『インディ500』を制覇した日本人選手・佐藤琢磨に対して、米紙デンバー・ポスト(Denver

Post)のスポーツ記者、テリー・フレイ(Terry Frei)氏が、Twitterに「特に個人的な関係は

ないが、メモリアルデーの週末に日本人ドライバーがインディアナポリス500を制したことにと

ても不快感を覚える」と投稿しました。

これは、まさに黄色人種たる日本人への差別発言であって、アメリカの白人、特にWASPと自

認している人々の本音でしょう。

WASP(ワスプ)とは

White and Anglo-Saxon-and-Protestant の頭文字で、「白人」でかつ「アングロ-サクソン

系」で、かつ「新教徒Protestant」であるアメリカ人のことで、かつてはアメリカ人の典型と考

えられていました。

アメリカ大統領トランプ氏も選挙期間中の言動等をみると、明らかに白人至上主義者です。

自らはドイツ移民の孫であるのにWASPのようにふるまって、心の奥底では有色人種への差別意

識を秘めているようです。アメリカのスポーツ記者がどの程度の文化人かはわかりませんが、

人の知識層にも有色人種への差別感情はいまだに秘められているようです。

 

佐藤琢磨のインディ500制覇に不満?米記者が不適切投稿で解雇
AFP=時事 5/30(火) 10:20配信

インディカー・シリーズ、第6戦のインディアナポリス500(Indianapolis 500)でアンドレッティ・オートスポーツ(Andretti Auto Sport)の佐藤琢磨(Takuma Sato)が優勝したことに対し、失望感を抱く内容の投稿を行った米スポーツ記者が解雇された。問題の記者が所属していた米紙デンバー・ポスト(Denver Post)が29日、発表した。

同紙の記者を務めていたテリー・フレイ(Terry Frei)氏は、戦没者追悼記念日(メモリアルデー、Memorial Day)の週末を迎えた28日、インディ500で佐藤が勝利を飾ったことに不満を訴えるような内容をツイッター(Twitter)に投稿し、激しい抗議が相次ぐ事態を巻き起こした。

フレイ氏は「特に個人的な関係はないが、メモリアルデーの週末に日本人ドライバーがインディアナポリス500を制したことにとても不快感を覚える」と投稿。これには同氏の解雇を求める声とともに批判が殺到したため、問題のツイートは削除された。抗議の一部では、「特に個人的な関係はないが、あなたがデンバー・ポストから解雇されることを望んでいる」と書き込まれていた。

のちに謝罪したフレイ氏は、自身の見解を明らかにするための弁明として、第2次世界大戦(World War II)の沖縄戦において、父親とともに日本と戦って戦死したアメリカンフットボールの選手について、大々的に取り上げて書いたものだったと説明した。

「佐藤琢磨に謝罪する。メモリアルデーの週末に感情的になり、第2次世界大戦で戦った相手国の一つに対してばかげた発言をしてしまった。改めておわびを申し上げたい。このような話に建設的な目的は何も見いだせず、もっと分別をわきまえるべきであり、自分自身に腹が立っている」

しかしながらこの謝罪もむなしく、デンバー・ポストはフレイ氏の解雇を発表。同紙はツイッターに声明を出し、「当社の記者の一人が書いた無礼で容認できないツイートについて謝罪します。テリー・フレイはもはやデンバー・ポストの従業員ではなく、問題のツイートも当社の信条や立場を代弁するものではありません。われわれの心からの謝罪を受け入れていただけることを望んでいます」と述べた。

ただ、上のニュースを見ると、この差別発言をした記者に対して多数の人々から非難の声があが

り、デンバー・ポスト紙はフレイ氏を直ちに解雇したとのことです。

このあたりは実にアメリカらしく、差別感をむき出しにする人もおれば、それに反発する人々が

すぐに、反撃します。

こうした点から、まだまだ白人至上主義には根深いものがあるが、公の場では「反差別」「民主

主義」が力を持っているということか。

〈スポンサーリンク〉