「大食い番組」はいただけない。大食い選手権参加者の嘔吐と健康

「大食い」番組を、テレビ局はなんで製作するんですかね。

私的には、出演者が何人前を平らげようとも、すごいとも思わないし、感心もしません。

それよりも、大食いレース後半になって、出演者が苦しみながら食べ物を口に入れる様子はもう見ていられないです。

食べ物は美味しくいただくことで食事の意義もあると思うのですが、もう胃袋は受付けないのに、苦悩の表情で無理やり食べ物を口に入れている姿は、もう人間のすることではないと思うね。

そんな姿を見て笑っているMCや他のゲスト出演者もどうかと思います。(まあ、仕事だから仕方がないんでしょうが)

「大食い選手権」に出場する選手を「フードファイター」と言うらしいけど、一体、何と戦っているのでしょうか。「食べ物と戦う人?」

選手は出演料をもらえるのでしょうが、他人と食べる量を競うなんて、本来、コンペにはふさわしくない内容だと思いますね。

それに何といっても腹立たしいのは、程度の低いプロデューサーが、「大食いショウ」を見せれば、視聴率を稼げるだろうと、視聴者をなめてかかっていることです。

お笑いで、「どつき」「ケツだし」「はだか見せ」をして、程度の低い笑いを誘うようなものです。

さて、文句はこれくらいにして、本題の「フードファイター」の皆さんの身体のこと、健康のことです。

「大食いショー」では多少、無理もしているんでしょうが、それにしても一度に20人前とか、10kgを超える食べ物を胃袋に入れるのは異常なことです。

異常なことができるということは、身体の感覚が異常になっているという証拠だと思います。

なぜなら、限度を越せば、人間には嘔吐という防衛反応が起こります。

大食い関係ブログを調べてみると、大食い選手権では実際に収録場面以外では、嘔吐を繰り返しているようです。

女性フードファイターの事を正確に言えば、

①録画中は何とか、嘔吐せずに持ちこたえることができる。

②10kg以上の食べ物を取り合えず、嘔吐せずに胃袋に入れることができる人

と定義していいでしょう。

2mを超える巨漢の力士ならいざしらず、1時間以内に10kg以上の食べ物を口に入れて、それをそのまま正常に消化できる小柄の女性など、いるわけがありません。

その証拠に、収録が終われば、フードファイターは皆、胃袋にたまっている食べ物を吐き出しています。当然のことです。

もし、吐き出さないとすれば、食べ物を未消化のまま、排泄するしかありません。言わば、下痢状態です。

人間の消化管に入った食べ物は、健康であれば、胃酸や消化酵素で分解され、最後はブドウ糖やアミノ酸になります。ですので、食べた分だけ身につくはずです。

こう考えると、食べても太らないというのは嘘ということになります。大食いしても太らないのは、後で嘔吐しているか、未消化のまま排便しているかのどちらかでしょう。

下痢もしないのに、未消化のまま排便しているとしたら、消化酵素の分泌異常ということになりますし、いずれにせよ、不健康なことです。

このように考えると、フードファイターなる人々には、どうも健康的なイメージがしないんですね。ですので、フードファイターの能力なるものは、単にしばらくの間(テレビ収録の間)だけ、無理に胃袋に食べ物を詰め込むことができるだけということになります。

フードファイターの中には、試合当日に向けて、食べる量を増やしていき、体を大食いに慣れさせていく人もあります。いわば、トレーニングですね。
人間の胃袋は非常に柔軟性のある臓器です。毎日、食べる量を増やしていけば、だんだんとそれに慣れていきますので、トレーニングの効果はあるはずです。

こうした意味では、普通の人より、大食いの人がいても不思議ではありませんが、大食い選手権で15kgを超えるような食べ物を胃袋に入れるのは異常なことで、収録後に嘔吐することを考えると、摂食障害に近いものを感じます。

実際、大食い選手権に出場した人の多くは摂食障害のようです。

次は、摂食障害の元フードファイターのブログ『大食い フードファイターの裏側~摂食障害に病んで~』の引用です。

一応・・・

ブログのテーマの一つでもある「大食いの裏側」についても、

思うところや質問への回答は、出来る限りしておきます。
トップレベルともなると、体調の管理もさることながら、心理的な面での強さも必要になります。
ただ、私のように、「過食嘔吐」というバックグランドを持つ人間の場合、

メンタル面での弱さが懸念されるかもしれません。

そもそも、過食嘔吐という摂食障害の一症状を持つに至った理由は、

やはり精神面での病的な落ち込みであったり、トラウマ、ハプニングであったりするわけで。

また、今のご時世、ダイエット神話たるものが幅を利かせ、

男女関わらず、痩せへの異常な執着心やこだわりが人の心に影響を与えやすいという土壌もあるわけで。

・・・・(略)

チョット行って来ます!

そのひがきたら、帰って来ます。行って来ます。皆。アリガトウ。

筆者の元フードファイターは、上記のブログを最後にブログ更新が止まっています。

また帰ってくる日を信じて、ブログは消去せずに残しておくとのコメントがありました。

以来、6年の歳月が経っていますが、彼女はまだ摂食障害から回復していないのでしょうか。

6年もほったらかしのブログが、上位にヒットしてくるというのは、社会の需要があるということではないでしょうか。

早く元気になって、摂食障害に関心のある皆さんを勇気づけてほしいと思います。

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