先ほど、『日大アメフト部監督は暴力を選手のせいにしても自分の責任は免れない』を投
稿しましたが、やっと内田監督が関学に謝罪に出向くとのニュースが出ました。
謝罪は言われてからしても被害者に伝わらない
でも、この謝罪に出向くというニュースを聞いても私はやっぱり、釈然としないんですよ
ね。
周囲から散々、言われているのに雲隠れしたままというのは、謝罪する意思がないという
ことでしょう。
それを今になって謝罪の用意があるみたいなことを言われても、誰も信用できません。
記事には『負傷選手と保護者にも』とあるけど、 まずは負傷選手と保護者にその場で、あ
るいは即日、謝罪すべきでしょう。
関学の司令塔選手(QB)を怪我をさせることを内田監督が命じたことこそ、この事件の
本質です。その事を日大側が認識し、謝罪をしない限りこの問題は解決しないように思い
ます。
◇時期は「できるだけ早く」 負傷選手と保護者にも謝罪の意向
アメリカンフットボールの日大-関西学院大定期戦(6日、東京・アミノバイタルフィールド)で日大守備選手が反則行為を重ねた問題で、日大は17日、アメフット部の加藤直人部長名で談話を発表し、内田正人監督らが関学大を訪問して謝罪する考えを明らかにした。
日大によると、訪問するのは内田監督、加藤部長だという。時期については、関学大と調整しており「できるだけ早く」と説明している。関学大アメフット部のほか、日大の守備選手の悪質なタックルで負傷した関学大の選手と保護者にも謝罪の意向も示している。
〈出典:<アメフット>日大の内田監督と部長が関学大訪問し謝罪へ 5/17(木) 21:39配信 毎日新聞〉
次は、『日本大学保健体育審議会アメリカンフットボール部 部長 加藤直人』名義のコ
メント全文です。
日本大学アメリカンフットボール部の定期戦における反則行為について
平成30年5月6日に行われました定期戦において発生した弊部選手の反則行為について、現状をご報告いたします。
まず、第一に、今回負傷された関西学院大学アメリカンフットボール部選手並びに保護者の方にお見舞い申し上げますとともに心より謝罪いたします。そして、一日も早い回復をお祈り申し上げます。また、ご迷惑をおかけしました関西学院大学アメリカンフットボール部関係者の皆様にも併せて深くお詫(わ)び申し上げます。
・・・(略)
日本大学保健体育審議会アメリカンフットボール部 部長 加藤直人
〈出典:日大アメフット部発表のコメント全文毎日新聞2018年5月17日 21時34分〉
コメント中の『今回、指導者による指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)が起きてい
たことが問題の本質と認識しており、・・・』の部分はトカゲの尻尾切り。
「乖離が起きていたって?」
そんなわけ無いでしょ!
内田監督は日大内部では大きな権力を持っている。日大の常務理事、保健体育事務局長、
人事部長を兼務という肩書をみれば、なるほどとうなずけます。
内田監督の人物略歴
埼玉県出身。
日大で常務理事、保健体育事務局長、人事部長を兼務。長男と次男は「ア
メフットに興味ない」
〈出典:毎日新聞2017年12月18日 東京朝刊〉
家族が怒るのも無理はありません。
鳥内秀晃監督は公の場に出てこない内田監督について「日大の中でも地位の高いところにおられる方なので、会見して一言謝るものなのでは」と話し「同じ指導者として受け入れられない」と怒りをあらわにした。
負傷したQBは右膝軟骨損傷で全治3週間、第2、第3腰椎棘間(きょくかん)靱帯損傷」と診断されている。
〈出典:日大の悪質タックルで関学大会見、小野ディレクター「家族は激しく憤っている」5/17(木) 16:52配信〉
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