豊田真由子議員は逮捕されるのか?国会議員の不逮捕特権とは

ついに元秘書が埼玉県警に被害届を提出し、7月6日に受理されました。

暴言・暴力をふるった豊田真由子議員は、日本中をビックリさせた音声テープや医師の診断書

があっては、もう逃げのびることは無理でしょう。

部下とは言え、政策秘書という立場にある年長者をバカにし過ぎました。なめ過ぎました。

彼女はパンプスで肩や首のあたりを蹴っていたようですが、蹴られる相手の気持ちを考える

ことはなかったのですかね。

あの暴言だけでも耐えがたい内容なのに、その上、身体を靴底で蹴られたら、その屈辱は一生

忘れることができないでしょう。

豊田真由子議員はそんな想像力も働かないまま、相手の人格を否定し続け、とうとう手痛い反

撃にあったのです。

豊田真由子議員は逮捕されるのでしょうか?

逮捕というのは、基本的に逃亡の恐れや証拠隠滅の可能性が高い時に身柄を拘束するもので

から、彼女はまず、逮捕されることはないでしょう。

彼女がいくら常軌を逸していたとしても、さすがに国会議員の身で逃亡したりはしないはずで

すから。

ところで、国会議員には「不逮捕特権」というものがあります。

国会議員の「不逮捕特権」とは

憲法50条にいわゆる「不逮捕特権」の定めがあります。

憲法50条を示すと以下の通りです。

『両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、会期前に逮捕さ

れた議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならない。』

したがって、現在、国会は会期中ではありませんので、逃亡の恐れありと判断されれば、逮捕

される可能性はあります。

豊田真由子衆院議員の元秘書、被害届=埼玉県警、傷害容疑で捜査
時事ドットコム(2017/07/07-11:31)

豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=の元政策秘書の50代男性が、豊田議員から暴行を受けたとして、埼玉県警に被害届を出し、受理されたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。受理は6日付。
「暴行する女性候補いない」=都民ファ・小池氏、自民に皮肉

県警は傷害容疑などで捜査し、豊田議員からも事情を聴く方針。男性は録音データや医師の診断書を提出したという。
暴行疑惑は「週刊新潮」が報じていた。報道によると、豊田議員は、男性が車を運転中に「はげ」「死ね」などと後部座席から暴言を吐き、暴力を振るったとされる。
男性は6月27日に県警に相談に訪れ、暴行を受けたことなどについて相談していた。
豊田議員は6月22日、事務所を通じて自民党に離党届を提出していた。

ところで、憲法50条のような定めがなぜあるのでしょうか。

普通のサラリーマンや自営業者であれば、テレビドラマにあるように、仕事中であっても、

いきなり逮捕されてしまいますよね。

でも、国会議員は会期中であれば逮捕されないということで、法の下の平等(憲法14条1項)

に反することになります。

それでも、国会議員に不逮捕特権があるのは、国会議員としての立場・身分を守るためにある

のです。

昔、イギリスなどヨーロッパ諸国が専制君主制だったころ、権力を持った王様が好き勝手をし

て、市民を苦しめていました。

王が自分に反対する市民や国会議員を捕えたり迫害していたので、それでは困るよということ

で、「不逮捕特権」という考えが出てきたのです。

このように、国会議員の不逮捕特権は、本来、他の権力からの弾圧を防ぐためであって、議員

を守って国会の機能を正常に保つためにあります。

最近の安倍自民党一強の政治を見ていると、本来、司法・行政・立法は三権分立していなけれ

ばならないのに、国会議員が安倍首相の考えを忖度して、言わねばならないことを言わないよ

うな風潮があるように思います。

こんな時こそ、強い権力から国会議員を守る不逮捕特権は意味があるのかもしれません。

うるさい野党議員を黙らせるために、政府が検察・警察を動かして逮捕してしまえなんて話が

あっては困ります。

憲法50条の「法律の定める場合を除いては、・・・」の意味は

「この法律の定める場合」とは、国会議員が会期中に、豊田真由子議員のように暴力をふる

い、その結果、現行犯逮捕されたような場合です。

この場合は、法律に基づく正当な行為なので、現行犯逮捕が認められるのです。

また、参議院、衆議院が、逮捕の理由ありということで逮捕を認めれば、それも正当な逮捕と

なります。

豊田真由子衆院議員は起訴されるのか

埼玉県警の取り調べはどうなっているのでしょうか。

果たして、豊田真由子氏が起訴されるのかどうか、今後の報道を待ちたいと思います。

ところで、今回の暴言・暴力が報道されて2週間ほど経っているので、そろそろ国会議員とし

て、事件について国民に謝罪なり説明をしてもいいと思うのですが。

もし、恥ずかしくて、とても人前に出て釈明する余地なんぞないというのであれば、自ら議員

辞職すべきだと思いますね。

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