『なぜソープランドの「本番」は取り締まられないのか?』というタイトルに、興味を持ちました。
だって、ソープランドのサービスの実態は売春ですよね。なのに、「なぜ、取り締まられない」のでしょうか。

なぜソープランドの「本番」は取り締まられないのか?――『日本の風俗嬢』(3)
デイリー新潮編集部
・・・・
・・・・(略)

「本番は違法ではないのか?」

その通り。日本では1957年に「売春防止法」が施行されて以来、「不特定の相手方と性交すること」をビジネスとすることは禁じられている。

■「管理売春ではない」という建前

ではなぜソープランドは堂々と看板を掲げて商売をしていても、摘発されないのか。『日本の風俗嬢』の著者、中村淳彦氏は同書で次のように解説をしている。

「それは売春防止法の目的と関係しています。同法は、売春をするおそれのある女性を処罰するためのものではなく、『保護』が目的になっており、処罰対象は店舗経営者や責任者などの『売春を助長する行為』だけなのです。つまり悪いのは『管理売春』の運営側であり、女性側ではない、という考えが根底にあるのです」

そして、ソープランドの場合、「管理売春ではない」という建前を店は貫いている。そのため料金も2段階になっている。店の受付で支払うのは入浴料のみで、サービス料は女性に直接渡すのが決まりである。つまり、店はあくまでも入浴の対価を客から頂戴するだけで、室内で客と女性がどういうことをするのかについては関知しないということである。実際に、どの店においても、こういう「2段階表示」になっているのが分かるはずだ。

「室内で使用するコンドームやうがい薬などの備品は、店ではなく女性が揃えなければならないのもそのせいです」(『日本の風俗嬢』より)

・・・・・(略)

 

なるほど、お店は入浴料を取っているだけなんだ。よって、管理売春ではないので、「売春禁止法」には引っかからない。

ところで、この入浴料はいくらぐらいするんだ?早速、ソープランドを検索。

お店には、「松・竹・梅」とランクがあります。

ヒットした数軒の入浴料は、1万7千円、2万円、2万5千円となっています。「高い!」

お店は、この入浴料だけを取っているだけなので、個室で何が行われていようと、あずかり知らぬということなんですね。

さて、この入浴料とサービス料の総額はおおよそ入浴料の2~3倍とのこと。ということは個室のサービス嬢には2万円から5万円くらい払うことになりますね。

ところで、泡姫(サービス嬢)さんたちは、客から直接受け取るサービス料の他に、店から基本料金とかもらっていないのかな、と思ったのですがもらっていません。

店は入浴料をゲットし、泡姫さんは、サービス料だけが収入になるようです。ただし、実際には、手にしたサービス料の内、いくらかは手数料として、店側に支払わなければならないのです。これって、ピンハネですよね。

ということは、実質的には管理売春となり、グレーゾーンというよりブラックになっていると思うんですけど、暴力団の資金源とかになっていなければいいってことかな。

〈スポンサーリンク〉