深くは言及しません。

老人ホームにパチンコ屋組合がパチンコ台贈呈、連日入居者が列をなす!これって美談なの?

問題にしたいのは、日本中のあらゆる町にパチンコ屋が

存在し、誰でもいつでも簡単に実に気持ちよく(接客マナーは

上々で、若くてかわいい女子従業員をやとっているところが多い)

入れるということです。しかもTVでは、さわやかな

コマーシャルがジャンジャン流されています。

 

で、パチンコ屋に回数の差はあれ、どんな人が通っているのかというと

みんなパチンコ依存症の人が通っているのです。

 

私も行きましたので間違いなく、そのうちの一人だと思っています。

何も借金を重ねてパチンコ屋通いをしている人だけが、依存症では

ありません。

現在のパチンコ屋に行くこと自体が程度の差はあれ、依存症の

仲間といって良いでしょう。

なぜなら、1時間で数万円かかるような遊びは正常な感覚の持ち

主であればもうやめているはずです。

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では、みなさん。

『ギャンブラーズ・アノニマス』作成のギャンブル依存症判定のための質問にチャレンジしてみましょう。

(出典:ギャンブラーズ・アノニマス)
20の質問
7つ以上 当てはまる人は強迫的ギャンブラーの可能性が極めて高い。

  1. ギャンブルのために仕事や学業がおろそかになることがありましたか?
  2. ギャンブルのために家庭が不幸になることがありましたか?
  3. ギャンブルのために評判が悪くなることがありましたか?
  4. ギャンブルをした後で自責の念を感じることがありましたか?
  5. 借金を払うためのお金を工面するためや、お金に困っているときに何とかしようとしてギャンブルをすることがありましたか?
  6. ギャンブルのために意欲や能率が落ちることがありましたか?
  7. 負けた後で、すぐにまたやって、負けを取り戻さなければと思うことがありましたか?
  8. 勝った後で、すぐにまたやって、もっと勝ちたいという強い欲求を感じることがありましか?
  9. 一文無しになるまでギャンブルをすることがよくありましたか?
  10. ギャンブルの資金を作るために借金をすることがありましたか?
  11. ギャンブルの資金を作るために、自分や家族のものを売ることがありましたか?
  12. 正常な支払いのために「ギャンブルの元手」を使うのを渋ることがありましたか?
  13. ギャンブルのために家族の幸せをかえりみないようになることがありましたか?
  14. 予定していたよりも長くギャンブルをしてしまうことがありましたか?
  15. 悩みやトラブルから逃げようとしてギャンブルをすることがありましたか?
  16. ギャンブルの資金を工面するために法律に触れることをしたとか、しようと考えることがありましたか?
  17. ギャンブルのために不眠になることがありましたか?
  18. 口論や失望や欲求不満のためにギャンブルをしたいという衝動にかられたことがありましたか?
  19. 良いことがあると2・3時間ギャンブルをして祝おうという欲求がおきることがありましたか?
  20. ギャンブルが原因で自殺しようと考えることがありましたか?

2010年7月 改正

 

さて、最後に一言。

政府が特区を作ってカジノを作れば、観光客も増え、

日本が大いに経済発展するなどという議論を国会議員が

していることもがあります。

バカげた議論だと思います。

そして、「いずれ依存症が社会問題になる」と

指摘されると、カジノで遊ぶ人の資質の問題だと

言い逃れをしています。

 

何という無責任でバカな話をするのでしょうか。

「覚せい剤中毒は、買うやつが悪い。使うやつの問題だ。」と
言っているのと同じではないでしょうか。
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