5月に、ミドル級王者アッサン・エンダム(33)に判定負けした村田諒太。

そもそも5月のタイトルマッチは村田がダウンを奪い、全体としては終始優勢に試合を

進め、誰もが村田の勝利を確信していたのに、なぜか判定負け。

この村田優勢の判断は素人の私たちが勝手に判断したことではなく、WBAのヒルベル

ト・ヘスス・メンドサ会長自らがこの判定は間違っていると主張し、両者の再戦を命じた

のです。

 

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WBA会長の採点では7点差で村田選手の勝ちだったといいます。

映像記録が残っているのだから、取りあえずは判定ミスで、相手アッサン・エンダムのタ

イトルをはく奪し、村田諒太を世界王者として認定すればいいと思うのですが、そうはい

かないんですね。

まあ、WBAのヒルベルト・ヘスス・メンドサ会長が判定に疑義を持ってくれたから、

直接の再戦が決定し、良かったようなものの、そう喜んでばかりはいられません。

確かに5月の時点では、村田諒太の方が実力は上でしたが、5か月後の試合となると過酷な

対人競技であるボクシングでは、どちらが強くなっているかわかりません。

また、勝負は時の運もあります。いくら前半に有利に試合を進めていても、一瞬の油断で

カウンターパンチをもらう可能性だってあります。

厳密に言えば簡単な油断の事ではありません。

攻める気持ちが充実して、やる気満々で「行くぞ」と思ってパンチを繰り出そうとした瞬間

を相手に狙われるのです。

これを剣道では「起こり頭(がしら)」といい、もっとも尊ばれる技です。

ただ、空手やボクシングでは間合いが近く、左右の拳や足からひっきりなしに打ちが繰り

出されるので、一発必中でそこを狙うというよりも、たくさんのパンチの内の一つが当たる

ということになります。(まあ、狙っているからこそ、打ち抜くことができるのですが。)

 

村田諒太〈出典:ヤフー画像〉
画像:ボクシング

 

 

 

 

 

もし、村田諒太が昨日の試合で負けていたら、相手は「そら見ろ、強いのはやっぱり俺だ

ろ」なんてことになるし、それは村田にとって耐えがたい屈辱ですので、村田には勝つ

ことしか許されない過酷な試合だったのです。

そのプレッシャーをはねのけて、村田諒太は見事にTKO勝ち。

よくやった!村田諒太!

 

それにしても、5月の世界タイトルマッチのような大きな試合で、2人の審判はなぜ、村田

諒太を負けにしたのでしょうか。

結局、この2人のジャッジは6カ月の資格停止処分となりましたが、こうした懲罰を受ける

可能性があるにも関わらず、見え見えの不正ジャッジをする利益はなんだったのでしょうか。

きっと、私たちの目に見えないところで、お金が動いているんでしょうね。

 

もし、前回のあんな不正ジャッジがまかり通っていたら、間違いなくプロボクシングの

ファンは減ってしまうと思います。いくらプロボクシングが興行とは言え、ボクシングフ

ァンは、真剣勝負を望んでいるのですから。

 

不可解判定負けの村田諒太、再戦命令 ジャッジ2人を資格停止処分…WBA会長明言

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 世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王座決定戦でロンドン五輪金メダリストの村田諒太選手(31)=帝拳=が不可解な判定でアッサン・エンダム選手(33)=フランス=に敗れた問題で、WBAのヒルベルト・ヘスス・メンドサ会長は25日に開いた記者会見で両者の再戦を命じた。WBA公式サイトが伝えた。統括団体トップによるこうした指示は異例。

 村田選手の負けと採点したグスタボ・パディージャ(パナマ)とヒューバート・アール(カナダ)のジャッジ両氏は6カ月の資格停止処分とした。

 20日に行われた試合の判定は1人が117-110で村田選手、残る2人は116-111、115-112とエンダム選手を支持と大きく割れた。

 この結果にWBA会長が自らの採点では7点差で村田選手の勝ちだったとして不満を訴え、村田陣営に謝罪を表明。日本ボクシングコミッション(JBC)は再検証を求めて抗議する文書をWBA会長へ提出した。

・・・(略)

 

そして、昨日、22日の試合。

村田、涙の世界王者、視聴率は20・5% 選挙速報一色の中、瞬間最高も26・7%
10/23(月) 9:10配信 スポーツ報知

22日にフジテレビ系で放送されたプロボクシング世界戦WBA世界ミドル級タイトルマッチ・村田諒太―アッサン・エンダム戦の平均視聴率が20・5%(午後8時14分から9時30分の平均)を記録したことが23日分かった。

瞬間最高視聴率も午後9時4分の26・7%。各局が第48回衆院選報道一色の中、好数字をたたき出した。

この日のビッグマッチでは、ボクシング12年ロンドン五輪ミドル級金メダリストでWBA同級1位の村田諒太(31)=帝拳=が、新王者に。同級王者アッサン・エンダム(33)=フランス=に7回終了TKO勝ち。5月の王座決定戦で不可解な判定負けを喫したが、ダイレクトリマッチ(直接の再戦)でリベンジに成功した。 日本人がミドル級で世界王者になるのは1995年12月の竹原慎二以来、2人目。日本人の五輪メダリストの世界王者は初の快挙となった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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