オリンピックの表彰式の場で、中国の男性が表彰台の女性に
何やら語りかけ、それがプロポーズだったというニュースが
映像で流れました。

僕もたまたま、そのニュースを見ていて、若い2人を
「ほほえましいな」と感じたのですが、一方でやや違和感も
覚えました。

それは、プロポーズの相手の女性は表彰台に立っていたので、
表彰という大切なセレモニーの場に、いきなり
プライベートを持ち込むのはどうよ、という気持ちです。

少しきつく言えば、視聴者の僕はその表彰式で
縁もゆかりもない人のプロポーズは全く期待していなかったので、
余計なことに思えたのでしょう。(非難するほどではありません)

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ネットをみていたらやっぱり、これに関する記事が
ありました。

リオ五輪でプロポーズが大流行 「ロマンチック」か「女性蔑視」か
小林恭子 | 在英ジャーナリスト2016年8月18日リオ五輪で公開プロポーズを行うカップルが続々と出没している。テレビカメラを通じてプロポーズの様子が世界中の視聴者に流れた。「ほほえましい」、「ロマンチック」と言うポジティブな声が上がる一方で、「時と場所をわきまえるべき」と言う辛口の意見や、一部では「女性蔑視」という批判も出ている。賛否両論を英メディアの報道から追ってみた。五輪を利用しての公開プロポーズは聖火リレーの時に始まっている。ブラジルでは「恋人たちの日」として知られる6月12日、リレーに参加した男性ロメウ・マトスさんが前走者のサミア・タリアニ・シウヴァさんにプロポーズ。マトスさんの求婚は無事、受け入れられた。マトスさんのプロポーズまでの準備に聖火リレー組織委員会やスポンサーが協力したという。

8月5日、大会が始まった。8日、ラグビー7人制女子の競技会場で、大会関係者の女性マジョリー・エンヤさんがブラジル人選手イザドラ・セルロさんにマイクを使ってプロポーズ。ブラジルでは同性婚が事実上合法だ。二人が嬉しそうにキスをする場面が世界中に伝わった。

その後も続々とプロポーズを公にするカップルが続き、・・・(中略)

中国選手同士の例に賛否両論

いずれの場合も公開プロポーズには祝福の声が上がったが、もっとも注目を浴びた中国の選手のプロポーズが賛否を呼んだ。

女子3メートル板飛び込みに出場し、銀メダルを得た中国の何姿選手がチームメートの男性選手秦凱氏にプロポーズされたのは14日だった。

・・・・(中略)

「女性蔑視」?

BBCニュースのフェイスブックのページには、このプロポーズについてたくさんのコメントが寄せられた。内容は多岐にわたったものの、複数の人が指摘したのがメディア報道は「性差別的だ」と言う点だった。

・・・(以下略)

私は他のプロポーズのニュースは知らなかったのですが、いくつかあったようです。

記事の中でリオ五輪で公開プロポーズを行うカップルが続々と出没している。テレビカメラを通じてプロポーズの様子が世界中の視聴者に流れた。「ほほえましい」、「ロマンチック」と言うポジティブな声が上がる一方で、「時と場所をわきまえるべき」と言う辛口の意見や、一部では「女性蔑視」という批判も出ている。賛否両論を英メディアの報道から追ってみた。

最近、サプライズのプロポーズがテレビなんかでも取り上げられて、
放映されたりしますが、テレビ番組の企画としては「あり」だと思います。

でも、オリンピックの場はそういう場ではないと僕は思いますね。
ということで僕は目くじらを立てるほどではないですが、やや反対派の
立場です。

しかし、“女性蔑視”という認識は理解できませんね。
記事にはその理由が書いてありますが、女性蔑視につながるのでしょうか。

ただ、プロポーズされた側には、女であれ、男であれ、プレッシャーを
与えることにはなりますよね。プロポーズに対して、「ノー」と答えたいときに、
それが全世界に放映されているとなると、相手の人の気持ちや立場を配慮したく
なるのが、人情だと思います。

今日のなるほど

1 ところで上の記事の文章中、“カップルが続々と出没している。”というくだり。
クマやストーカーじゃあるまいし、「出没」はないですよね。

2 「目くじらを立てる」について。

「目くじら」とは何でしょうか。たまに使う言葉ですが、
今日まで調べたことはありませんでした。

「目くじら」の意味は単に「目の角(かど)、目角、目じり、目の端」でした。
子供の時は「くじら」と言えばやっぱり「鯨」を連想しましたよね。

では「くじら」とは?
古語で、「はしの方」とか「隅(すみ」)」とかいう意味があるのかと
思いましたが、ありませんでした。
ただ、動詞で、「くじる」(=うがつ、えぐる、えぐって中にあるものを取り出す)、があります。

「くじる」が語尾変化したものでしょうか。

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