今日、TOKIOの長瀬智也、国分太一、城島茂、松岡昌宏が、山口達也の強制わいせつ
事件について記者会見を開きましたが、みんな黒のスーツに黒ネクタイでこわばった顔。
まるで、お葬式の様でした。
また、リーダーの城島が「申し訳ありません」と4人で深く頭を下げましたが、まるで自
分らが強制わいせつを働いたかのような雰囲気。
ちょっと違和感を感じましたね。
情緒的に過ぎるTOKIOの記者会見
まあ、メンバーの一員が破廉恥罪を働いたんだから、レインボーのネクタイをしめてチャ
ラチャラするわけにはいかないけど、強制わいせつをした山口達也はれっきとした46歳
にもなっている大人ですよ。
TOKIOの他のメンバーは、山口達也の保護者じゃないんだから、四六時中、メンバーの個
人的な行動なんか監視もできないし、コントロールもできません。
なので、「メンバーの山口達也が犯罪を犯して申し訳ない。自分達が山口にもっと寄り添
ってやれたらよかった」と謝るしかないと思うんですけど。
悪いのは山口達也
山口達也が女子高生に強制的にキスをしたのは悪事に決まっているけど、それはTOKI
Oのせいなの?。違いますよね。
仮にTOKIOのせいだとしたら、TOKIOというグループは、いつ誰が性犯罪を犯し
ても不思議でないようないい加減な雰囲気と価値観を持っているグループということにな
ってしまいます。
でも、そんなことはないですよね。他のメンバー4人は一所懸命、真面目にやっていたん
ですから。
まあ、TOKIOのメンバーとして、山口達也の犯罪を防いだり、彼の悩みに寄り添えな
かったという自責の念からなんでしょうが、もうちょっと、山口達也と自分たちの立場を
区別して記者会見すべきだったように思います。
連帯責任ではない
山口達也の強制わいせつの第1報が伝わってきたとき、TOKIOは「連帯責任だ」と言いま
したが、この発言にもやっぱり違和感を持ちました。
「連帯責任がある」ということは、連帯して責任を追わねばならないようなこと、すなわ
ち強制わいせつの共同正犯か幇助犯かということになってしまいます。
山口達也のために何かしてやれなかったのかという、メンバーの優しい気持ちはわかるけ
ど、「連帯責任」という言葉はなんか馴染めません。
残ったTOKIOのメンバーには、このあと頑張って、活躍してほしいですね。
山口達也の退職願を城島が預かっているということですが、本来、提出先はジャニーズ事
務所でしょ。
「預かりおく」かどうかは、ジャニーズ事務所の責任者のすること。
レポーターの質問がよくなかった
今回、山口達也がなぜ辞表を提出したのかという質問をレポーターがしていましたが、
考えてみれば、山口達也の記者会見の時のレポーターの質問が良くなかったですね。
山口に、「TOKIOに残りたいと思っているか」みたいな質問をしてしまったものだか
ら、山口は正直に「許されるものならTOKIOでやっていきたい」なんて答えてしまったの
です。
それを「甘い」とマスコミから一斉に叩かれて、今日の辞表提出になってしまったので
す。
確かに甘いんだけど、いきなりそんな質問をされたら、山口だって緊張している中で言葉
を選べなかったと思うんですよね。
今回の強制わいせつ事件で、悪いのは山口達也です。それ以上でもそれ以下でもない。
「そもそも、未成年の女子高生を自宅に呼ぶなよ。愚か者!」と叱ってやりたいです。
それから、被害者バッシングをしないでほしい、してはいけないと盛んに訴えていまし
たが、そのとおりです。
でも、事件が起きた以上、加害者、被害者について客観的に論じることは止むを得ないこ
とだと思うんです。
この事件の全体を見て客観的に判断するなら、悪いのは山口達也です。
同時に、未成年の女子高生だけを夜の8時に男性の個人宅に行かせるのは、母親の方にど
んな考え・どんな事情があったのかわかりませんが、親として大間違いだと思います。
だから山口達也は悪くないなんてことには決してなりませんよ。
山口達也のやったことは厳然たる犯罪で、被害者の事情によって軽くなるものでは決して
ありません。
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