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地震の断層と活断層の違い~地下は未知の世界。人間は最深何mまで掘ったか。

突然、大阪北部地震が起こり5名もの方が亡くなられました。とりわけ、小学生の女児が

倒れてきたブロック塀の下敷きになり亡くなったことは、痛ましくほんとに悲しいことで

した。『大阪北部地震で小学校ブロック塀倒壊で女児死亡。違法建築だった!

地震を予知することができたら、こんな悲しいことは起こらなかったのですが。

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地下は未知の世界

地震列島と呼ばれる日本のことですので、私達は最低1年に1回程度は小さな地震は経験し

ているのではないでしょうか。

ですので、いつかは大地震がくるであろうことは想像できますし、国や自治体からも大地

震到来の注意喚起がされています。

でも、大地震に備えると言っても正直難しいですよね。

「プレートテクトニクス」理論が出たときには、なるほど、太平洋側の大地震は、こんな

原因で起こるのかと合点がいきました。

ですので、「プレートテクトニクス」で説明されている南海トラフとか伊豆沖の大地震と

かは、統計学的にも近々くるのでしょうが、それが明日なのか、50年後なのか、100

年後なのかは、誰にもわからないのです。

これは気象庁の担当者や大学の研究者とて同じことです。

この度の大阪北部地震も予知など全くできませんでした。それどころか、未曾有の被害を

もたらした東北大地震でさえ、関係諸機関の専門家・研究者は全く予知できませんでし

た。

東北大地震後、地震研究者の皆さんは、東北大地震の予知をできなかったったことを悔し

く思い、被害者のみなさんに申し訳ないという思いを持たれたようです。

このように、地震関係諸機関の皆さんの「地震被害者を出さないぞ」という研究への情熱

は理解できるのですが、私的には地震予知の研究に税金を使うより、大地震が起きた後、

いかに安全に避難するか、いかにして可能な限り多くの人を救うかに、税金を投じたほう

がいいように思うのですがどうでしょうか。

例えば、大地震が起きると通常の幹線道路は渋滞で使用不能になるでしょうから、人が徒

歩で安全に歩ける歩道を確保するとか(思いつきですみません?)

今回もテレビニュースやワイド番組で司会が地震専門家にいろいろと質問していました

が、専門家から出た答えは、まあ、誰でも答えられる当たり障りのない一般的な回答ばか

りでした。今回の大阪北部地震の大規模な余震がくるかどうかは、専門家にもわからない

のです。

例えば、下の記事の元東大教授・加藤氏のお話。

「今回の地震に触発され、周囲の断層が動くことが無いとは言えないと考えて、さまざま

な対策を取るべきだ」。

言葉尻を捉えて申し訳ないですが、『周囲の断層が動くことが無いとは言えない』なんて

ことは誰でも言えることですよね。専門家としてもはっきりしたことは何もわかっていな

いのです。

また『地震に備えて、さまざまな対策を取るべきだ』なんてことも、誰でも考えているこ

とです。

結局、地下深くのことなど誰にもわかっていないのです。いやー困ったあ。

別の断層の地震誘発も=専門家、注意促す-大阪北部地震

時事ドットコム(2018/06/19-18:43)

18日に起きた大阪北部地震は、震源の周囲にある三つの断層帯との関連性が指摘されている。今回の地震が新たな地震を誘発する可能性もあり、専門家は注意を呼び掛けている。

2016年4月に起きた熊本地震では、マグニチュード(M)6.5の地震(最大震度7)があった2日後にM7.3の地震(同)が発生。最初の地震は日奈久断層帯が震源だったが、2度目は離れた場所にある布田川断層帯で起きていた。
日本地震学会の加藤照之前会長(元東大教授)は、今回の地震でも同じような状況が起こり得ると指摘。周囲の断層にひずみが蓄積していると新たな地震につながるとしたが、現在の科学ではひずみの蓄積度合いは分からないという。
加藤氏は「今回の地震に触発され、周囲の断層が動くことが無いとは言えないと考えて、さまざまな対策を取るべきだ」と話した。
政府の地震調査委員会は18日、大阪北部地震について、「有馬-高槻断層帯、生駒断層帯、上町断層帯に関連した活動である可能性がある」との見解をまとめたが、いずれの断層と関連するかは断定しなかった。

人間が地下を1番深く掘ったのは何メートルか

今の所、人間が地下を一番深く掘ったのは、ロシアのコラ半島において、超深度掘削坑

が12,261mまで掘り下げられました。

地球の半径6400kmに対して、掘ることができたのはたったの地下12kmですので、人間

が実際に掘って確かめることができたのは、地球半径のたった0.2%なんです。

(12km÷6400km=0.0019)

これでは、お饅頭の薄皮部分にもなりません。

〈出典:Wikipedia

コラ半島超深度掘削坑は、コラ半島のペチェングスキー地区でソビエト連邦が行っていた地球の地殻深部を調べる科学プロジェクトである。掘削はUralmash-4Eを使用して1970年5月24日に始まり、その後Uralmash-15000シリーズの掘削リグを使用して開始された。ボーリング坑は中央の穴から分岐することによって掘削され、最も深いSG-3は1989年に12,262メートル(40,230フィート)に達し、今も地球上で最も深い人工地点である。ボーリング坑は直径23センチメートル。

本坑は現在世界で最も深いボーリング坑であるが、掘削から20年近くは最も長い坑道でもあった。

地球の構造

次は参考までに地球の内部構造です。モホロビチッチ不連続面なんて名前、懐かしいです

ね。

地殻の厚さは薄いところでは、地下6km程度、大陸の地殻の厚いところだと、60km程度

です。

地殻の薄い所というのは、海の底です。海底の上には海水の重量がかかっていますので、

海底の地殻は薄いのです。

厚さ6kmくらいなら掘れるんじゃあないの、というわけにはいかないんですね。水深何千

mもあるような海底を掘ることはできませんから。

地球の構造〈出典:高卒資格.com

それに地面を掘るのは、大きな経費がかかりますので、世界中のどこでも、10km掘れ

るなんてことではありません。

ですので、今回の大阪北部の震源となった地下の様子なんて誰にもわからないのです。気

象庁の専門家の方も地下の断層の様子を聞かれて、答えに困っていましたよね。

ただ、断層なんかは、地殻変動で地表面に現れている所もあり、観察できます。ですの

で、地表で断層があれば、地下内部でも断層はあるだろうと推測はできます。

断層とは

地層が堆積する時は、水に運ばれた土砂が水平に沈殿していきますから、本来、水平層が
できます。
しかし、地震動による強いエネルギーでそれが破断すると、水平方向あるいは垂直方向に
この水平な地層がちぎれて、不連続面ができます。これが断層ですね。
〈画像出典:地質調査総合センター
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断層には、乗っかっている地層がずり落ちた正断層、せり上がっていった逆断層などがあ
ります。
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〈出典:国土地理院
図-3断層運動の変位様式による活断層の基本タイプ
では、活断層と断層の違いは何でしょうか。

活断層と断層の違い

活断層も断層も、「断層」という意味では全く同じですが、活断層の方は「断層」のう

ち、特に数十万年前以降に繰り返し活動し、将来も活動すると考えられている断層のことです。

現在、日本では2千以上の「活断層」が見つかっていますが、地下に隠れていて地表では見

られない「活断層」もたくさんあります。

 活断層は、断層運動の変位様式によって下の4つの基本タイプに整理できます。
図-3断層運動の変位様式による活断層の基本タイプ

まとめ

地下深くの活断層がどう動いたのか、今回の大阪北部地震の震源となった活断層が付近の

活断層と、どう影響を及ぼし合うかは、よくわからないのが実情のようです。

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