高樹沙耶被告、初公判で所持を否認!大麻取締法、使用と所持の違い?

本日の初公判で、高樹沙耶被告は大麻の使用を認めましたが、大麻所持は否認し、自宅にあった大麻も自分のものではないと主張しました。

同居人の会社役員森山繁成被告(58)も「ここにあった大麻は全て私のものだ」と述べて、高樹沙耶との共同所持を否定しました。所持について、責任を自分一人でかぶり、高樹被告を守る気持ちなんでしょう。

 でも、そもそも、高樹被告の占有、所有下にある自宅で見つかった大麻ですから、高樹被告が大麻は所持していないと言っても、苦しい言い訳のように思います。

「大麻、私のものではない」 高樹沙耶被告、初公判で所持否認
琉球新報 1/23(月) 10:17配信

石垣市の自宅に大麻55・612グラムを隠し持っていたとして大麻取締法違反(所持)の罪に問われた元女優の高樹沙耶(本名益戸育江)被告(53)ら2人の初公判が23日午前、那覇地裁(潮海二郎裁判長)で開かれた。高樹被告は「みだりに所持していたという部分が違う。また大麻は私のものではない」として否認した。
高樹被告と同居していて共に起訴された会社役員森山繁成被告(58)も「ここにあった大麻は全て私のものだ」と述べ、共同所持を否定した。

高樹被告らは石垣市内の自宅に大麻を隠し持っていたとして、昨年10月25日に厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕されていた。

ところで、この「大麻取締法」は、ちょっとわかりにくいというか、ちゃんとしていない法律のように思います。

大麻の使用(吸引等)はOKだけど、所持や譲り渡し、譲り受けが処罰対象だというのです。

普通、大麻を使用(吸引したり、食べたり)するためには、譲り受けしないとだめだし、吸引するときは、大麻を手で持ちますよね。
これって、まさに手に「所持」していることに他ならないと思うんですが。

・・・「訳わからん!」((+_+))

大体、所持や譲り渡し・譲り受けを処罰するなら、なぜ、肝心の大麻使用を処罰しないのでしょうか。
条文には真っ先に、「大麻使用を罰する」と書いておくべきだと思うのですが。

そのあたりの事情は、『シェアしたくなる法律相談』で、山口 政貴弁護士が次のように述べています。

不思議な大麻取締法 所持はアウトで使用はOK…なぜ?
2014年6月26日 山口 政貴

・・・・(略)
■なぜこうなったのか

さて、一番禁止する必要がありそうな大麻の「使用」について、大麻取締法ではなぜ禁止されていないのでしょうか。

これは様々な理由があるようなのですが、理由の一つとしては、大麻草の栽培や利用が古くから一般に行われてきたからではないかと言われています。

例えば、七味唐辛子に入っている麻の実は、元をたどれば大麻草から取れたものです。神社にあるしめ縄の原材料の麻も大麻草の茎から作られています。もちろん大麻草の実や茎には陶酔成分はなく、陶酔成分があるのは葉や花ですので、七味唐辛子を食べても全く健康には問題ありません。

このように、大麻草の葉や花以外は古くから様々な用途で利用されており、そのため、微量な葉の粉末等を栽培者が吸引してしまう可能性があります。その時に大麻の「使用」で全て罰することになってしまうため、あえて「使用」については罰則から削除したというのが理由の一つだそうです。

大麻に関してはたばこより害が少ないとして、大麻の所持等を合法化すべきであるという意見も存在しますし、実際、海外では大麻の所持を合法としている国もあります。ただ、日本ではまだ大麻所持のコンセンサスは得られていないようです。

いろいろ述べましたが、いくら大麻の使用が合法であると言っても、大麻の所持、譲り渡し、譲り受けはれっきとした犯罪ですので、絶対にしてはいけません。十分にご注意ください。

いずれにせよ、大麻使用を認めておいて、所持はしていなかったと言い張るのは、結構、無理なことではあります。

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