今、ネットで話題になっている「ゴルスタ」って、何だ?
おじさん世代で知っている人、手を挙げて。

僕は「ゴルスタ」と聞いても、その言葉からは何のイメージもわきませんでした。

「ゴルスタ」とは、「ゴールスタート」の略で、中高生専用のSNSということです。

で、現在、その「ゴルスタ」が大きな問題を起こして炎上しているんですね。

僕は、下の記事を読んで、中高生(未成年)相手に特化したSNS(アプリ)運営会社の
コンプライアンスに大きな疑問を持たざるを得ませんでした。

しかもこの運営会社スプリックスは学習塾の『森塾』を運営しているということです。
小中高生相手にちゃんとした運営がなされているのでしょうか。

中高生限定SNS「ゴルスタ」が大炎上! 運営批判したら垢バン、反省文の提出求める 
Excite Bit コネタ 2016年8月26日 16時40分
ライター情報:和泉涼
中高生専用SNS「ゴルスタ」を知っているだろうか。動画生配信やトーク機能、相談コミュニティや学習動画などが利用でき、今やダウンロード数も10万を突破している超人気アプリだ。しかしこのゴルスタ、利用する中高生に対して恐ろしいほどの管理体制を敷いており、まるで旧共産圏のようだとTwitterなどで話題になっている。

中高生限定SNS「ゴルスタ」とは!?

ゴルスタを利用できるのはもちろん中高生のみ。そのユーザー登録画面がいきなり強烈。「中高生以外の登録は禁止です」という太字の注意書きの下に、「24時間365日体制の監視システム・他ユーザーからの通報システム・不信ユーザー自動検知システムにより、すべての投稿を監視しています」と書かれており、中高生以外のユーザーが発見された場合には強制退会、場合によっては即時に警察に通報されるとのこと。この厳しすぎる規制に「おっさんだと登録できないのか。逮捕はいやだ」とおっさんのTwitterユーザーたちは嘆いている。

@micoochan 営業妨害電話については実例でも過去に逮捕者が出ている犯罪行為であり、今回の妨害行為を配信コメント欄にて助長した人間も全て抑えました。本人たちには刑事罰が処せられる犯罪行為であることを認識してもらいます。親・家族・学校など全ての関係者に迷惑がかかるでしょう。
— 【公式】みこちゃん(ゴルスタ運営) (@micoochan) 2016年8月23日

しかし、厳しいのはおっさんに対してだけではない。このアプリを利用する中高生たちにもゴルスタは容赦しない姿勢を見せているのだ。LINEなどのIDや住所といった個人情報の交換は禁止されており、違反者はアカウントを停止されるが、実は「運営を批判した」というだけでもアカウントを停止されてしまうことが判明。衝撃が広がっている。

恐ろしすぎるゴルスタの管理体制

「みんな、ごめんね。…
ってゴルスタに復帰させるようにするから。本当にごめんね」というコメントと共にTwitterにアップされたのは、アカウントを停止されたゴルスタユーザーが運営に提出した「反省文」。それによると、Twitterで運営批判ツイートをしたところ、ツイートした本人だけでなく、RTやお気に入りに入れたユーザーのゴルスタアカウントも停止されてしまったらしい。

しかしこのツイートに対して運営の公式アカウントからは「『威力業務妨害』として警察に通知する準備を進めています。一連のツイートを削除しても証拠が全て残っています」という恐ろしすぎる返信が。

・・・(以下略)

 

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さて、この記事の中で一番気になったのは、中高生に対して、会社側が行った次の件です。

Twitterで子供が、運営批判ツイートをしたところ、このツイートに対して、
運営側の公式アカウントから“「『威力業務妨害』として警察に通知する準備を進めています。一連のツイートを削除しても証拠が全て残っています」という恐ろしすぎる返信が。”

運営批判をしただけの中高生に対して、『「威力業務妨害」として警察に通知する準備を進めています。一連のツイートを削除しても証拠が全て残っています』との返信を送った会社側はどのような体質を持っているんでしょうか。

これではまるで、悪徳サイトや詐欺サイトの「〇〇日までにお金を振り込まないと、法的手続きをとります。」的な脅し文言に
酷似しているではないですか。

法律に疎い中高生に対して、こうした脅しともとれる文章を送り付けるのは本当に悪質だと思います

また記事中の引用文 “本人たちには刑事罰が処せられる犯罪行為であることを認識してもらいます。親・家族・学校など全ての関係者に迷惑がかかるでしょう。” も気になります。

「親・家族・学校など全ての関係者に迷惑がかかるでしょう。」という件(くだり)は、むしろこの文章こそ、場合によっては、「脅迫」の犯罪構成要件を満たすことがあるのではないでしょうか。もし、これを子供が見た場合、怖がることも十分にあると思います。

さて、ここまでならまだしも、この「ゴルスタ」運営会社は、中高生の個人情報を
勝手に流出させたというのです。

中高生向けアプリ「ゴルスタ」 個人情報書き込みで謝罪 2016年08月26日 19時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

中高生限定のスマートフォン向けアプリ「ゴルスタ」で、アプリを以前使っていたユーザーの個人情報である氏名を、アプリ運営会社がSNS上に意図的に書き込んだことが物議をかもし、25日から炎上している。

アプリの運営会社「スプリックス」(東京都豊島区)の常石博之副社長は26日、読売新聞社の取材に対し、同社の担当者がゴルスタの公式ツイッターアカウントで、ゴルスタを批判していた元ユーザーの氏名を書き込んだ上で、「警察に通報します」などと警告したことについて、「この事実に対しては、当社のミスでした。深夜でもあり、担当者がヒートアップしてしまったためです。深くお詫びいたします」と謝罪した。

また、アプリの利用規約の「クレジットカード情報」を収集するという記載についても、「保護者のクレジットカード番号が必要なのか」などとSNS上で指摘されている。この点について、常石氏は、利用規約でクレジットカード情報を求めていたことは認めたものの、将来的に課金コンテンツを設置した時に備えたもので、「いままでクレジットカード番号を入力した人はゼロ」と回答。26日現在、その部分は利用規約から外されている。

運営に批判的な人には「反省文」

同アプリでは、運営に批判的な内容や言葉を見つけると、発言したユーザーのアカウントを停止する「アカBAN」という厳しい対応がとられている。そしてアカウントの凍結解除を求めるユーザーに対しては、協力姿勢を示した「反省文」を提出することが復帰の条件となっていることも、SNS上で物議をかもしている。

・・・(以下略)

 

「ゴルスタ」を運営する「株式会社スプリックス」の公式サイトにアクセスすると、
現在、会社に関する情報は全く閲覧できず、『ゴルスタにかかわるお詫びとご報告』
だけが載っていました。

『ゴルスタにかかわるお詫びとご報告』ゴルスタの謝罪文

この謝罪文をみると、この会社のゴルスタ運営担当者とゴルスタのユーザー1名(ということは中学生又は高校生)とが言い合いとなり、当該担当者がこのユーザーの個人情報(在住県と氏名)をインターネット上にツイートしたというのです。

おそらく「言い合い」の腹いせに行ったであろうこの行為、自分たちがいかなる仕事に
携わっているのかわかっているのでしょうか。

まさに、企業のコンプライアンスにかかわる重要問題です。

謝罪文後半の「ご報告」では、「ゴルスタの運営方針が厳しすぎる」との指摘が世間から
あると書いてありますが、中高生の個人情報や安全を保護するための
ものなら、全く問題がないと考えます。
「ゴルスタ加入」などの条件を甘くすれば、必ずなりすましのよからぬ輩(やから)が
侵入してきます。

中高生だけのSNSだけに、そのあたりの安全管理はいくらやってもやりすぎということはないと考えます。

問題はそのことではなく、
『➀会社を批判する未成年の子供に対し、 “本人たちには刑事罰が処せられる犯罪行為であることを認識してもらいます。親・家族・学校など全ての関係者に迷惑がかかるでしょう。” というような脅迫まがいの文章を通知する会社の体質。
➁ユーザーの中高生と言い合いになった結果、そのユーザーの個人情報をインターネット上に公開してしまうという悪質な行為を担当社員が行ったしまったこと』です。

この2点は関連した問題点だと思います。

さて、会社情報がわからないので、株式会社スプリックスの運営する「森塾」のサイトを検索しますと
こちらには会社情報がありました。

「採用情報」は Forbidden…でした。
「会社概要」には会社情報は一切なくて、「株式会社スプリックス」のサイトと同じ、『ゴルスタにかかわるお詫びとご報告』が掲載されているだけでした。

この点も大きな問題があると思います。
なぜならこの会社は現在も多数の子供を集めている学習塾ですので、会社の責任者等が一切わからないような
会社概要はいかがなものでしょうか。
唯一、会社の責任者が特定できたのは、「プライバシーポリシー」欄です。

ここには次のように記載がありました。

「プライバシーポリシー」
個人情報の管理について

弊社では、情報管理責任者を定め、個人情報の漏洩、滅失または毀損の防止その他安全管理のために、 個人情報へのアクセス管理、個人情報の持ち出し手段の制限、外部からの不正アクセス防止のための措置その他の措置を講じています。

苦情および各種問い合わせについて
個人情報に関するお問い合わせにつきましては、下記の[お問い合わせ窓口]までご連絡ください。
・・・・(以下略)

 

このプライバシーポリシーどおりの運営が行われておれば
今回の問題は起こらなったと思うのですが。

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