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大阪北部地震で小学校ブロック塀倒壊で女児死亡。違法建築だった!

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小学校のブロック塀はやはり違法建築だった

投稿『今朝の大阪北部震源の地震。その後の被害の様子とわかったこと』では、ブロック

塀に鉄筋がなかったのではと書きましたが、その後のテレビ映像で、壊れたブロック塀の

根本には縦方向に短い鉄筋が見えていました。

あんな短い鉄筋では、ブロック塀が倒れる時、ブロックからすっぽ抜けてしまい、ブロッ

ク塀を支えることは不可能です。鉄筋は土台に十分に深く打ち込み、垂直方向へ塀の高さ

まである鉄筋を使うべきでした。

素人でもそれくらい考えられるのに、当時の施工業者とその工事を管理すべき教育委員会

はどんな対応をしていたのでしょうか。

倒壊した小学校の塀、高さ基準超え「違法状態」
6/18(月) 21:46配信 読売新聞

倒壊した小学校の塀、高さ基準超え「違法状態」

プールのブロック塀が倒れ、三宅さんが下敷きになった現場(18日午前10時57分、大阪府高槻市の市立寿栄小前で)

 大阪府高槻市は18日夜、倒壊した市立寿栄小のブロック塀について、高さが建築基準法の基準の上限を超え、違法状態だったことを明らかにした。市幹部は「市の責任は免れないと考えている」と述べた。

建築基準法施行令では、ブロック塀の高さを「2・2メートル以下」と定めているが、倒壊した塀は高さ約3・5メートルだった。

1974年に設置された1・9メートルの基礎部分に、プールの目隠し代わりとして約1・6メートル分を積み上げていたが、積み上げた時期は不明という。市の担当者は「事故が起きるまで違法性を認識していなかった」と説明した。

高槻市の幹部は「市の責任は免れない」と述べているので、遺族には心からの謝罪と最大

の補償をしてほしいですね。

建築基準法施行令によると、ブロック塀の高さが違反だったとのこと。

鉄筋の使用基準なんかはないのでしょうか。

市の担当者は「事故が起きるまで違法性を認識していなかった」と説明しているけど、管

理責任者として、ブロック塀の違法性を把握・認識していなかった事自体も問題ありで

す。

プロの大手施工業者の信じられない工事で9人が死亡

高速道路の大手施工業者でも、かつて信じられないほど危険な工事をしていました。

それが2012年に起きた中央自動車道「笹子トンネル天井板落下事故」です。

笹子トンネル天井板落下事故
〈出典:Wikipedia〉
場所: 日本の旗 山梨県大月市笹子町、中央自動車道笹子トンネル(上り線)
日付: 2012年12月2日午前8時5分頃
概要 :トンネルの吊り天井の落下
死亡者 :9人
負傷者: 2人

笹子トンネル天井板落下事故(ささごトンネルてんじょうばんらっかじこ)は、2012年12月2日に山梨県大月市笹子町の中央自動車道上り線笹子トンネルで天井板のコンクリート板が約130m の区間にわたって落下し、走行中の車複数台が巻き込まれて9名が死亡した事故である。

・・・・(中略)・・・・

概要

東京方面に向かう上り線トンネルの大月市側出口から約1700m付近で、トンネルの天井である横5メートル、奥行1.2メートル、厚さ約8センチメートルと9センチメートル、重さ約1.2トンほどのコンクリート板およそ270枚(中壁を含む) が138m にわたってV字型に折り重なるように崩れ落ちた。事故発生時に走行中であった自動車3台が下敷きとなり、うち2台から発火した。

天井の素材である厚さ約8、9センチメートル、重さがおよそ1.2トンもあるコンクリー

ト板をどのようにしてトンネルのアーチ状の天井に取り付けていたのかと言うと、吊り下

げるための鉄筋の一端をコンクリート板に取り付けた後、反対側の一端をトンネルのアー

チ状のコンクリート(天井)にドリルで穴を空け、そこに差し込んでいただけでした。

もちろん、差し込んだだけでは、1.2トンもあるコンクリート板は、そのまますっぽ抜けて

落下してしまいます。そこで、穴に接着剤を入れて抜けないようにしたんですね。

でも、1.2トンもあるコンクリート板が鉄筋で天井に垂直に吊り下げてあるだけなんて、怖

くないですか。

ほっとけばいずれ、コンクリート板の重量で真下に抜け落ちてしまいます。

接着剤はプラスチックですから、空気に触れたりして必ず経年変化をして、もろくなりま

す。施工当初の性能を何年も維持できないのです。

結局、コンクリート製の天井板を支えていた鉄筋が、アーチ状の天井から抜け落ち、尊い

命が奪われてしまいました。

土木工事のプロでありながら、こんな素人でもわかる施工の危険性に気づかなかったこと

が当時、驚きでした。

でも、工事関係者のプロは、本当は気付いていのかも知れません。

なぜなら、鉄筋をトンネルの上部コンクリートにそのまま差し込んでコンクリート板を吊

り下げるのが、一番簡単ですから。ということはコストを低く抑えられるということで

す。

昨日のブロック塀の倒壊事故をみて、この大惨事を思い出しました。

この度の事故で亡くなった小学校4年の三宅璃奈(りな)さんはこの日、たまたま、「あ

いさつ運動」の当番で普段より早く1人で登校したそうです。

ブロック塀の前を通るのが1分ずれていたら、地震が1分遅れて起きておればと思わざるを

えません。

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