後を絶たない子供の虐待。虐待する親の 心はどうなっているの?

子供の虐待事件が後を絶ちません。

今度は5歳女児が父親の日常的な虐待の結果、亡くなりました。

まだ、水温も低いこの時期、風呂場でシャワーの水をかけた後、拳で殴ったというので

す。【<5歳女児死亡>逮捕の父「暴行前に水のシャワー」 3/4(日) 20:19配信 毎日新聞】

父親の暴行で亡くなったのは、東京、目黒区の船戸結愛(ゆあ)ちゃん5歳。

船戸結愛ちゃんは、今年1月まで住んでいた香川県善通寺市で、2016年12月に、長

時間、屋外に放置されており、その際、児童相談所に虐待の疑いがあるとして、一時保護

されていました。

この時のことを児童福祉行政は残念ながら、引き継いでいくことができなかったのです

ね。

5歳の女の子といえば可愛い盛りだと思うのですが、そんな我が子の顔面を拳で殴るとは

父親の心理はどんな状態なんでしょうか。

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虐待親の心

2017年12月に『児童虐待から考える 社会は家族に何を強いてきたか』(朝日新聞出版)

を上梓したフリーのルポライター・杉山春さんは、子供を虐待する親は「やることがとん

ちんかんで思い込みが強い」と語っています。

『育児に「一生懸命だった」親がなぜ「児童虐待」に向かうのか、杉山春さんが見た共通点 弁護士ドットコム更新日:2018/02/12』

「やることがとんちんかん」とは、平たく言えば、親の能力が低いので、やるべきことが

できていない一方で、してはいけないことをやってしまうということです。

まさに「とんちんかん」です。

しかし、能力が低くて「とんちんかん」であっても、誰しも自尊心はありますので、自分

の弱みを他人に見せたくはありません。

能力が低いと、他人や社会とのコミュニケーション能力が低くなりますので、自分たちが

困っている状況を他人に伝えることができずに、どうしても自分たちだけで抱え込むこと

になります。

虐待親たちは意識的に自分たちだけで解決しようと抱え込んでいるのではなく、結果とし

て社会から孤立してしまうのです。

福祉行政の支援を受けようと思えば、市役所に出向き、家庭の状況をきちんと説明し、各

種申請用紙にも記入をしなければなりません。

学校においても、経済的に困難な家庭には各種の支援がありますが、本当に貧しい家

庭は申請してくる気力と能力を持っていないことが多かったです。

ですので、支援を受けるために申請してくる家庭は、学校や市役所からの案内を理解し

て、申請書に記入できる能力を持った親たちです。

本当に貧しい家庭は、学校や市役所の方から手を差し伸べないと、申請すらできないこと

が多いですね。

貧困も関係

能力(学力だけではありません)が低いと、高収入を得られる仕事にはつきにくいので、

一般的に低収入であり、貧困を抱え込んでいます。

能力が低く、貧困を抱え、翌日はまた下働きに出ていかなければならない親にとって、狭

いアパートの一室で泣き叫ぶ子供はどのようにうつるのでしょうか。

でも、世の中には、貧しくとも、能力が低くとも、幸せな家庭を築いている人は大勢い

て、それが多数派です。

虐待する親が増えているとはいえ、ほんの少数です。

ではなぜ、虐待親が生まれてくるのでしょうか。

よくいわれているのは、虐待する親自身も、子供のときに虐待されて育っているというこ

とです。

そうなら、庶民の生活レベルがどんどん低下して貧困が広がっている現在は、虐待親がま

すます増えてくる状況にあるのかもしれません。

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